Mary | came to the party last night. |
S(名詞) | V 副詞句1 副詞句2 |
メアリーは | 昨夜そのパーティーに来た。 |
人名は、【名詞】なので、主語(S)になることができます。上の例文では、Mary がそうですね。 人でなくても、地名や物・動物でも〔名詞〕ならば、主語になることができます。
Our English | teacher | often gives us difficult homework. |
所有格 形容詞--> | 副詞 V IO 形容詞 ---> DO | |
私たちの英語の | よく私たちに難しい宿題を出す。 |
「文の最初に現れる名詞・代名詞が英文の主語である」というのが、一応の原則になっているが、例外もかなり多い。それは、おいおいお知らせすることにします。
上の例文では、our は〔代名詞〕なんですが、〔所有格〕になっているので、主語にはなれません。English は「英語」とか「イングランド人」という意味ならば、〔名詞〕なんですが、この文では、「英語の」と〔形容詞〕になって直後の名詞teacher を修飾しています。したがって最初に出てきた名詞teacher が【主語】になります。
めんどうなので、「Our English teacher を〔名詞句〕と呼んで、この句全体が〔主語〕ですね」と説明するときもあります。
The | made us sad. | |
V O C | ||
私たちを悲しくした。 | ||
--->その知らせを聞いて私たちは悲しくなった。 |
目に見えない〔抽象名詞〕でも〔名詞〕なので、主語になれます。日本語は古来、生き物ではないものが、文の主語となるのを好まなかったのですが、外国語の影響か、最近では「その知らせが、私たちを悲しくした」としても通じますね。