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[4]英文の主語(S)になる動名詞

Loving people
is very important.
S(名詞句)
V  副詞--->C
人々を愛することは
とても大切です。

“loving”は〔動名詞〕と呼ばれています。
 動詞love は、後に ing をつけることによって、今回は〔名詞〕にかわっているんです。love はV(動詞)だったので、O(目的語)の people を家来として後に従えています。これらがまとまって、「人々を愛すること」と〔名詞句〕になっています。もっと詳しく言うと、【動名詞に導かれる名詞句】となります。
 「Vすること」という英語を作りたいときの1つの方法は、Vの原形の後に“ing”をつけてやることです

 Vの後にingがついたものが、〔形容詞〕として活躍するとき、〔現在分詞〕と呼ばれます。


Getting up earlyis good for the health.
S(名詞句)
V  C    副詞句
  早く起きることは健康のために良い
----->早起きは健康に良い。

これは、<[3]主語(S)になる不定詞>のところで紹介した例文の〔不定詞〕の部分が〔動名詞〕にかわっているだけです。意味は変わりません。


合衆国の同時多発テロのニュースを見てたときに、ブッシュ大統領が、ワシントンの国防総省の事件現場を訪れて、〔動名詞〕を主語(S)にして、話していました。そのときの英語と、日本語訳をのせておきます。

Coming here
makes me sad.
S(名詞句)
    V    O   C
ここへ来ることが
私を悲しい状態につくる
----->ここに来て、私は悲しくなっています。
----->ここに来て、あらためて悲しみを深くしました。

テレビでは、一番下のように訳していたと思います。うまい翻訳ですね。鑑賞してください。

中学生の方は、英文の主語についてはこれくらいでじゅうぶんです。〔英文の目的語の研究〕に進まれるか、トップページにお戻りいただくことを推薦いたします。これでは物足りないという方や高校生以上の方は、こちらへお進みください。主語になれる言葉について、もっと学習できます。

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