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Sword World RPG OnlineSessionReplay
バレンタインには D・C・M

奇怪なるカップリング

GM : 舞台は再びベルダインです。前回の事件から3ヶ月。君たちはそれぞれなりにこの街になじんできています。

エルールなじむ、なじむぞー!

GM : DIOが・・・!

ウィル : 最高に 「HI」 ってやつだぁー!

GM : ではスネイル。

スネイル : なんでしょう?

GM : スネイルはファリス神殿に通いつつ、冒険もこなすという生活を送っています。

スネイル : ういうい。バレス君について、延々としつこいぐらいに懺悔しまくってます(笑)。

GM : ジャージスは通常の勤務とは別に、無償でファリスの未熟な神官戦士たちを訓練しています。スネイルは教える側として、それに加わることも出来ますが、どうしますか?

スネイル : えーと、訓練内容によります。教義を教えるor戦闘技術を教えるなら喜んで加わりますが、神聖魔法は教えることができません(笑)。

ウィル : レベルが4なのに、教えれないって・・・(笑)。

スネイル : 「<キュアー・ウーンズ>? うん、そりゃアレじゃ、ほれ・・・ファリス様にお願いして、傷を治すんじゃよ。・・・お願いの仕方? うーん、そりゃ気合いじゃなぁ。」 とか、しどろもどろ(笑)。

GM : ジャージスが教えるのは戦闘訓練です。

エルール : ファイター技能も持ってるのね。さすが、ジャージスさん。

GM : エルールの評価した感じ、ジャージスは5−5の神官戦士です。

スネイル : では要請があれば、喜んで参加しましょう。

GM : と言うわけで、スネイルは暇なときに、ジャージスが無償で行っている若き神官戦士たちの訓練に付き合っています。
   最初の頃はジャージス目当てにエルールも顔を出していましたが、あまりにも暇なために今はもう興味がないようです(笑)。

スネイル : 「馬鹿者ー! モールの握り方がなっとらーん!!

訓練生 (NPC) : 「せ、先生、ボクはモールじゃなくて剣がいいんですが・・・」

スネイル : 「なにー! ファリスの攻撃といえば『鉄槌』に決まっておろうが!」

GM : さて、そんな感じの日々を送っていたのですが、今日、久しぶりにスネイルが顔を出すと、例え短時間でも毎日行われていた訓練が行われていません。

スネイル : 「おや? 今日は何か行事でもあったかのう?」

訓練生 (NPC) : 「実は、もう2日間も続けて訓練がないんです。」

スネイル : 「ぬ? 神殿で、何か起きておるのか?」

訓練生 (NPC) : 「いえ、きっと私生活が忙しいのでしょう。今日も勤務時間が終わると同時に帰られたようですし。」

GM : スネイルの知る限り、彼は毎日神殿で寝泊りし、見回り・事件調査・資料整理・剣術訓練など、時間の限り神殿に奉仕していたはずです。

スネイル : 「そうか。まあ、色々とおありなのじゃろうな。まあ良いわ、久しぶりに懺悔してくるとしよう。」


GM : さて、それではエルール。

エルール : はいな。

GM : エルールはこの数ヶ月間のうちに、幾人か仲の良い友人ができました。その一人が、今いるカフェで目の前に座っている人気の踊り子、エルフのジェシカです。清楚な外見に似合わず男癖の悪い女で、常に何人かの男をはべらせています。女同士では割と寛大で、友情に厚い面も持っています。

エルール : ふむふむ。

GM : 彼女と、盗賊ギルドのアリニア辺りが、ちょくちょく顔をあわせては無駄話などをする友人です。朝のこの時間には大体ジェシカはこのカフェで朝食を取っています。
   それと、大切な物もできました。

エルール : 恋人のジャージスさん?

GM : 日がな一日、ジャージスのところに通っては贈り物を(半ば無理矢理)渡していたところ、ある日ジャージスから「お返しです。」と、馬を象った銀のブローチを貰いました。

エルール : ほうほう。

GM : 一緒に 「ファリスのありがたいデラックス聖書・改訂版」 も渡されましたが。

エルール : それは謹んで遠慮させていただきます。

GM : そんな感じで、依頼の入っているとき以外は大体彼女らを含めた3〜4人で遊ぶか、もしくはジャージスのところに遊びに行くかがもっぱらの日課といったところです。

エルール : はいはい。

GM : 最近、ジェシカは新たに男が増えたようで上機嫌です。

ジェシカ (NPC) : 「今度の新顔はもうさいっこうなのよ。」

エルール : 「へぇ、どんな男なの?」

ジェシカ (NPC) : 「アレもコレも、お願いすれば何だって(多分借金して)買ってくれるのよ。ちょっと煽てれば簡単に騙されちゃって。チョロイもんよ。」

ウィル・・・・・・

エルール : 「どこにでもいるわよね、そういう男って。」

ジェシカ (NPC) : 「いや〜、尽くされるって、気持ちイイわ〜。」

GM : と、ジェシカはニコニコしながら、美味しいと有名なチーズケーキを出します。エルールの大好物です。

ジェシカ (NPC) : 「これ、貰ったの。良かったら二人で食べよう。」

エルール : 「あら、嬉しい。ありがとね。」

GM : と、そこそこに楽しい時間が流れているところに、盗賊のアリニアが走りこんできます。

アリニア (NPC) : 「大ニュース! 大ニュース!」

エルール : 「うん? どうしたの、アリニア。」

GM : 息を切らせて駆け込んできたアリニアはジェシカの紅茶を奪って飲み干すと、漸く息を整えます。

アリニア (NPC) : 「凄い情報が入ってきたよ。2人とも、驚かないでよね・・・?」 と、意味深にエルールを見つめます。

エルール : 「だから早く聞かせてよ!」

アリニア (NPC) : 「ジャン! 目撃! ジャージスに熱愛恋人発覚!

エルール : 「なっ、なっ、なんですってぇえぇぇぇ!!

アリニア (NPC) : 「さっきね、同じファリスの聖衣を着た女性と、腕を組んで仲睦まじく歩いているのを見たって情報が入ったのさ。アタシもびっくりして、思わず店番頼んで来ちゃったよ。」

GM : と、心配そうな視線をエルールに送ります。

アリニア (NPC) : 「アンタ、大丈夫かい? 早めに知らせておいた方がいいと思ったんだけど・・・・・・」

エルール : 「・・・・・・」 真っ白に燃え尽きます。

GM : エルールの手の中では、輝きを失ったブローチがくすんだ光を放っています。


GM : さて、ではシーンも変わって “ファスの銀の粉雪” 亭。ウィルです。

ウィル : はいはい。

GM : ウィルはその後、リサとはそれなりに親しいながらも大した進展もなく、他の娘にちょっかいを出しては、二股三股がバレてフラれ際にカボチャを口に詰め込まれたりと、気楽な日々を送っています。
   そんな日々を送っていていいですか?

エルール : で、ジェシカと出会って貢ぎ中?

ウィル : いいですよ(笑)。「君と俺との関係は、このカボチャ(ワイン)のように甘いぜ・・・・・・

ナオン (NPC) : 「まっ! 失礼ね! 私がカボチャですって!?」 (バシーン!)

突如沸いたおっさん (エルール) : 「ナオンじゃよー!

ダスカ : ナオンってだれですか? 新キャラ?

ウィル : う〜む。ナオンとは女の人の俗称ですかね(笑)。

エルールジーク・ナオン!

ダスカ : じ、ジーク・ナオンって(笑)。

突如沸いたおっさん (ウィル) : 「待つんじゃよ〜!!」(ピーポーピーポー・・・)

ナオン (NPC) : 「なにこのオッサン! あ、あの噂の変態貴族ね!」 おっさんをも殴り倒して去る女性

突如沸いたおっさん (エルール) : 「ぎゃひーっ、違うんじゃよー。」

GM : そこに、ナオンと入れ替わりでエールを手にしたドニーが入ってきます。

エルール誰でしたっけ。

スネイル本気で酷い扱いだな(笑)。

冒険者ドニー (NPC) : 「ようウィル。そっちは最近どうよ。楽しくやってる?」

ウィル : 「ん〜。見ての通り。ボチボチってとこさ。」 トンボ学生服を着ながら。

冒険者ドニー (NPC) : 「俺はもう日々が最高だぜ。目覚めたよ。これからは色気たっぷりのお姉さんだ。」

ダスカ : こいつが被害者か〜。

ウィル : 「(お前だったのか・・・)へぇ、どんな娘よ?」

冒険者ドニー (NPC) : 「実はなオンナスキー。俺ってば今、あの人気絶頂の踊り子ジェシカと付き合ってんだよ!

ウィル : 「誰がオンナスキーだ! いいから黙って飯を食え! って、あのエルフの?」

冒険者ドニー (NPC) : 「そうそうそれそれ。何ていうの? あいつ、俺の男の魅力にベタボレ? 愛されちゃって愛されちゃってさ〜まいったよ〜(デレデレ)」

GM : 差し出されたカツを食べながら、ドニーはご満悦です。

ダスカドニー・・・・・・(泣)。

スネイル : テーブルの上には、いつの間にか卓上用蛍光灯が登場してたりして(笑)。

ダスカ : 刑事ドラマですかい。

ウィル : 「はん。まぁ、俺からの忠告だ。人間以外には手を出さないほうがいいぜ? 他の奴らは強かだからなぁ〜」 MNO代表が言うから、間違いない(笑)。

冒険者ドニー (NPC) : 「ふふん。お前も他種族の魅力に気づく日がいつかくるさ。・・・・・・でさ、悪いんだけど・・・100ガメル貸してくれない?

ウィル : 「って、金借りに来たのかよ!? まぁ、別にいいけど・・・人から金借りて貢ぐようになったら、お仕舞いだぜ?」

冒険者ドニー (NPC) : 「え? や、やだなぁ。違うって。今日デートなんだけど、こいつぁうっかり! 知り合いに金貸しちゃってさぁ。そいつ、仕事でしばらく帰ってこないんだよ。それで間が悪く金がないんだ。」

ウィル : 「・・・・・・ま、そういうことにしといてやるよ。」 と言って、腰から一袋ドニーに渡します。

冒険者ドニー (NPC) : 「いやーありがと。最近評判のカフェがあるじゃねぇか。そこに誘おうと思ってね。これ、ポイント高いだろ。」

ウィル : 「まぁな。けど、あまり流行に乗りすぎると、相手に気づかれるから気をつけろよ。」

冒険者ドニー (NPC) : 「・・・・・・と、当然だな。任せておけ!(?)」

GM : と、ドニーは足早に去って行きました。

ウィル : 「はぁ・・・面倒くせ〜・・・」 ボソッと言います。トンカツを食いながら(笑)。

GM : そこにリサが近づいてきます。

リサ (NPC) : 「大丈夫かなあの人。・・・今、流行のカフェといえばきっとあそこね。“バレンタイン・カフェ” だわ。ジェシカさんほどの人ならすでに何度か行ってんじゃないかなとも思うけど。」

ウィル : 「多分、大丈夫じゃないだろうねぇ。・・・・・・そ・れ・よ・り・も、俺たちもそのカフェに行ってみない!?」

リサ (NPC) : 「うーん・・・。なんでも、すっごく美味しいチョコレートケーキをはじめ、色々なチョコレートがあるって評判なのよ。わたしも一度でいいから食べてみたいんだけど・・・。そんな贅沢できるお金なんてないわよ。」

ウィル : 「もちろん俺が出すぜ! この前のお詫びも兼ねてね。」

エルール : ウィルにチャンスが?

エレン : おお、ウィルにとうとうフラグが(笑)。

ダスカ : がんばれウィル(笑)。

リサ (NPC) : 「えっ? それ、ウィルさんがご馳走してくれるの? じゃあ、今度お休みがもらえたら連れてってね(喜)」

ウィル : 「えぇ〜。今すぐ行こうぜ〜・・・」 と拗ねて母性本能をくすぐる方向で(笑)。

フィンケル (NPC) : 「おーい、リサ! 油売ってないで働け!」

リサ (NPC) : 「・・・・・・はーい。じゃあ、時間ができたら声かけるから、よろしくね。」

ウィル : 「あ〜い・・・」 と気の抜けた返事で。


GM : では、翌日。何らかの理由で街を歩いている人はいますか?

ダスカ : 朝の散歩でもさせてください。

ウィル : リサとの約束は取り付けたので、しばらくナンパはパスですから・・・外にはいません(をい

エルール : エルールは真実を突き止めようとジャージスさんを尾行します。

エレン : えーと、恐らくエレンがライトクロスボウを買いに行きます。

スネイル : 普通にファリス神殿に出掛けてます。

GM : では、散歩帰りのダスカと出かけのエレンはばったりと会います。

エレン : 「あら、ダスカくん。お散歩ですかぁ?」

ダスカ : 「はい、そうですが、え、エレンさんは、何か用でもあるんですか?」

エレン : 「んーと、ライトクロスボウを買いに行こうと思って・・・ほら、魔法が使えない状態でも、皆の役に立てるから。」

男の声 (NPC) : (突如)「バカヤロー!

エレン : 「ば、バカにされた!?」

ダスカ : 「ん?」 声のほうを見ます

GM : と、近くの民家から喧騒の声が聞こえきます。どうやら、痴話喧嘩のようです。

女の声 (NPC) : 「あんた! いつまでそんなヒモみたいなことやってんの! いい加減働きなよ!

男の声 (NPC) : 「うるせぇ! いつ働こうが俺の勝手じゃあねぇか!

エレン : 「ダスカくん。行って見ましょうかぁ?」

ダスカ : 「そ、そうですね。」

スネイル : むぅ、その場に居たらモールで扉突き破って乱入するのに(笑)。

エレン : それは、いくら何でも止めます(笑)。

スネイル : エレンの筋力で止められますかね?(笑)。

女の罵声 (NPC) : 「女に養われて、プライドってもんがないの!? このロクデナシ! クズ! 生ゴミ! 38にもなって情けない!

男の絶叫 (NPC) : 「歳のことはいうんじゃあねぇぇぇッッ!! それが亭主に向かって使う口の利き方か! ええコラァ!

ウィル38はキツいよなぁ・・・。

エルール : やけにリアルな夫婦ですね。

女の悲鳴 (NPC) : 「ギャー! やめなさいよ! 暴力はやめなさいよ!

エレン : 「あらあら、ダスカくん。早く止めたほうがいいみたいねぇ。」

ダスカ : 「た、たしかに、止めたほうが良さそうですね。」

エレン : というわけで、暴力沙汰はまずいので、民家の窓から中をのぞきます。必要があれば <スリープ・クラウド> を打ち込みます。

ダスカ : <シェイド> 準備。

GM : では、覗いたのなら女が男にコブラツイストをかけています。完全にキマっています。

エレンか、完全に決まったコブラは、返すことは不可能だ!?

男 (NPC) : 「イタッ!? イタイタイテェェ! ギブ、ギブ〜!!

女 (NPC) : 「ファイター持ちのあたしに、すっぴんのあんたがかなうと思ってんの!?

ウィル : すっぴん・・・そりゃ、職がないわけだ(笑)。

ダスカ : 「エレンさん、み、見なかったことにしましょうか?」

エレン : 「た、たぶん、色々な愛の形があるんですねぇ・・・」

GM : そのやり取りを覗いていると、同じく覗いていた老人がボソリと呟きます。

老人 (NPC) : 「クランクさんところはなぁ。ありゃあダメだ。旦那のバルがろくでなしで、ミラはもう愛想を尽かしておる。冷え切っちょるな。」

ダスカ : 「は、はぁ〜・・・と、ところであなたは誰ですか?」

エレン : とりあえず中に入って、男に確認。「GIVE UP?」(笑)。

バル (NPC) : 「ン! ンンン! (ミラの膝をバンバンバン!)ギブギブ!」

エレン : じゃあ、台所からフライパンを持ってきてカンカン鳴らします(笑)。

ミラ (NPC) : 「ふん。あんたとの付き合いもこれまでね。別れましょう。」

バル (NPC) : 「そ、そんな〜。イテテテ・・・」

エレン : じゃあ、周りの空気を読まず、ミラの片手を高々と掲げます(笑)。「WINNER ミラ!!」(3分21秒 毒蛇式アバラ折)

GM : すると老人もヨロヨロと立ち去っていきます。


GM : では、夕方です。エルールが張っていると、ジャージスが神殿から出てきます。

エルール : では、尾行開始。

GM : 一緒に女性が出てきました。なんと手を繋いでいます。

エルール : うぬぅ。その女性に見覚えはありますか?

GM : エルールなら記憶していそうですね。ファリスの神官です。神殿内ですれ違ったことがありますが、その程度です。

エルール : 名前は知らない?

GM : あ、ジャージスに好意を持っている一団の1人なので、もう少し知っているかも。名前はフェルチェです。

エルール : あとでアリニアにフェルチェのこと調べてもらおう。

GM : 2ヶ月ほど前に一度、ジャージスに言い寄っているところを目撃しています。当時、ジャージスは素っ気なく断っていました。

エルール : で、尾行の判定ですか?

GM : では、『シーフLV+敏捷度B』 で判定してください。

エルール2D6 → 2 + 4 + (9) = 15

ジャージス (NPC)2D6 → 3 + 4 + (5) = 12

フェルチェ (NPC)2D6 → 3 + 6 + (4) = 13

エルール : こそこそ。

GM : では、2人は楽しげに会話をしながら歩いていきます。どうやら話題は婚姻やらご家族への挨拶についてのようです。

エルールなにーっ!

エレン : うわぁ〜(笑)。

ダスカ : ずいぶん話が早いな〜。

エルール : いつの間にそんなに話が進んでるんだ。

ジャージス (NPC) : 「よし、善は急げです。テキパキと、要領よく手続きを済ませましょう。

スネイル : さすが秩序の神の神官(笑)。

GM : そんな話をしながら、尾行を続けるなら二人はジャージスの家に入ってきました。

エルール : 「家の・・・中に・・・・・・うわぁーん!」 泣いて帰ります。


GM : では、翌日。エルールはいつものカフェで燃え尽きています。今日に限ってジェシカが顔を出しません。

エルール : 「燃え尽きたよ・・・・・・真っ白な灰に・・・・・・」

GM : そこに、アリニアがやってきて着席します。

アリニア (NPC) : 「・・・・・・立つの、立つのよエルール。」

エルール : 「もうあたしはだめよ・・・ボウモアには1日5回エサをやってください・・・・・・

アリニア (NPC) : 「そんなにたくさん餌やって、太らせて食べる気ね? いいから話を聞きなさいな。」

ボウモア (エレン) : ヘックチ!

エルール : 「なによー、もう放っておいてよー。」

アリニア (NPC) : 「ジェシカさー。あいつが最近付き合い悪い理由がわかったよ。どうやら本当に男が出来たみたいだ。知っていた?」

エルール : 「貢いでくれる男の話?」

アリニア (NPC) : 「違う違う。もうその男にベッタリなんだって。あの男に容赦ないジェシカが、デートじゃワリカンなんだって。」

エルール : 「うっそー。そんなの間違いに決まってるじゃない、あのジェシカが。」

アリニア (NPC) : 「なんでも、相手はブランズっていう一般市民のアオビョウタンらしいぜ。」

エルール : 「一般市民? じゃあ、よっぽど顔がいいのかしら?」

アリニア (NPC) : 「顔ねぇ。別段色男ってわけでもなかったけど。おかしいよな、あいつはお金持ちの貴族以外は眼中にないんだと思ってたんだけど。」

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