まるで子供だね!!


モンゴル・ウランバートルから戻った、休み明けの2005年1月11日(火曜日)の午後3時20分頃、新潟大学理学部生物学科事務室に郵便物を受け取りに行くと、事務の池田さんは午後から休暇で不在であった。が、そこに○○がいて、私を認めると、突然「あんたは、いつまで、ここにいるつもりなんだ? 国民の税金を使って、光熱費だって馬鹿になんないんだぞ」と言い出した(1)。

「何をわけの分からないことを言ってるんだ。こっちは電気の無駄遣いを避け、冷房は極力、使わないようにしているし、暖房だって20℃以下で使用するようにしているんだぞ」と心の中で思いながらも、大人の対応として「私は、ちゃんと研究生として在籍するための授業料を支払っていますよ。中には、そういったお金を払わないで、居座っている人もいるでしょう?」と返すと、○○は顔を真っ赤にして部屋を出て行ってしまった。どうも○○は、研究生が授業料を支払っていることに思い至らず、勝手な発言を繰り返していたようである(2)。

○○は、2004年の7月だったか8月だったかに教授になったばかりで、65歳の定年退職まで後5年くらいだったと思う。国際会議のプロシーディングや、査読の甘い国内誌に掲載された学術論文が、○○の研究業績の大半を占めている。カウント出来る学術論文数が微々たるものなのに、間違って教授に上がった途端に、それまでとは違った横柄な態度を採るようになってしまった。率直に言えば、給料を貰いながら研究生活を続けている大学教授が、確固たる収入もなく、授業料を支払ってまで研究生活を続け、ちゃんとした学術論文を書いている研究生を、自分勝手な思い込みと決めつけで、頭ごなしに批判する資格はないと思う。

まあ、業績のないやつに限って、こういった類いの、根も葉もない事実無根の中傷を繰り返し、自らの憂さ晴らしをするのだろうが、そんなことをしても自分が惨じめになるだけである(○○と○○の研究室の学生・大学院生が、匿名で、某悪質掲示板に何度も私への中傷の書き込みをしていることは分かっている。書類送検されたくなければ、今すぐ止めるように忠告しておく。ちなみに、私は、売られた喧嘩は買うが、自ら進んで喧嘩を売ったことは一度もない)。

[脚注]
(1) 以前から「いつまで居座り続けるつもりなんだ?」と問題視している人がいることは、他の信頼できる先生から聞いて、知ってはいた。でも、それが○○だとは思ってもみなかった。他にも同じように考えている人はいるのかもしれないが、○○の場合は、そのことを平気で口にするから、子供なんだよね。
(2) ○○の出身は××大学で「現在でも、ちょくちょく顔を出している」という話である。××大学では、他大学で「研究生」に相当する「研修員」というポジションがある。どちらも給料は出ないが、これまで研修員が研究生と大きく異なっていたのは「授業料を支払う必要がない」ということだそうである。このことが、おそらく○○の頭の中にあって「金も払わず居座っている」といった勝手な思い込みで、私への事実無根の中傷を繰り返していたのだろうと推察される(但し、この研修員というポジションも、国立大学の法人化に伴い、授業料を支払う義務が生じたようである)。


[追記]: 2008年3月末に新潟大学を定年退職された某教授が置き土産に話してくれたことであるが、たまたま空きが出来た教授のポストに、この○○を就けるとき「公募なしの内部昇格人事」がおこなわれたそうである。「ポストを埋めないと他の学科に取られるし、現在の人事だったら、絶対、上には行けないんだけどなあ......」と嘆息していたのが、妙に印象的であった。
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