旅日記4日目:10月6日(月) 田原坂、長洲町、五島列島へ
朝はゆっくりしてゲストハウスを9:40に出発。国道57号を西に向かい、赤水から県道23号を西に進み、せまる阿蘇外輪山を上っていく。峠付近からの眺めがいい。
赤水から西を眺める
峠手前から西を眺める
弾痕の家
峠を少し過ぎた交差点で熊本市街方面の県道339号に入って下っていき、県道30号を西進して国道3号に達してからは国道208号を5km程西進して田原坂公園に到着。田原坂は、明治政府に対する旧薩摩藩士を中心にした不平士族の反乱である1877年に起きた西南戦争において、最大の激戦と言われる「田原坂の戦い」の地だ。駐車場から上の方に上がっていくと、銃弾の跡を再現した「弾痕の家」が建っている。その先に資料館(210円)があったので見学する。大砲、銃、服と装備等色々展示されている。外に出る時にガイドさんにパノラマガーデンは見たかと言われたので今からですと答えると、ガイドしてくれるという。公園のさらに奥へと歩くと「田原坂パノラマガーデン」に到着。そこには田原坂の地形や陣地等が立体的に再現された大きな模型が野外に作られていた。その模型や景色を見ながら詳しく解説してもらった。
資料館内部
田原坂パノラマガーデン
金魚が泳いでる
田原坂を出発し、玉名市を抜けて長洲町へ入る。長洲港近くに「金魚と鯉の郷広場」というのがあるので寄ってみた。駐車場から園内に入って行くと、数メートル四方のプールがあって、金魚が泳いでいた。さらに進むと金魚の館があり、入ってみると上から金魚ちょうちんが吊るされていた。金魚の展示や金魚グッズの販売もやっている。長洲町は金魚の名産地ということだ。
金魚の館
金魚ちょうちん
公園を出て、長洲港の有明フェリーのりば入口付近の奥まった所にある「おふくろ弁当」に寄ってハンバーグ弁当(480円)を買う。それから14:05発の雲仙市多比良港行き有明フェリー(600ccバイク込950円)に乗り込む。45分程で多比良港に到着。ここは雲仙市国見。国見と言えばサッカーということで、街灯がボール型になっている。ここからは長崎市へ向けて国道をひたすら西進。
サッカーボール型街灯
長崎港に到着し、滑り込むようにターミナルで急いで五島行フェリーの乗船手続きをし、弁当を買う。乗船するのは16:50発、九州商船の福江行き(600ccバイク込で5180円)。まずは五島列島の中で、長崎港からのフェリーが最も遠くに寄る福江島へ行く。福江島には五島市役所があり、五島列島の中では最も大きく、栄えている。乗船したフェリー「万葉」はほぼ定刻に出航。船内設備は簡素。飲料、パン、お菓子、アイスの自販機があった。飲料は一般的な価格。天気が良く、船からの眺めが良い。海上は穏やかで、18:00~19:00の間くらいに少し揺れがいくらか出たくらい。
フェリー万葉
長崎を出港
福江港が近づく
福江港には定刻通り20:00頃到着。県道63号を福江空港方面へ南下し、手前で鬼岳方面へ、野宿できそうな所を探しながら走る。よさげなところを見つけたので、23時頃までやっている温泉があるという「五島コンカナ王国」へ。駐車場へバイクを停め、暗がりの道を結構歩いて鬼岳温泉(700円)に到着。さっぱりした後、バイクで走り、鬼岳登山口の駐車場に到着。中には入れないけど、すぐ近くに天文台もある。少し星を眺めて寝る。
- 今日の天気:朝小雨、後晴
- 走行距離:137.7km
- 宿泊地:長崎県五島市鬼岳登山口駐車場
- 入浴地:鬼岳温泉(五島コンカナ王国)