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[3]英文の主語(S)になる不定詞

To read books
is very important.
S(名詞句)
V 副詞--->C
本を読むことは
とても大切です。

“to read”は〔不定詞の名詞的用法〕という名前で習うかもしれません。ここで紹介している不定詞は、正確にいうと【to不定詞】と呼ばれています。高校になると〔原形不定詞〕という用語も使うので、区別しないといけません。でも、中学生の方は、〔不定詞〕といえば、〔to不定詞〕のことです。
 動詞read は、前に to を置くことによって、今回は〔名詞〕にかわっているんです。read はV(動詞)だったので、O(目的語)の books を家来として後に従えています。これらがまとまって、「本を読むこと」と【名詞句】になっています。もっと詳しく言うと、【不定詞に導かれる名詞句】となります。
 「Vすること」という英語を作りたいときの1つの方法は、Vの原形の前に“to”を置いてやることです


To get up earlyis good for the health.
S(名詞句)
V  C    副詞句
  早く起きることは健康のために良い
----->早起きは健康に良い。

不定詞が主語(S)になる文は、“It…(for−)to〜”の型となり、「形式主語it」を使って表現することが多いので、あまり見かけないかもしれないが、Sの可能性として、〔不定詞に導かれる名詞句〕は、あるんだと思っていてもらいたい。


It
is difficult
for you
to answer the question.
形式SV  C<---副詞句真S(不定詞に導かれる名詞句)
難しいですあなたにとって
その質問に答えることは
----->あなたがその質問に答えるのは難しい。

〔不定詞が導く名詞句〕が主語(S)になる場合、どうしても2語以上になります。Sが長いのは、どうも嫌われるようで、特別意味を持たない形式Sの it を、Sの位置において、その内容を最後に置くことがあります。これが、先ほど紹介した、“It…(for−)to〜”の構文です。テストには必ず出てきます。it を使わずに書くと、
 =To answer the question is difficult for you. または
 =For you to answer the question is difficult. です。
 副詞句for you の you の部分を、〔不定詞の意味上の主語〕なんていったりします。


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