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Sword World RPG OnlineSessionReplay
バレンタインには D・C・M

恐怖のラブコメ死ね死ね団

GM : そして昼下がり。場面は “ファスの銀の粉雪” 亭です。

エレン : 「さっきからボウモアがくしゃみばかりしてる・・・・・・風邪ひいたのかなぁ?」

GM : ファリス神官、ソアックがやってきます。彼は前回の事件の時にもジャージスともども調査していた、4人の神官の一人です。

エレン : もう一人はレッカさんでしたっけ?

GM : レッカです。ソアックはPC達を発見すると、悠然と近づいてきます。

ソアック (NPC) : 「お久しぶりです。ちょっとここ、いいですか?」

ダスカ : ダスカは、この場にいるのですか?

GM : 酒場にいたい人はいることにしていいです。

スネイル : スネイルは神殿に居ます。

ダスカ : 暇なのでいることにします。

ウィル : ウィルは酒場にいますね〜。

エルール : エルールはアリニアと共に “ラブコメ死ね死ね団” を結成中です。

GM : 思いのほか近くにターゲットがいますね(笑)。

ウィル : いますね(笑)。(←こいつ)

ソアック (NPC) : 「実は、皆さんにお願いしたいことがありまして。」

エレン : 「お願い?」 お茶を勧めつつ。

ダスカ : 「な、何でしょうか?」

ソアック (NPC) : 「ここではまずいので、宜しければ神殿に来ていただけますか?」

ダスカ : 「りょ、了解しました。」

スネイル : (そのころ神殿訓練場)「腰が入っとらんっ! あと50本じゃ!」

エレン : 「神殿・・・・・・何か、仕事の依頼ですかぁ?」

ソアック (NPC) : 「ええ、そうですね。仕事の依頼です。」

ウィル : 「んじゃ、いこうか。(ボソ)デート代を稼ぎに。」

エレン : 「分かりましたぁ。行くよボウモア!」


GM : では、ファリス神殿です。そのまま奥の会議室に通されます。スネイルは合流したければどうぞ。

スネイル : 呼ばれない限り、行きませんよ、こいつは(苦笑)。

GM : では、会議室に到着しました。スネイルには後で説明のほうが良さそう(笑)。

ソアック (NPC) : 「ココでの会話はオフレコでお願いしますよ。」

ダスカ : 「りょ、了解しました。それで話とは?」

エレン : 「オフレコ?」(ファリス神殿の仕事でオフレコって・・・・・・)

ウィル : 「なぜ、そんな言葉を!」

ソアック (NPC) : 「ファリス神のお導きです。」

ウィル : 「うん。まぁ、分かったよ・・・」

ソアック (NPC) : 「お願いというのは他でもありません。ウチのジャージスについてです。実はジャージスが最近変でして。あれほど信仰に篤く献身的な男だったのに、このところ妙に腑抜けたところがありまして。原因を探ってみたところ、どうもこの度結婚を考えているようなのです。それ自体は大変めでたい話なのですが、我々からしてみればこの時点でもう仰天するほど驚く話でして。」

エレン : 「ジャージスさんが? あのまじめ一直線で、ファリスLOVEな?」

ウィル : 「結婚は自由との決別だ・・・!」

ダスカ : 「そ、それは意外ですね。(小言)エルールには、言わないほうがいいな。」

エルール : 既に知って燃え尽きてます。

エレン : 「そ、それで、相手の方は?」

ソアック (NPC) : 「相手はわたしの部下のフェルチェという見習い上がりの神官で、ようやく初歩の奇跡が使えるといった者です。信仰心は確かですが、わたしから見てもやはりまだまだな感じで。そんな女性にまさかジャージスが・・・いえ、ジャージスを落とせる女性がいるとしたら、もっとガチガチにファリスを信仰しているような人だと想像していたもので。」

ウィル : 「あんた結構、言うね(笑)」

ソアック (NPC) : 「ファリス神官といえども、人間ですので(笑)。
   さて、とはいえ他人の色恋、そこまでなら我々としてもあえて関与するつもりもなかったのですが。先日、このような投げ文がありまして。」

エルール : まだ “ラブコメ死ね死ね団” は結成したばかりなので犯人じゃないですよ。

エレン : 「拝見してもいいですか?」

投げ文
『大変じゃよー。大変じゃない子はおらんじゃろかー? そんな子もこれを読んだら大変なのじゃよー。
 なんと、あのモテ3種の 仁義 神器のひとつ、【ラブ・パッション】が盗まれたのじゃよ。
 きっと犯人は我が王国の転覆をたくらむ悪の化身なのじゃよー。これは一大事だぜ?
 つまりは、ファリスは全力を持って犯人を割り出し、速やかに我が王国にブツを納めるべきなのであるんじゃよー。
 ちなみに、ワシはこの件とは一切関与しておらんのです。ほんとじゃよー。
                                      by. ラブ・サイコでり子』


エルールファーザー!?

エレン : 「・・・・・・モテモテ王国からの手紙?」

ダスカ : 「・・・な、何でしょうか? これは?」

エレン : たしかに、あちらも “神聖” ですけど・・・GMの今の趣味が見えすぎ(笑)。

ダスカ : 「お、王国ってドコなんでしょうか?」

ウィル : 領地がアパートの一室のくせに(笑)。

エルールこれは酷い(笑)。

ダスカラブ・サイコでり子って誰だよ。

エレン知ると全身の気力が抜けるよ(笑)。さて、【ラブ・パッション】 をセージチェックしてもいいですか?

GM : 皆さん、セージチェックどうぞ。『目標値:11』です。

ウィル : 平目〜 2D6 → 5 + 5 = 10

エレン : チェック。 2D6 → 3 + 6 + (7) = 16

ダスカ : 了解 2D6 → 5 + 5 + (4) = 14

GMいわゆる「ホレ薬」で、酒のような味と匂いがします。口にして抵抗に失敗すると、次に見た者を熱烈に愛してしまいます。その愛は性別や種族すら超えます。ままならないです。

ダスカ : 性別関係なしは怖いな〜。
   (真顔)「つ、つまり私たちへのの依頼というのは、この手紙の差出人の調査ですか?」

ソアック (NPC) : 「まぁ、子供のいたずらに見えなくもないのですが、何しろあのジャージスがあれですから・・・・・・【ラブ・パッション】・・・タイミングが良すぎなのです。
   それで、どうしようかと相談していたところ・・・神殿内部で今回の一件の調査を冒険者の方々に依頼する方向で話が進みまして。何せ国民の税金で生きている我々が、こんなことに労力を裂くのはまずいですし。
   で、冒険者の方に支払う報酬を募集したところ、一部の団体から義援金が思いのほか集まっちゃいました(笑)」

ウィル : 「どこからだよ!?」(笑)。

エレン : ジャージスさん親衛隊(笑)。

GM : はい。でどころはそこです(笑)。募集は流石にファリス神殿内で行われました。

エレン : 「やれやれ。これが本当なら、ジャージスさんが浮気する理由も分かりますが・・・・・・ <キュアー・ポイズン> は試してみました?」

ソアック (NPC) : 「いえ? なんと言ってかけろと? 断られるだけでしょうよ。」

ダスカ : (真顔)「寝込みは?」

ソアック (NPC) : 「寝込みに押し入ったりしたら、ファリスにあるまじき行為として凶弾され、職を失います。相手はあのジャージスですよ。」

ダスカ : 「た、確かにそうですね。」

ソアック (NPC) : 「調査期間は1週間です。この間に、まず 『【ラブ・パッション】 が盗まれたというのは本当か』 を調査してください。」

ウィル : キムタクを探さないと・・・。

エレン : 「それでは、王国のアパートの宝物庫から調べないと行けませんねぇ。」

ソアック (NPC) : 続けます。「もし本当であるなら、『盗んだ犯人は誰か』『ジャージス達は関与しているのか』 もお願いします。
   報酬は日当50ガメルで、一人350ガメルまで。それとは別に調査費用として500ガメルを約束します。また、【ラブ・パッション】 が実在したとして、盗んだ犯人が居るのなら、その犯人を捕らえた暁には5,000ガメルを別途支給いたします。
   一応、犯人確保の際には、可能なら我々にも一声かけてください。現場を押さえたいので。
   いかがでしょうか。引き受けてもらえます?」

エレン : 「了解しました。」

ウィル : 「俺は構わないぜ。むしろ、ちょうどいいや。」

ダスカ : 「了解しました。と、ところでその手紙はどうするのですか。」

ソアック (NPC) : 「この手紙ですか? 証拠物件としてこちらで厳重に保管します。」

ダスカ : 「わかりました。」

エレン : 別に異存はないですが、問題は、うちのPTの探索のプロに、どうやって話をもって行くか?ですね。

ソアック (NPC) : 「でしたら、こちらでも気になっている人々が居ますので、その情報を渡しておきます。ここ数日の住民からの報告で、【ラブ・パッション】 が絡んでいそうなものが何点かありました。もしかしたら事件に関わるものもあるかもしれませんので、参考になさってください。
   一組はクランクさんという夫婦です。ここ数年、随分と夫婦仲が冷え込んできていたようで、妻のミラさんは旦那のバルさんに愛想を尽かしていたそうなのですが、2日前に突然様子が変わり、今では仲睦まじくなっているそうです。
   次に、踊り子のジェシカさんとその羨ましい恋人ブランズくん。ブランズくんは若干15歳ですね、若いなぁ。ジェシカさんというのは男癖が悪くて有名だそうで、ブランズくんを含む何十人もの男が夢を見ては現実に泣かされていたそうなのですが、ある日あっさりと落としてしまったそうです。」

ウィル : 「ドニー。俺が・・・

ダスカ : 「うぃ、ウィルさん、どうかしましたか?」

ソアック (NPC) : 「最後に。言いたくはありませんがウチのジャージスとフェルチェです。フェルチェは前々からジャージスに恋心を抱いていたようですが、これまでは軽くあしらわれていたそうです。実を結んだのはつい最近ですね。
   以上です。では、よろしくおねがいします。」

スネイル : (そのころ訓練場)「じゃから、何度も言うておろうが! 鉄槌を下す時は 『天誅!』 または 『神の裁きじゃ!』 というかけ声を忘れるな!

訓練生 (NPC) : (訓練場)「は、はい! て、典中ー!?」

スネイル : (訓練場)「そうじゃ! その調子じゃ!」

訓練生 (NPC) : (訓練場)「よ、よーし。点中ー!」

訓練生 (エルール) : (訓練場)「教官! 最後の『じゃ』もいるんですか?」

スネイル : (訓練場)「ぬ、おぬしのような若造では『じゃ』は早いかもしれん! 『だ』でも良いぞ!」

訓練生 (エルール) : (訓練場)「分かりました! 『神の裁きだー!』」

訓練生 (NPC) : (訓練場)「髪の鯖鬼邪ー!」

スネイル : (訓練場)「(む・・・? 何か発音が違う気がするが・・・この若造、西方訛りがあるのじゃろうな)」

エレン : 「ふむ・・・手分けをして、各方面にそれとなく事情を聞きに行きますかぁ?」

ダスカ : 「そ、それでは、行きましょう。善は急げです。」

ウィル : 「他の2人がなぁ・・・。話を聞くだけなら、俺たちでも出来るかな。」

ダスカ : そこが難しいところです。下手をすると事態が収集着かなくなりますから。

エレン : いきなり、ジャージスさんとこに行って、問答無用で <キュアー。ポイズン> しそうですからねぇ。

ダスカ : 情報収集も以前、門番と戦争しかけたからな〜。

スネイル (PL) : どこまで情報を与えるべきか悩む他の方々を楽しく眺めておりますよ(笑)。

GM : 3人はスネイルがここにいることを知っていますが、誘います?

ウィル : 誘いましょう。面白そうですから(笑)。

スネイル : 勿論です(笑)。

エレン : でも、上手く言えば何とかなりそうな・・・・・・何とかと鋏は使いよう(酷)。

ウィル : まぁ、探しているとだけ言えばいいかと。低知力ですから。(←言葉の暴力)

ダスカ : ジャージスに関する情報を省略すれば何とかなりそうですが。

エレン : とりあえず、ジャージスさんのことは伏せていて、スネイルとエルールに話をしましょう。盗賊ギルドにも協力してもらわないといけないし。

エルール : エルールにもジャージスさんのこと伏せるの?

ウィル : エルにはジャージスのことを言いましょう。薬で酔わされてるって(笑)。

スネイル : その方がはりきって調べそうですね(笑)。

エルール : もちろん!

ダスカ : それじゃ、エルールに全情報を公開、スネイルに限定的(ジャージス)に情報公開でいいですね?

スネイル : では、そろそろ訓練を終了して、出てきましょうかね。

スネイル : (訓練場)「今日はここまでじゃ! 一同、ファリスに礼拝!」

訓練生 (NPC) : (訓練場)「はい! ありがとうございました!」

スネイル : では、myモールを担いで訓練場から出てきたところで、3人に遭遇・・・で良いかな?
   「おう、おぬしら、神殿に来ておったのか。うむ、信仰心篤いのは良いことじゃ」

ウィル : 「いや、ちょっと神殿から探し物を頼まれてね。スネイルも手伝ってくれない? 神殿からの依頼だしさ。」

スネイル : 「ぬ? そうであったか。勿論じゃ、引き受けようぞ。」

ダスカ : 「す、スネイルさん、実はですね・・・」 カクカクジカジカとジャージス以外の情報を流します。

スネイル : 「なに!? なんと、愛とは神聖にして侵すべからざるものであるに・・・。なんという不埒者がおるもんじゃ!」

ウィル : 「ホントホント。人の心を惑わす、悪魔のような薬だよなぁ。」

エルール : 毒を使用するのは違法でもありますしね。

スネイル : 「まずは、その薬の出所じゃの? その王国とやらは何処じゃ?」

ダスカ : 「そ、それが分からないので、これから調べに行くところです。」

スネイル : 「ふむ・・・エルールに頼むしかないかのう。」

エレン : 「とりあえず、エルールさんとも合流して○○ギルドにいってもらいますかぁ。」

スネイル : 何故伏せるのだろうか(笑)。

エレン : 流石に神殿内で盗賊とは言えない。

スネイル : なるほど。

エレン : 「えーと、エルール姐さんはいつものカフェですかねぇ?」

ウィル : 「多分、そうじゃない?」

エルール : 時間経ってるだろうから、たぶん宿屋に戻ってます。


GM : では、場面を酒場に変えましょう。

エルール : では、酒場では何やら縫い物をしているエルールの姿があります。

エレン : とりあえず、ヤサグレているエルールを見つけて 「・・・・・・あの、お仕事ですけどぉ。」

エルール : 「あっ、みんな。もぅ、どこ行ってたのよ。帰ったら誰も居なくなっちゃってるんだもの。」

スネイル : 「いつも通り神殿じゃ。・・・何を作っとるんじゃ?」

エルール : 「さ、準備が出来たから、早速これ着てね。」 と全身白タイツをみんなに渡していきます。

エレン : 「な、何ですか、これ?」 と言いつつ着てみましょうか(笑)。

ダスカ : 「こ、これは、何でしょうか?」

エルール : 「何って、“ラブコメ死ね死ね団” の制服よ? 我々は浮かれているカップル達に天誅を下す存在となるのよ!!」

ウィル : 真面目に卓球しないと(笑)。

リサ (NPC) : 「エルールさん、はい、これこの店のだけど。」 と、パンダの乗り物を(笑)。

エルール : 「ありがとう、リサ。ではそれ着たら早速出動よ!」

スネイル : 尻の穴から這いずりこまないといけない(笑)。

エレン : とりあえず、全身タイツに着替えて、「ええと・・・・・・何だかこれ、胸が締め付けられて苦しいです。」

ダスカ : (無表情)「皆さん、一度静かにしてください。」

スネイル : 「いや、それは少々待つがよいぞ、エルール。」

エルール : 「どうしたのよ、いったい。」

スネイル : 「ファリス神殿から依頼があったのじゃ。これこれこういう薬が何処かから盗まれての、町に流通しとる可能性があるんじゃ。」

エレン : とりあえず、ジャージスさんのことを抜きでカクシカで伝える。

エルール : ジャージスさんのこと抜かすの?

ウィル : 「スネイル! 一緒にこっちにきてエールを飲もうぜ!」 と誘い出します。

エルール : ああ、スネイルがいるからか。

スネイル : 「真面目に依頼の話をしとるのに、酒なぞ飲んでおられるか!」

ウィル : 「ちっ。」(笑)。

エレン : 「というわけで、これを使ったら、例えどんなに頭の固い人でもたちまちラブ米するらしいですよぉ?」 勘のいいエル−ルならこれで分かるはず。

スネイル : 「(ふむ? そういえば、詳しい投げ文の内容は、聞いておらんかったのう?)」

エルール : 「・・・・・・んっふっふっふ。やはり “ラブコメ死ね死ね団” の出番のようね。」

スネイル : 「おい、ウィル、その投げ文の差出人は何と言ったかいのう?」 と、ウィルの居るテーブルの方に向かいます。

ダスカ : (無表情)「現時点で関係者と思われる人物は、クランク夫妻、踊り子のジェシカ、ブランズ(15)です。」 エルールに耳打ちで 「実は、フェルチェという人物も関係者なのですが。」

エルール : 「その情報は既に知ってるわよ。盗賊を舐めないでね。」

エレン : (コソコソ)「ジャージスさんも、一服盛られた可能性があるんですよねぇ。」

エルール : 「その惚れ薬が存在し盗まれたというのが、本当に盗まれたと仮定すると・・・」
   キュピーンっと閃いて 「分かったわ、大体の犯人像が。

エレン : 「えっ、本当ですかぁ!?」

ウィル : (別テーブル)「あれだよ。ラヴ・サイコでり子だよ。」

スネイル : (別テーブル)「・・・・・・たわけた名前じゃのう・・・・・・」

エルール : 「これらの関係者の中に犯人はいない。しかし、全員がその惚れ薬のせいでおかしくなった。私はこう考えるわ。

エレン : 「なるほどなるほど。」

エルール : 「だいたい盗みなんて素人がそう簡単に出来るわけないじゃない。したってもギルドにすぐばれちゃうわ。犯人の目的は分からないけど、その惚れ薬入りの何かを色んな人に渡してるという可能性が高いわ。でないと、こうもおかしな事件が重ならないし。」

ウィル : (別テーブル)「しっかし、この辺にそんな王国なんてあったっけ?」

スネイル : (別テーブル)「儂しゃ西方には疎いでのぅ。」

エルール : 「まずは関係者全員に何か贈り物をしたかどうか調べてみるのがいいかもね。その贈り物の中に共通の物があればそこが怪しいわ。」

スネイル : (別テーブル)「その毒を盛られたとおぼしき人間に、片端から <キュアー・ポイズン> を掛けて回るというのはどうじゃ?」

ウィル : (別テーブル)「そうだなぁ。まともに話が聞けるとは思わないから、そうしたほうがいいかもね。」

エルール : 「だいたい、あのジャージスさんが薬以外で私以外の女になびくって事がありえないことだったのよ!」

エレン : おお、根拠はないがすごい自信だ(笑)。

エルール : 「屁のつっぱりはいらんですよ!」

GM : あと、エルールは 【ラブ・パッション】 が市場に出ること自体が珍しいということを知っています。こんなものがいくつも出ていたら、世界が大混乱ですし。当然、値段も高くつきます。

エルール : ですね。滅茶苦茶欲しいですが。

ウィル : (別テーブル)「けど、冷え切った夫婦間が元通りになるなら、それはそれでいいのかもね。」

スネイル : (別テーブル)「ふむ・・・それもそうじゃのう。」
   ああっ、ヒモ生活の旦那だと知らないから、鉄槌ドーン!が出来ないっ!(笑)。

ウィル : ウィルもヒモだとは知らないや(笑)。

エレン : 「とりあえず、エルール姐さんのお友達と、あの夫婦のところはともかくとして、ジャージスさんはどうしましょうか。今のままだと <キュアー・ポイズン> をかけるのも難しいですし・・・・・・」

ダスカ : 「ジャージスさんについては、後回しがよろしいかと思いますが。」

エレン : 「目の前に、真っ先に突貫しそうな人が(笑)。」

ダスカ : 「はぁ〜、(小言)1番の問題はスネイルの取り扱いか〜。」

エレン : 「それが一番頭痛いですねぇ。」

スネイル『取り扱い説明書』つきスネイル(笑)。

エルール : 「じゃあ、私はジェシカから話を聞いて、盗賊ギルドでも 【ラブ・パッション】 盗難について調べてくるわ。」

スネイル : (別テーブル)「結局は、エルールの情報頼みかのぅ。」

ウィル : (別テーブル)「そうだなぁ・・・。使われた人からの情報が無きゃそうなるかな。」

エレン : 「エルール姐さんの情報を聞いてから行動します? それとも、こちらはこちらで先に夫婦に話を聞きに行きます?」

エルール : 「その夫婦と周辺への聞き込みと、神殿内での聞き込みに分けた方がいいんじゃない?
   スネイルは夫婦の方へ向かわすのが一番安全っぽいわね。」

ダスカ : 「そ、それは、下手をすればジェノサイドの危険があるのですが。」

エルール : 「大丈夫、私には関係ないから。

スネイル : (別テーブル)「いやいや、待て待て、ウィル。よ〜〜〜く考えてみれば、夫婦仲というものは、毒薬などで維持するべきものではあるまい!?」

ウィル : (別テーブル)「まぁな。けど、別れるより別れないほうがいいんじゃない? なんつーか、それが偽物でもね。」

スネイル : (別テーブル)「いや! 偽物の愛など、あってはならんことじゃ!」 突然、背中に炎が(笑)。

ウィル : (別テーブル)「もちろん、俺も偽者は要らないけどね(笑)」 スネイルが熱い!(笑)

GM : では、どうしますか。

ダスカ : マジでどうしよう(悩)。

エルール : どこ向かわせてもジェノサイドの危険があるなら夫婦でいいじゃない。

スネイル : (別テーブル)「よし! 儂は今から、クランク夫妻の所へ行ってくるぞ!」

ウィル : 自分から言ってくれた(笑)。

エルール : 「ほら、本人もああ言ってるし。止めても無駄よ、あれは。」 と別テーブルの方を見ながら。

スネイル : 止める人が居ないので、スネイル、どたどたと走り出していきます(笑)。

エレン : って、場所知ってるの!?

スネイル : あ、知らんかった(笑)。「ところで、その夫妻の家は何処じゃ?」 どたどたと戻ってくる(笑)。

エレン : 「スネイルさん、いい加減脊髄反射で行動するのやめませんかぁ?」(酷)

スネイル : 「せきずいはんしゃ? そりゃ何じゃ?」

ダスカ : 「・・・・・・」

エレン : 「・・・・・・とりあえず、顔見知りの私がスネイルさんについて行きましょうかねぇ?」

ダスカ : 「エレンさん、スネイルさんをお願いします。」

エレン : 「じゃあ、私と一緒にクランク夫婦のところに行きましょう。道すがら、脊髄反射について説明しますねぇ。」

スネイル : 「うむ、頼むぞエレン。」

エレン : と言いつつ、エレンとスネイルは夫婦のところへ行こうとしますが、いいですか?

エルール : あ、ちょっと待った。エレンとスネイルに全身白タイツを渡して 「頑張ってきてね。」

ダスカ : 何を。

スネイル : 「・・・・・・着ろと?」 困惑。

エレン : エレンは最初から白タイツ着てますよ(笑)。胸が苦しいけど。

エルール : 「我ら “ラブコメ死ね死ね団”。毒で無理やりカップルを作り出してる悪の集団を討ち滅ぼすのよ!」

スネイル : 「む・・・むぅ・・・つまり、今回の依頼に限り、このタイツが制服なのじゃな?」

エルール : 「そうよ!」

スネイル : 「う、うむ・・・分かった。エレン、しばし待っておってくれ。」 二階へ上がって着替えてきます(笑)。

エレン : 「エルール姐さん、これ胸がすごく窮屈で・・・・・・もっと胸のところが大きいのありますか? あと、ウェストはぶかぶかなんですけど・・・・・・」

エルール : 「それぐらい我慢しなさい。」

エレン : 「はぁい・・・」

ダスカ : (無表情)「それは、私たちもですか? エルールさん。」

エルール : 「当然じゃない。」

ダスカ : 白タイツなんか着たら聞き込み不可能ですよ。

スネイル : しばらくして、白タイツ姿のドワーフが酒場に再登場。

エレン : もちろん、バイキング兜はかぶってますよね?(笑)。

スネイルタイツの上からメイル着て、メットかぶって、モール担いでます(笑)。

GM : 話が進まない(苦笑)。残りの方々は?

ウィル : 他にどこがありましたっけ?

エルール : 神殿。

スネイル : カフェ。

ダスカ : スネイルのほうは、見ません(酷)。私が神殿に行きましょうか。

ウィル : じゃあ、自分も神殿に。

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