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□ えびの市末永の田の神祭り
毎年恒例となってきたえびの市末永集落の田の神まつり詣で
毎年5月4日
田の神は化粧直しして
村の中を練り歩きます昔は皆で担いで回っていましたが,
今はトラクターにひかせています。田の神が鎮座する鎮守の森 厳かに神事が行われます 神事の後は村の広場で宴会です 踊りも出ます。学生も参加しました。 役者がいるものです。 とりまとめ役,区長の本石さん
自ら率先して化粧をします。■ AprilにMay が生まれました
□ 九州大学卓球部の卒業30年同窓会がありました。4年前にも集まったのですが,同じ顔触れが今回も集まりました。
卓球部の同窓会とはいっても小生は2年で退部しましたので,正式のOBではありませんが,呼んでもらっています。
忘れずにいてくれてありがたいことです。みんなといると気持ちまで当時に戻るのが不思議です。
切なく自分の「原点」はなんだったかな?などと年甲斐もなく考えてしまいました。
「割烹テラオカ」にて 「六本松旧教養部」にて ■鹿児島玉龍高等学校昭和43年卒業3年3組同窓会
4年ぶりに集まりました。担任だった帆北先生も来てくださいました。
高校生活全体は楽しめないものでしたが,このクラスは好きでした。
林光華園にてクリックすれば大きくなります。
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滅多にありませんが、最近は発散する機会が減って沸点が下がり気味です。戻る
イズミの窓
パーボイルド米見聞記(pdfファイルもあります)パーボイルド米。ベトナムで長いこと調査をしているが,ベトナムでは聞いたことはなかった。南アジアの研究者ならば常識,東アジアの研究者はたぶん聞いたこともない。つまり,知っている人には何ら面白い話ではないし,無知をさらけ出すようで恥ずかしいが,パーボイルド米の見聞記を書いてみようと思う。バングラディシュで知りたかったのは,精米所で行うパーボイルドというプロセスがなにか,だった。英語では半ゆでにする(parboil)という意味である。精米所で半ゆでにする?どういうことだ。あとから知ったのだが,パーボイルド加工はインド,ミャンマーの西側,パキスタン,中近東などで行われている米の加工法であり,ミャンマー以東にはみられないという。しかし,米の世界的な輸出戦略を持つタイではアフリカ向け輸出米のかなりの部分はパーボイルド米で,パーボイルド米は世界の米の20%ほどを占めるそうである。
バングラディシュ東部クミラの精米所でパーボイルのプロセスを見せてもらった。見たのは中規模のオーソドックスな精米所だった。村の通りに面した入口からはいると中は広く,機械や倉庫などの建物の向こうに20bばかりの煙突がある。パーボイルはこの精米所では次のように行われていた。収穫し,脱穀した籾を最初,蒸気で数十秒蒸す。それを容量5〜6トンの大きな湯船に1〜2晩つける。それを取り出し,広いコンクリートを打った乾燥ヤードで干す。雨が降ればベトナムのノン(編み笠)を大きくしたような覆いで富士山のように盛った籾にかぶせる。ちょうど見学したときも雨が降ってきて,大急ぎでかぶせていた。ここまでがいわゆるパーボイルの過程であろう。このようにして乾燥した籾を精米機にかけるのである。精米小屋にはいると二台の機械が据えてあった。まず籾をザルですくって一台目の小さめの機械に入れる。出てきた籾を見ると二割方籾殻がとれている。何だ,性能の悪いもみすり機ではないか,という感じである。次にそれを二台目の機械に入れる。すると四割くらい籾殻がとれている。これを三回くらい繰り返すと,すっかり籾がとれ,いわゆる白米状態になるのである。
ここでその機械から出てきた副産物を見て驚いた。なんと,一台目からヌカが出てきている。そして二台目から籾殻が出てきているのである。パーボイルド加工技術やメカニズムに詳しい人には何でもないことかもしれないが,普通の日本人にはびっくり仰天,理解不能の光景である。なぜヌカの方が先にとれるの?なぜ籾殻が後の機械の先にたまるの?日本の農家が行っている米の乾燥過程とは違うではないか?パーボイルという,収穫した籾を蒸したり,ゆでたりすることが,我々の常識を超えているばかりか,籾殻がとれる前にヌカがとれるというマジックも想像外である
パーボイルド加工技術には熱帯稲作と食文化に関わる理由があることを知った。米粒を硬化させて籾殻の除去を容易にする。カビや菌,害虫の発生を抑える。加熱によってヌカ層にふくまれるビタミンBが米粒内部に移行する。粘りけをとり,食べやすくする,などである。パーボイルド米はバングラディシュでは一般の家庭で食べるお米である。お祭りやお祝いのときに使う香り米はパーボイル加工は行わない。 パーボイルド米のことをある友人に話したら,それは要するにアルファ化のことでしょう,といわれた。また,乾飯(ほしい)のことではないの,ともいわれた。しかし,プロセスをみると明らかに異なる。 例えば,乾飯(ほしいい,糒とも書く)は糯(もち)米を蒸しておこわにし、これを乾燥させて糧袋という長い布製の袋に詰めたものであるし,アルファ化米は炊いてアルファ澱粉の状態になったお米を、熱風で急速乾燥させて水分をなくす事によってアルファ化したお米のことである。
我々がバングラディシュの精米所を訪問したとき,雨の中,庭先で足踏み脱穀を行っていたが,多雨地帯で雨天にもかかわらず精米するための技術という面もあるのではないかと勝手に想像したが,お米の精米についてもそれぞれに地域性に応じた加工技術があるものだと感心した次第である。 (未発表)
■祖田修「前田正名」 (吉川弘文館\1,800)
□田中宇「米中論」 (光文社新書\700+税)
■アマルティア・セン「貧困の克服」 (集英社新書\640+税)
□関満博「現場主義の知的生産法」 (ちくま新書\700)
■有坪民雄「農業に転職する」 (プレジデント社\1500)
□小泉武夫+黒田征太郎「FT革命−発酵技術が人類を救う」 (東洋経済\1300)
■中村明蔵「隼人の古代史」 (平凡社新書\760)
□高木俊朗「インパール」 (文春文庫)
■田中宇「仕組まれた9.11−アメリカは戦争を欲していた」
□小塩隆士「高校生のための経済学入門」
■奥村宏「倒産はこわくない」 (岩波アクティブ新書,2002年,700円)
□加計呂麻の旅(03.11.16-18)
■済州島の旅(02.12.11-15)
□アイオワ・ネブラスカの旅(02.11.)
■名瀬市(02.9.13-16)
□山川町(02.9.11-12)
■阿蘇(02.9.5)
□川辺町(02.8.28)
■金峰町(02.8.23)
□大崎町(02.8.12)
■えびの市末永(02.5.4)
□鶴田町(02.3.18)
■ベトナム(01.12.22-30)