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[8]英文の主語になる引用語句

英語の一文全体・部分・語が引用(いんよう)され、主語として使用されることがあります。

(1)引用語句

(1) “To be or not to be: that is the question” is a phrase in Hamlet written by Shakespeare.

「“To be or not to be: that is the question”というのは、シェークスピアによって書かれた『ハムレット』の一節です」という意味になります。この文の主語は、To be or not to be: that is the question です。文の構成がわかりにくくなるので、例のように引用部分を(“……”)ダブルクォーテーションや(‘……’)クォーテーションでくくります。quotation(クォーテーション)は「引用」という意味です。

(2)どんな品詞の語でも名詞扱いできる

(2) The word beautiful is an adjective.

「beautiful という単語は、形容詞です」という意味になります。(the) word は〔名詞〕なので〔主語〕になることができます。この文の場合 the word と beautiful は【同格】関係にあると説明されます。この文では、beautiful は〔形容詞〕の働きはしていなくて、word と同じ品詞の【名詞】として働いています。

もちろん(2)の例文のように表せば、わかりやすいのですが、実際の会話では“Beautiful is an adjective.”とも表現されていると思います。この文のように、あらゆる品詞の単語は、名詞として扱えることがあります。

例文は、“The word‘beautiful’is an adjective.”と引用符をつけたり、“The word, beautiful, is an adjective.”とコンマでくくって、さらにわかりやすくすることもあります。書くときは使えますね。


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英文の主語として使われるものは、紹介したものの他にもあるようです。しかし、紹介したものを予想しておけば、ほとんどの英文の主語は突き止めることができるはずです。英文の流れから行けば、次は動詞です。動詞の語法は大切ですが、ここで述べるのは限界があります。次は目的語(O)へ行きましょう。


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