Sword World RPG OnlineSessionReplay
バレンタインには D・C・M
GM : ひしゃげたロッカーの中から、人の足が見え隠れしています。 ウィル : あ、鍋じゃなくて、ロッカーだった(笑)。 エルール : ネタの2人は放っておいて助けにいきます。 「そこの君! 大丈夫!?」 とロッカーを開けます。 GM : エルールが覗き込むと、中にブランズが押し込まれています。頭から血が流れていますね。 ウィル : とりあえず、ブランズの手当てをしましょう。 ブランズ (NPC) : 「う・・・」 生きてはいるようです。 エルール : スネイルに近付いてスリッパでパコーンとしばきます。 スネイル : 「あてて!」 エルール : 「怪我人よ。アホな事してないでさっさと治してあげて。」 スネイル : 「おおっと。すまぬ。」 <キュアー・ウーンズ> 2D6 → 3 + 3 + (8) = 14 「ファリスよ、奇跡を起こしたまえ!」 回復 8点 ダスカ : 応急処置したほうがいいですよね? スネイル : 毒が抜けてない以上、ちと危険ですよ? ダスカ : 「スネイルさん、ソアックさんと、ケカンさんの解毒もお願いします。」 スネイル : 「うむ・・・一応、試してはみよう・・・」<キュアー・ポイズン> 2D6 → 6 + 4 + (6) = 16 GM : あ、解毒できました。2人の姿は急速に縮み、元の姿に戻ります。 ダスカ : それでは、応急処置開始。 ウィル : 「おう、にゃんこも探さないとな。」 エレン : 「そうだ、ボウモア!?」 GM : 辺りを探しても、ボウモアは見当たりません。 エルール : 「んー・・・」 きょろきょろ辺りを見回して、ゴミ箱を漁ってみます。 エレン : 厨房から外に飛び出します。 店員ヤン (NPC) : 「あ・痛ァッ!」 GM : エレンはヤンと衝突し、互いの鼻血が宙を舞います。 スネイル : あ、本当に鼻血が爆発した(笑)。 ダスカ : どんだけの勢いでぶつかったんだ?(笑)。 エレン : 白いタイツに、大輪の薔薇が(笑)。 スネイル : 制服を汚すでない!(笑)。 店員ヤン (NPC) : 「いてぇ! いてぇよ、兄ちゃん!」 店員ルーク (NPC) : 「日頃の行いだ。それより、これは・・・非道いな。何事だ?」 店員ヤン (NPC) : 「ててて・・・あー! 職場が滅茶苦茶!? しーらーねー!」 スネイル : 兄弟が来たのなら、ずずいと出ていきますか。 「儂はファリス神官のスネイル。おぬしらの店のオーナー、チョコラッタの犯罪行為が明白となった。おぬしらが関与しておったかおらぬか、調べさせてもらう。神殿まで同行願おうか。」 エレン : ヤンの襟首をつかみ、「ボウモア、白猫のボウモア知らない!!?」 ガクガクゆすりながら。 店員ヤン (NPC) : 「し、ししし、シロ!? ちょっとまって落ち着こうぜぃ!?」 店員ルーク (NPC) : 「こいつのことか?」 ルークがピクニック用のバスケットを差し出します。サンドイッチとか入れる奴。 エレン : げぇ〜!? エルール : サンドイッチにされた!? ウィル : 食われるのか・・・。 ダスカ : 食われたのかよ(汗)。 スネイル : そういえばヤンが意味深な伏線台詞を吐いていた!(笑)。 エルール : 「せめてもの供養として、そのサンドイッチ食べさせて頂戴。」 エレン : 「・・・ま、まさか・・・」 バスケットを引った繰ります。 店員ルーク (NPC) : 「・・・・・・」 ひったくられます。 エレン : 中を覗き込む。 GM : 中ではボウモアが寝息を立てています。怪我も手当てしてありますし、綺麗に洗ってもあります。 エレン : 「ボウモア〜〜〜〜っ!!!」 泣きながら抱きしめる。 エルール : ちぇ。 ダスカ : ちぇじゃないでしょ、ちぇじゃ(滝汗)。 エレン : ルークの方を向き直り 「ありがとう、ありがとうございます!!!」 店員ルーク (NPC) : 「ああ、お前のか。ここのゴミ箱に捨ててあったんだが、息があったのでな。手当てしておいた。」 エレン : ルークの手を握り、何度も礼を言います。 店員ヤン (NPC) : 「洗ったのは俺だぜー(笑)」 店員ルーク (NPC) : 「お前は喰おうとしただけ・・・・・・」 店員ヤン (NPC) : 「しーっ!! 馬鹿、兄ちゃん! 頭が湧いたか!」 エルール : 「美味しそうなんだから仕方ないわよね。」 ダスカ : ベルダインって・・・・・・怖い・・・・・・。 エレン : 「ありがとう・・・・・・本当にありがとう・・・・・・」 店員ルーク (NPC) : 「とりあえず。よく分からんが、出頭しろというなら出頭しよう。任意同行だな?」 ウィル : 「そうなるかな〜? あんたらは別に悪そうなことをやってなさそうだし。」 店員ヤン (NPC) : 「兄ちゃん、ありえねーありえねー。こいつら、職場滅茶苦茶にしてんじゃん。着いてったらカイボーされンじゃない?」 スネイル : 「おぬしらが加担しておらぬのなら、すぐさま釈放される。儂がファリスの御名にかけて保証しよう。」 ウィル : 「大丈夫だって! 店長、コロ・・・倒した俺が言うのもアレだけどな(笑)!」 店員ルーク (NPC) : 「彼らはファリスだ。言うことは聞いた方がいい。」 エルール : 「物分りが早い人は好きよ。それによく見るといい男じゃない。」 店員ルーク (NPC) : (真顔)「2巻って、ニカーンって書くとハマーンみたいでステッキーですよね?」 店員ヤン (NPC) : (真顔)「ステッキーですよね。」 店員ルーク (NPC) : (真顔)「ステッキーです。」 エルール : 「前言撤回。馬鹿は嫌い。」 ウィル : 「お前らのセンスに脱帽だ・・・・・・」 スネイル : どっちの台詞だろう(笑)。 ダスカ : そろそろソアック達の応急処置は終りますかね? GM : 応急手当も済みました。意識を戻したソアックが指示します。 ソアック (NPC) : 「うぐ。すまん、油断した。助けられたようだな。」 スネイル : 「ご無事で何よりですじゃ。」 エルール : 「だから離れてって言ったじゃない。危険手当として追加報酬もらうわよ。」 ソアック (NPC) : 「契約書にはないが、善処しよう。」 エルール : 「当たり前でしょ。契約書に狂ったあんた達を倒すなんて書いてないんだから。」 ソアック (NPC) : 「チョコラッタは・・・こいつぁヒデェや・・・・・・」 スネイル : 「すみませぬ、犯人は生け捕りにすることは叶いませんでした・・・・・・」 申し訳なさそうに。 ダスカ : 「は、犯人の確保に失敗して申し訳ございません。」 ウィル : 「♪〜」 エレン : 「これは、当然の報いです。愛の分からぬものに、慈悲は要りません。」 ソアック (NPC) : 「この際、仕方あるまい。死体を回収して、一度神殿に戻る。後は任せてくれ。」 ダスカ : 「りょ、了解しました。」 ウィル : 「任せたよ〜。」 エルール : 「あとはジャージスさんとジェシカを元に戻せば万事解決ね。」 スネイル : 「ここの従業員にも同行を願いましたが、それでよろしいか?」 ソアック (NPC) : 「構わん。任意だが、ついてきてくれるならそうしてくれ。」 スネイル : では同行していただきましょう。 GM : というわけで、一同はファリス神殿に引き返しました。 そして、ファリス神殿では大規模な調査チームを編成。ラーダの研究チームと共に “バレンタイン・カフェ” へと派遣された。 ドーピング・チョコレート・ムースが解析され、【ラブ・パッション】 の成分が含まれていた事、またソアックの証言もあり、今回の “バレンタイン事件” は一応の決着をつけたのだった。 ──そして、よがあけた。 スネイル : ♪ちゃ〜ら〜ら〜ら〜らっちゃっちゃ〜 ダスカ : DQ?(笑)。 スネイル : きのうは よく おやすみ でしたね。 ウィル : きのうは よく おたのしみ でしたね(T風)。 エレン : をいをい(笑)。 大臣 (NPC) : 「てめぇローラ姫様になにしやがった!?」 勇者 (ウィル) : 「ひぃぃぃーー!!」 |
GM : 後日、PCたちはファリス神殿に呼ばれました。 スネイル : 訓練場から、汗ふきふき出てきます。 ソアック (NPC) : 「皆さん、先日はお世話になりました。おかげさまで無事に事件も解決し、ジャージスも合法的に押さえつけて解毒することに成功しました。」 エレン : 「よかったよかった。」 スネイル : 「何よりですじゃ。」 ダスカ : 「そ、それは、良かったですね。」 エルール : 「じゃあ、アタシの事が大好きな元のジャージスさんに戻ったのね。」 ソアック (NPC) : 「ええ、以前の堅物に・・・いや、自分で確認すると宜しいでしょう。」 エルール : 「アタシのジャージスさ〜ん。」 エルールはジャージスさんの所へ行きます。 ウィル : 「え〜っと、ドニーは?」 ソアック (NPC) : 「ドニーさんは現在懺悔室で精神修行中です。まぁ気持ちは分からんでもないですが、街中で光物抜いてしまうのは問題なので(苦笑)。 ああ、そうです。ウィルさんに伝言を預っていますよ。」 ウィル : 「何て?」 ソアック (NPC) : 「『ウィル・・・トイチ』 意味が分からんですよね? 聞き返したら、『いや、これでいいです。』って。」 エレン : ああ、100ガメルか(笑)。 ウィル : 「ああ。そういうことね。まぁ、今回は手伝ってもらったし、あいつには『チャラ』って言っといてくださいな。」 ソアック (NPC) : 「はい。」 スネイル : 「あの兄弟とブランズ少年はどうなりましたかの?」 ソアック (NPC) : 「バレンタインさん達もブランズさんも、事件の関係者として事情聴取しましたが、昨日無事に釈放されました。 あと、これは約束の報酬です。」 スネイル : さあ、エルールの食費は賄えるのか!?(笑)。 ソアック (NPC) : 「2日間なので1人100ガメル、それに捜査費用500ガメル、別途支給の5000ガメルに、“バレンタイン・カフェ” に同行したことによる臨時報酬として500ガメル。全体で6700ガメルです。」 ダスカ : 1人あたり1340ガメルですね。 エレン : それだと、ダスカが赤字じゃない? エルール : 経費を全体の報酬から引いてから全員に分配ですよ。 エレン : あのケーキ代が、必要経費だったら・・・・・・ねぇ。 ダスカ : 通常の値段だったら必要経費かも知れませんがホールじゃな。 エルール : 全メニュー調べたんだから十分必要経費よ。 GM : その辺の分配は後にしましょう。 スネイル : ういうい。 ソアック (NPC) : 「それでは、皆さんお疲れ様でした。また何かあったらご協力ください。」 エレン : 「どうもありがとうございましたぁ。」 スネイル : 「ソアック殿もお疲れさまでした。またいつでも御用命くだされ。」 ソアック (NPC) : 「では。」 ソアックは立ち去りました。 ウィル : 「ばいば〜い。」 スネイル : 「さてと、では儂は、訓練場に戻るぞい。」 エレン : 「じゃあ、私達は宿に戻りましょうかぁ。」 ダスカ : 「そ、そうですね、そうしますか。」 ウィル : 「うん。」 |
GM : では、ジャージスの元に向かったエルールです。 エルール : 「ジャージスさ〜ん」 GM : ジャージスは無事、元の固い神官に逆戻りしました。結局、2人は清い交際を続けていたため、責任なども負う必要もなくすっぱりと別れたのでした。あれだけ早急に纏め上げた挙式の計画も、スタートを切っていなかったのを幸いに全てキャンセルしました。 エレン : あらら、何かかわいそう。 ジャージス (NPC) : 「やあ、エルールさん。」 エルール : 「この度は大変でしたわね。」 ジャージス (NPC) : 「この度は世話になった。危うく、望まぬ婚姻をしてしまうところだった。幸い、相手の親族も毒が絡んでいるとなれば式の中止も納得してくれたよ。 しかし、偽りとはいえ、人を心の底から愛するというのはそれはそれで心地の良いものだったな。」 エルール : 「じゃあ、今度は私と恋に落ちてみませんか?」 すり寄って。 GM : では、ジャージスはじっとエルールを見つめます。 エルール : ドキドキしながら見つめ返します。 ジャージス (NPC) : 「・・・・・・それで、ひとつ気づいたことがある。エルールさん、特に君には聞いて欲しい。」 エレン : おおっ!? エルール : 「はい。なんでしょう?」 ジャージス (NPC) : 「私には、やはりファリスにこの身を捧げる生き方が性に合っているようだ。媚薬による誘惑が去った今、私の心を占めるのは神の御心と信仰心しかない。」 エルール : ガーン!! ダスカ : フラレマシタナ(爆笑)。 スネイル (PL) : (爆笑)。 エレン : あああ、前以上の堅物になってる(笑)。 ジャージス (NPC) : 「それでは、私はこれから神殿での祈り と 街の巡回 と 戦士の訓練 と よりファリスの御言葉を聞くための鍛錬 と 毒に負けた未熟な精神を鍛えなおす修業 と 捜査記録のまとめ と 夜のお祈り と 深夜巡回が控えているので、失礼する。」 GM : ジャージスは一礼すると、去っていきました。 エレン : 付け入る隙が無い(爆笑)。 ダスカ : 超過密スケジュールだ(笑)。 ウィル : よく死なないなぁ(笑)。 エルール : 「・・・・・・」 再び灰になるエルール。 GM : ペンダントが チー・・ン と甲高く鳴りました。 エルール : 「アタシも 【ラブ・パッション】 欲しいぃーッ!!」 GM : エルールの絶叫は、虚しく神殿内に響き渡ったのだった・・・・・・ |
GM : では、スネイルと別れた3人が歩いていると、前方でフェルチェを発見しました。 エレン : 「あ・・・・・・どうもぉ。」 ジャージス (NPC) : 「あ、貴方たちは・・・事件解決、ありがとうございました。」 GM : そこに、足早に歩いてきたジャージスが通りかかります。 フェルチェ (NPC) : 「あっ・・・・・・」 ジャージス (NPC) : 「お元気そうでなにより。そして皆さんも。私は用がありますので、これで失礼する。」 ダスカ : 「お勤め、ご、ご苦労様です。」 GM : ジャージスは来たままの勢いで、足早にカッカッと歩き去っていきました。 フェルチェ (NPC) : 「・・・・・・」 GM : その姿を見送ると、フェルチェは小さくため息をつきます。 ウィル : 「あんた、大丈夫・・・なわけないよな?」 フェルチェ (NPC) : 「これでよかった、といえば少し嘘になります。でも、薬物に頼った愛なんて、そんな物は嬉しくありませんから・・・」 エレン : 「・・・・・・人の心は、変わらないことは無いですよ、フェルチェさん。」 ウィル : 「俺も、そう思うよ。あんたなら、いつかイイ男と出会えるさ。」 エルール : 慰めるならアタシも慰めて・・・・・・ ウィル : 「・・・で、それまでの練習として俺とランデヴーしない?」 エレン : 「でも、人を愛するという事は、神も認めていることです。頑張って下さい。」 ウィルの足を踏みつつ(笑)。 ウィル : 「アウチ!」 ダスカ : 「ウィルさん、リサさんは、どうしたんですかねぇ〜。」 ウィル : 「・・・ん、ダスカ。それは言わぬが華ってやつさ!」(汗) フェルチェ (NPC) : 「ええと。貴方も、一度真剣にぶつかってみるといいと思いますよ。それでは・・・」 ダスカ : 「ま、まあ、これからもがんばってください。諦めたらそこで終わりですから。じ、人生は、諦めないことが重要ですし。」 フェルチェ (NPC) : 「・・・ありがとうございます。でも、もういいのです・・・・・・いい夢でした。」 GM : こうして、フェルチェは少し残念そうにしながらも、改めてファリスに仕える日々を過ごしている。 ダスカ : 『人』の『夢』とかいて、『儚い』か エレン : それもらった!! スネイル : アレクラストに漢字はあるのか(笑)。 ダスカ : イーストエンドにならあるかと(笑)。 |
GM : では、スネイル。既に習慣となった稽古をつけています。 スネイル : (訓練場)「花ひら・・・ファリスの裁きじゃ!」 どかーん! GM : しかしここ数日ジャージスが来ないので、心なしか訓練場には活気がありません。 スネイル : 「おぬしら、気合いが入っとらんぞ!!」 ジャージス (NPC) : 「コラー! お前達、少したるんでるじゃないか! もっと真剣に! 気合を入れろ!」 スネイル : 「おお、ジャージスどの!」 ジャージス (NPC) : 「スネイルさん、長いこと留守にしてすまなかった。その間の指導、ありがとうございます。」 GM : ジャージスは深く頭を垂れます。 スネイル : 「当然の務めですじゃ。お礼なぞ不要ですぞ。」 ジャージス (NPC) : 「・・・・・・よし! 全員整列! 素振り開始!」 訓練生 (NPC) : 「はい!」 スネイル : ジャージスの隣に立って、気合いの入った訓練生達を満足気に眺めています。 GM : やがて、訓練場には以前のような活気が戻りました。 そしてジャージスは、何かを吹っ切るようにして、熱のこもった指導を施すのでした。 スネイル : 満足(笑)。 |
GM : エレンとダスカ、ウィルが歩いていると、前方からクランク夫婦がやってきます。 ダスカ : ちなみに、様子は? GM : クランク夫婦の今後の展開は今も読めない。ただ、今すぐにでも離婚という雰囲気は取り払われたようです。出逢った頃のような日々を再び過ごした結果、忘れていた感情を思い出したらしいそうです。 ただ、相変わらずバルはいい加減でだらしがないらしく、関係が再度悪化するのは時間の問題だと噂されている。 ダスカ : ははは(呆れ)。 エレン : 「あら、あの人たちは・・・・・・」 ウィル : 「コブラ名人だっけ?」 エレン : 「完璧でしたぁ。」 バル (NPC) : 「よぉ・・・あんたらは。」 エレン : 「その節はどうもぉ。」 ミラ (NPC) : 「この間の白タイツね。」 バル (NPC) : 「馬鹿、死ね死ね団に滅多なこと言うもんじゃない!」 ミラ (NPC) : 「誰が馬鹿だって?(ピキッピキッ)」 バル (NPC) : 「・・・・・・オレでーす。」 ミラ (NPC) : 「その節は本当にどうも。恥ずかしいところを見られたわね。」 エレン : 「いえいえ・・・バルさんも、ミラさんに甘えてばかりじゃダメですよぉ。じゃないと、また死ね死ね団が・・・・・・」(笑)。 GM : 死ね死ね団は別れさせる団体ですが(笑)。 エレン : エレンの頭の中では、愛の守護者になってます(笑)。 バル (NPC) : 「ああ、俺は心を入れ替えた。これからは俺もちゃんと働くぜ!」 GM : すると、ミラが驚いた後、満面の笑みで喜びを表現します。 ミラ (NPC) : 「本当? あんた、あたし嬉しい!」 ダスカ : 「その、言葉、ほ、本当だといいですが。」 バル (NPC) : 「ああ、やるぜ。・・・明日からな!」 エレン : 「・・・・・・思い立ったが吉日ですよぉ。」 バル (NPC) : 「う・・・・・・、あ、明日やって・・・やらあ!」 ウィル : 「明日って、今さ!」 ミラ (NPC) : 「あんた、頑張ってね!」 GM : 2人はもうしばらく安泰なようです。 エレン : よかったよかった。 ダスカ : しばらくですから、そっから先は、責任持てないということですな(笑)。 |
GM : 続いてエルール。屍同然にファリス神殿から出てきた貴方に、風の噂が聞こえてきます。 ジェシカとブランズの関係は、魔法を解かれたが最後、それっきりとなる・・・はずでした。しかし、この数日間の出来事が、ジェシカの心境に何かしらの影響を与えたのは確かなようです。 ジェシカは毒を解除後も、数多くいた貢君の大半と別れを告げました。それは、成就する事なき夢を抱える憐れな男達への、彼女なりの優しさだったのかもしれません。そして彼女は、ブランズの見舞いに行ったそうです。彼を見るジェシカの目には、どことなく穏やかなものが感じられたことでしょう。 エルール : もう泣きたい気分です。 GM : そして・・・。数少なくなったフェルチェの取り巻きに、ブランズが加わりました。彼は新たに就職した調理師ギルドのバイト代の大半を、想い人の為に失っているらしいが・・・・・・。それはそれで、充実した日々のようです。 あ、これは本当に後日談だった(苦笑)。 エルール : まだ何人かは取り巻きいるのね。 GM : 厳選しているようです(苦笑)。 エルール : ブサイクはいらないっと。すると当然、あの時カフェに行った・・・ 「えっと・・・・・・誰だっけ?」 GM : エルールは一生懸命思い出そうとしましたが、どうしても思い出せませんでした。 そして、どうしても思い出せないので── エルール : 「覚えてないんだからどうでもいいわ。」 GM : やがて、エルールは、考えるのを止めた(笑)。 エレン : ハハハハ(爆笑)。 ウィル : 地球に戻れなくなってしまう(笑)。 ダスカ (PL) : (PC前で爆笑中) スネイル : 可哀相なドニー(笑)。 |
GM : では、3人は “ファスの銀の粉雪” 亭に到着しました。 入り口には、必要以上にニコニコしたリサが立って待っています。 ダスカ : さてこれからなにが起こるのか?(笑)。 リサ (NPC) : (満面の笑み)「みんな! 事件解決! おめでとう!」 エレン : 「あぁ、ありがとうございますぅ。」 ダスカ : 「ありがとうございます。」 ウィル : 「た、だだいまリサ・・・。待っててくれたの?」 リサ (NPC) : (満面の笑み)「ええ、そうよ、ウィルさん。“バレンタイン事件” 解決、凄いじゃない!」 ダスカ : ウィルにフラグは、ちゃんと立つのか?(笑)。 エルール : おかげでお店潰れちゃいましたね。 ダスカ : そういえば、そうだった(笑)。 ウィル : 「そう・・・なのかな? 店長がいなくなっちゃったけどね・・・・・・」 エレン : (ボソ)「この世からね。」 リサ (NPC) : (満面の笑み)「そうなのよね。お店、無くなっちゃったのよね。ねぇウィルさん、今度いつ連れてってくれるの?」 良く見ると口元が笑ってません。 ウィル : 「やっぱり、覚えてたよね〜?」 視線を飛ばしながら答えます(笑)。 リサ (NPC) : (もう目しか笑ってない)「・・・・・・食べたかったなー食べたかったなー。・・・食べたかった・・・・・・」 GM : 涙ぐんで、店の中に引き返します。 ウィル : 「あー!! ごめんよ、リサー!!」 凄く焦った状態で。 ダスカ : 一口確保してるの、どうしましょうか? エルール : もうカチカチになってますよ。 GM : ダスカ、それ、すでに緑色になってます(笑)。 ダスカ : あとで、捨てとこう(笑)。 スネイル : ちゃんとゴミ捨て場に捨てないと、スネイルから鉄拳制裁くらいますよ(笑)。 ダスカ : 当たり前ですよ(笑)。 エレン : 「ルークさんに連絡してみましょうか?」 ウィル : 「それだ――!!」 893風フィンケル (NPC) : 「クッ・・・・・・よう、ウィル。俺ンところの看板娘を泣かせたのはお前か?」 エレン : 「フィ、フィンケルさん?」 ダスカ : 怖ぇ〜〜〜。 ウィル : 「なぜじゃー! なぜ、わしなんじゃー!?」 GM : ぐぃぃっと、襟首掴まれて屈まされます。 893風フィンケル (NPC) : 「ちょっとまて、いいから死体だけ置いて行け。」 ウィル : 「ぐえ。チョコを作れるという奴を、連れてくれば解決します、よ?」 893風フィンケル (NPC) : 「あいつが食いたいのは “バレンタイン・カフェ” のチョコなんだよ。」 ウィル : 「あ〜・・・!」(ズルズル) GM : ウィルは、奥に連れてかれたまま帰ってきませんでした(笑)。 |
GM : ラストです。 スネイル : あ、訓練終わらせて、宿に帰ってきていいですか? GM : ボコボコにされたウィルも何とか生還し、一同は酒場に集まりました。もうすっかり夜です。 ダスカ : 「うぃ、ウィルさん、平気ですか?」 ウィル : 「お、俺はまだやれる・・・・・・やれるんじゃよー!」 とか言っておきます。 エルール : エルールは灰になったままです。 スネイル : 「お、そういえばエルール、これを返しておくぞい。」 犬耳つきの全身タイツを返却(笑)。 エレン : 「そうだ、私も。」 タイツ返却(笑)。 エルール : 「もうアタシはだめよ・・・ボウモアには1日5回エサをやってください・・・」 ダスカ : 喰う気だ(笑)。 エレン : 「ボウモアもごめんねぇ。」 頭をなでます。 GM : そこに、ドニーが駆け込んできます。 エルール : 初めて出てくる名前ですね。 スネイル : 「おお、ドニー!」 エレン : 「あぁ、フォニーさん。」 ダスカ : 「ドニーさん、釈放されたんですか?」 フィンケル (NPC) : 「よぉドニー! 最近、女に追い掛け回されてハッピーだそうじゃないか!(笑)」 冒険者ドニー (NPC) : 「ううう、うるせー! ・・・ウィル!」 ウィル : 「・・・うん? 何?」 GM : ずかずかと近寄ってきます。 冒険者ドニー (NPC) : 「俺のメッセージ、届いていただろ!?」 ウィル : 「ん、あ〜。そんなのも、あったかな〜。」 冒険者ドニー (NPC) : 「ななな? お前なら、助けてくれると思ったのに! おかげで俺は・・・」 GM : いつの間にか、ドニーの背後に女性が擦り寄っています。 スネイル : 「(ん?・・・・・・誰じゃありゃ?)」 エレン : 「うん、その人は?」 エルール : 借金取りだ。 冒険者ドニー (NPC) : 「ファリスに監禁されてる間に、返済日が・・・・・・」 アリニア (NPC) : 「ドニーさ〜ん、明日までに支払い頂かないと、お返し頂く金額が更に更に更に増えちゃいますよ〜♥」 ダスカ : や、闇金にも手をつけたのかよ(爆笑)。 エルール : 「あ、アリニア。やっほー・・・・・・」 元気なく アリニア (NPC) : 「やっほー。アンタもアタシも、いい男に縁がないねぇ(苦笑)」 エルール : 「それは言わないで・・・・・・」 ウィル : 「お前、やっぱり俺以外からも借りてたのね。」 冒険者ドニー (NPC) : 「くそー! まさか小汚い居酒屋の気さくな女将が、盗賊ギルドと繋がっていたとはー!!」 ウィル : 「あー、そりゃ分かんねぇわ。で、いくら位借りたの?」 アリニア (NPC) : 「えっと、今では8200ガメル♥ 友人の肩代わり、する?」 エレン : 無理無理無理!!(笑)。 ダスカ : 「は、8200ガメル!ご愁傷様です。」 ウィル : 「うん。無理。頑張れドニー俺は応援しない。」 エルール : 「これの友人って誰かいるの?」 冒険者ドニー (NPC) : 「これは陰謀だってー!」 アリニア (NPC) : 「なんなら、身体で払ってくれてもいいよ。・・・えーと、確か地下のマッドな暗黒魔術師がミュータント実験の被験者を探していたわね・・・・・・」 冒険者ドニー (NPC) : 「払う! 払いますー!!」(土下座) エレン : 「頑張ってねぇ〜。」 スネイル : 「やれやれ、なんとも身の程知らずな額を借りたもんじゃのう。」 GM : こうしてドニーはベルダインの闇に消えていった。もしかしたら、またいつか会うこともできるかもしれない。 ダスカ : 遭わなくてもいいです(酷)。 エルール : 次会うときはミュータントかしら? ウィル : タートルズか・・・。 エレン : カワバンガ!! GM : そして、ブラザーは・・・・・・今日もどこかで死んでいる。
その後、“ベルダイン” で若者を中心に奇妙なジンクスが生まれた。 |
そして、その頃・・・・・・ “ドレック・ノール”の街。 そこに怪しげな黒頭巾を被った、ちょっと恥ずかしい格好の盗賊が飛び込んできた。 盗賊 (NPC) : 「ジェノアさ・・・・・・・・・・・・ま。」突然の来訪者の出現に驚き、奇怪なポーズのまま固まっているジェノアと目が合うと、盗賊は 『またか』 とでも言いたげに肩を揺らしたのだった。 ジェノア (NPC) : 「ノックをしろと言っただろう!」(慌)盗賊 (NPC) : 「申し訳ありませんでした。」 ひとしきり頭を下げた後、盗賊は報告を続けた。 盗賊 (NPC) : 「ベルダインに送り込んだゴードンからの定期報告が途絶えました。これまで、いい加減な内容とはいえ定期報告だけはきっちりやっていたので、もしや・・・・・・」ジェノア (NPC) : 「捕らえられたか、あるいは・・・・・・」 盗賊 (NPC) : 「・・・・・・はい。」 ジェノアはやや演技がかった調子でギリッと奥歯をかみ締めると、バッと両手を振り上げた。 ジェノア (NPC) : 「よろしい! 次の刺客を送るとしよう!盗賊 (NPC) : 「(結局はそのポーズを見せつけたいくせに・・・・・・)」 ジェノア (NPC) : 「ハッハッハッハッハ・・・・・・!!」 しかし、この話が次回に続くことは無かったという・・・・・・ |
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