ほしたびの旅

天草・五島列島の旅2014

旅日記7日目:10月9日(木) 新上五島町から長崎市、長崎くんち

野宿した所の近くの有川港から佐世保行フェリーが出てはいるが、今日まで長崎市内で長崎くんちをやっているということを長崎から五島へ渡るフェリー内で知ったので、長崎行フェリーが出ている奈良尾港まで移動する。6:30頃に出発、県道22号を南下する。山を越えて下って行くと、山に囲まれて海に面した小さな集落に朝日が差し込み始めている。国道384号に合流する直前の高井旅には山に囲まれながらもしっかりと良さげなビーチが広がっている。


入り江の朝

高井旅ビーチ

奈良尾港に到着。ターミナルの南すぐ、港入り口付近に無料の足湯がある。8:00からということなので、ちょうど8:00につかりに行く。

奈良尾港の足湯

福江港からやってきた九州商船の長崎港行きフェリー「万葉」に乗り込み(600ccバイク込5180円)、定刻の9:15に出港。天気は良く、穏やかで、11:50頃長崎港に到着。


長崎湾入り口付近から北

長崎女神大橋に近づく

早速、長崎港付近を歩いて長崎くんちの様子を見に行く。歩道にはいくらか屋台が出ている。すぐ近くに「御旅所」というのがあった。諏訪神社の三体のご神体が本宮から9月7日に下ってこられてここ、御旅所に滞在して、今日9日に本宮に上がられるのだそうだ。建物の中に3つの神輿が並んでいる。これからご神体を諏訪神社へ戻す「お上り」が行われるようで、近くの道路の規制とが準備が行われていた。しばらくすると行列する人や馬が集まってきた。しかし、バイクをターミナルに置いたままにするわけにもいかないので、とりあえずバイクに乗って街中に移動し、そこからぶらぶらする。


御旅所

ご神体が滞在されている

ぶらぶらして県庁付近に行くと、ちょうどお上りの行列がやって来て止まっていた。ご神体が乗った神輿の周りには人だかりができて、写真を撮ったり、さわったり、下をくぐったりしていた。少しすると行列が動き出した。

街中を歩いていると、ご祝儀をもらった店の前とかで止まって踊りを披露して回っているのを見る。「庭先回り」とか言うらしく、いくつかの団体(町)が回っていた。

遅めの昼食をとってから長崎市街から出発。国道34号を北上し佐賀県に入り、県道を通りながら吉野ヶ里町までたどり着く。もうすっかり暗くなっているので、とりあえず、ひがしせぶり温泉 山茶花の湯に入る(10:00~23:00(受付22:00迄)、720円)。館内に食堂(LO21:30)もあったので、風呂から上がってから入り、地鶏みつせ鶏丼(860円)を食べる。夜はもう遅くなったのでこれ以上進まずに、少し戻って道の駅で野宿する。

  • 今日の天気:晴
  • 走行距離:201.9km
  • 宿泊地:佐賀県佐賀市大和 道の駅大和
  • 入浴地:佐賀県吉野ヶ里町 東脊振温泉 山茶花の湯