■2000系 グリーンマックス (2004年5月完成) 4両編成×1 入線 |
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グリーンマックスの未塗装キットを素組みしたものです。側面のHゴムをうまく塗る自信がなくてなかなか手が出せなかったキットです。GMの京急のキットとしては一番最後に手を出したもの。
【製作喜怒哀楽あれこれ】
(1)前面ガラスおよび側面窓のHゴム黒の塗装に苦労しました。当初、筆で塗るしかないと思ってはいたのですが、まったく自信がなく困っていたところ、「油性の細マジックでぬればいいよ」と知人から聞き、やってみたところ、割とうまくいきました。マジックは塗りやすいので、筆塗りが多少ともうまくなった今でも多用しています。ただ、注意しないといけないのはハミでたときのこと。GMのカラーの上からタミヤのエナメル系で塗る場合は、はみ出ても専用の溶剤でふき取れば綺麗になるのですが、マジックは専用の溶剤がありません。
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直後なら爪楊枝などでこすりとることもできますが、乾くとなかなか取れません。幸い私は実家にアルコールがあったので、それでふき取っていますが。もしマジックを使う場合はアルコールを手に入れたほうがよいかもしれませんね。
(2)白と赤の塗り分けがうまくいかず、何度もシンナープールへ入るハメになりました。初めは白を塗ってマスキングして赤を塗ったのですが、マスキングがうまくいかず、ラインが平行にならなかったり、先頭車の運転席ドア付近の曲線がうまくでなかったりで見事に失敗。再度チャレンジしても失敗したので今度は逆に赤を塗ってから白を塗ってやっとうまくいきました。もっともうまくいく前にさらに一度失敗しました。赤を塗ってマスキング氏、ねずみ色を塗って赤を遮蔽してから白を塗りましたが、段差が出来て失敗してしまい、またシンナープールへ直行(涙)。
塗装の基本は色の薄いものから塗っていくのですが、場合によっては、順番を入れ替えたほうがマスキングしやすい場合もあります。もっとも厚めにぬらないと下地の色を遮蔽できません。下手をすると赤っぽい白になってしまいますし、それを意識しすぎて厚く塗りすぎると今度は塗装面に段差が出来てしまいます。その辺の兼ね合いが難しいです。 1作目で散々苦労したおかげか、2作目は特に苦労することなくうまく作ることが出来ました。 |