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 5/30(月)  積みゲ増えるの巻

■あー、「プリっち」やりたいのは山々ですが、周りの状況がそれを許してくれません。
明日は長崎に日帰りで出張です。どうせちゃんぽんでも食う位しか暇がないでしょう(汗)。

■公式サイトでは「カロリーメイト杯」などという珍妙な全国大会が6月上旬から開催される事で、まだまだ活気があるように見受けられる「クイズマジックアカデミー2」ですが、どうやら最近のバージョンアップに貢献度数値を稼ぐ為のバグ技が発見されたらしく、筐体に設置されたモニターでは、そのバグを利用して有り得ない数値を稼ぎ出すプレイヤーも出てきて多少荒れ気味の様です。酷い場合になると一日で1500ポイント行っているとかなんとか。このゲーム、全て1〜3回戦で満点でトップを取って、決勝で優勝しても入ってくる貢献度って10程度で、決勝まで行くと余裕で15分位は経過するので、24時間ゲームやりまくってもその数値って不可能ですから(汗)。

このバグに遭遇したぽにさんの日記の辺りを参照すると詳細が書かれていますが、「第1回全国大会の貢献度」が貰える直後の状態のカードを、今回の更新後の筐体に投入すると、毎度毎度貢献度がダブって貰えるという状態が発生しているようです。
私はあまりオンラインゲーにて造詣の深くない方ですが、バグ技がまかり通るというのはプレイヤーのやる気を本当に削ぐものらしいのでさっさと対処してほしいですね。まぁ私の場合は、賢者以上になってからプラスマイナスゼロという有様なので、まったく関係ない次元での話ではあるのですが…トホホ。

 5/24(火)  QMAKET

■先日の日曜に「クイズマジックアカデミー2」の同人即売会QMAKETが、大田区民ホールアプリコにて開催されたので一般参加してきました。
正直言うと大手サークルが出ていないとか、累計会員数30万人突破と言いつつ、それは実際のプレイヤー数とは思えないので世間への浸透度はどうか…とか、会場の規模も計りかねていた事もあり、10時半頃に会場に乗り込めば良いかと思っていたのですが、実際現地に到着したとたんに数百人の集団が、既に整理券を受け取って1回目入場者の列を形成している最中でした。イベント開場と同時(11時)に入場出来る人数は250人、そしてもらった整理券の番号は、11:45入場の396番………ふっ、やられたよ。

■暫くして早乙女さんと合流。「主催側が2回目入場の為に、どれだけ別売りストックしを呼び掛けてくれるかによりますかねぇ」との話もしながらペンペン草も生えてない状況も覚悟して乗り込んだのですが、結構それなりに収穫はありましたので個人的には満足出来たイベントでした。そんなに完売御免のサークルも有りませんでしたし。初めて開催されたオンリーイベントで25冊も本が買えたのって凄いですよ。

活気も非常にあったイベントでした。他イベントに比べてみんな結構な「躁状態」だったように思うのですが…、それは私があんまりオンリーイベントに行った事の無いせいなのだろうか。搬入の都合で午後2時過ぎに販売再開するサークルの為に再入場したのですが、びっしり一般参加者が会場内に留まっていてびっくり。午後3時くらいからの、有志のイベントがあるせいなのかな…とも思ったのですが、どうやら全国オンラインゲームらしく、「みんなの集まり(語らい)の場」になっていた様です。そういう意味だと、意外と買い易かったというのも納得できます。この時間帯だと「あらら、まだ買ってくれるんですか」というサークルさんも一杯いたし(汗)。
サークルコスプレについては、「お前それは制服じゃなくて黒のライン付きジャージだろっ!」という人も見受けられましたが。

■各本の内容については、やはり「ぱんつはいてない(アロエ)」「巨ちち(ルキア)」「ないちち(シャロン)」「ブリキュア(ユリ)」が多かったかなぁ…と。いや、でもGoogle検索で「ぱんつはいてない」キーワード入力すると、虫姫様フィギュアと並んで駒都えーじ先生を脅かす勢いで上位に食い込んできますけど(汗)!

このゲームってゲーム内世界は凄く魅力的なんですが、肝心のキャラ自身の設定とか各キャラの絡みや相関関係とか、コナミの公式に全く無いに等しいんですよね。だから殆どの人が想像で脳内設定するしかない。巨ちちとかの見た目でネタ造っているだけだってのも、仕方ないよなぁ…とは思います。
少し前のアロエイベント限定テレカや暴利なイラストコレクションといい、マニアなディープ層をキャッチするコナミ方針は、良く分からない所がありますね。もうちょっとそこら辺、公式の方で何かしらの動きがあると面白いのですが…と思いました。

 5/21(土)  おおう こんな偶然が

■休日出勤の帰りに、東京駅地下街のワールドゲーム八重洲にてQMA2をプレイ。
相変わらず、凡ミスの殆ど無い対戦相手たちの壁に跳ね返されまくりといいますか、やっぱりこれが今の実力というところでしょうか。8クレジットも投入して決勝進出が1回だけというのは泣けてきました(汗)。
初めて一回戦で「00.00」のスコアで二回戦進出するという事態に遭遇もしてしまいました。

■ところで、8時過ぎに全国トーナメントの16人の参加者一覧を見たところ、見慣れたCN(キャラクターネーム)が……おお!、これはいかすけさんではないですか!店舗も宮城県でランクは青銅賢者だし。
今月初めのOFF会でご一緒した時には、一席ずつ並んで筐体に座り、同じトーナメントにマッチングできるように予習問題の終わるタイミングを合わせてみても、2回くらいしか入れなかったのですが、こういう偶然ってあるんだなぁ。
オンラインゲーならではの醍醐味だと思います。当のいかすけさんは気付いていただろうか…。

 5/19(木)  ハチクロ6話目

「ハチミツとクローバー」アニメ第6話
個人的には「神懸かって来た」に等しい出来です。
やっぱり脚本の黒田洋介は、「極上生徒会」でコナミの恩恵に縋って微妙に力を抜きつつ、こちらの作品に全力投球しているのは本当の事だったんだネ!!(問題発言)

……という冗談はさておき、
この漫画原作の前半にある「理花さん、花本先生の過去」「真山・山田の夜道語り」という見せ場を詰め込み過ぎかなという印象があれども、その場面が動いて、声が付いて、演出されている画面を見ていると感慨深いものがあります。当初は相当忠実にアニメ化されていたので、「あんまりアニメにするっていう意味は無いように思うが…」とは思っていたんですが、この深夜アニメを観て原作に手を出す人が相当増えているという事をふまえても、やはりアニメ化した意義はあるのでしょう。

以降の心配事としては、ハチクロはこれ以後殆ど登場人物達の関係や環境が膠着状態になってしまうので、これからどうテンション保っていくのかなぁ…という事と、はぐの声優さんの素人っぽさがいまだに気になるのと、ウニウニと不気味な動きをする作品の雰囲気を穿違えたオープニングくらいでしょうか。
最近のYOUNG YOUの原作ではとうとう物語が動き始めているらしいですけど。そこまではアニメが追いつくでしょうし。
まぁ、この原作では最強のローマイヤ先輩のエピソードはちゃんと入ってくるらしいので、以後も見続けて行こうかと思います。

■他にちゃんと見ているアニメというと、「英國戀物語 エマ 」しか無いのですが、本当にこのアニメは…何といいますか……マイペースで話を進める気があるのか疑わしいというか(汗)。もともと作品に流れる「空気」を楽しむような作品ではありますが、それに拍車のかったこのアニメはとても心配になってしまいます。そんな心配する義理もないのですけど。
これも最近の雑誌(コミックビーム)での展開のような変化に追いつく事も無く終わるのでしょうし。

それよりもなぁ……、やっぱり森薫さんの原作だったら「シャーリー」をオリジナルエピソード満載で、イメージを膨らませてアニメ化するべきだったんじゃないかと思います。ベネットさんのスカッと明るいところは分かり易いと思うし、何よりシャーリーの「13歳+黒髪+大人しい+メイド」という属性だけでたまらん人は沢山いるでしょう。1話完結形式だから気楽に13話使いきる事が出来るでしょうし。
「シャーリー」の単行本内で「もう少し考えていた事があるので…」という事が書かれているので、まだそういう時期ではないのかもしれないですけどね。まぁ要するに「エマ」は少々ハードルが高いのではないのかな…という事です。

■22日の日曜は休みが取れそうなので、クイズマジックアカデミー初の同人即売会、QMAKETに一般参加予定のつもり。
カタログは手元に無いんだけどな(汗)。

 5/8(日)  森山大輔展/最近のQMA2

■先日、表参道のGOFAにて開催されていた森山大輔展「森山大輔の轍を見に行ってきました。
森山大輔さんというと、アニメ化もされた「クロノクルセイド」や現在はYOUNG KING アワーズにて「ワールド・エンブリオ」を今月より連載開始している方ですが、私の中の認識としてはやはりすたじお実験室のエロゲ時代の辺りが初見だった事もあり、一番印象が強かったりもします。ああ、「ばにいはんたあ零」の親子丼は素晴らしかった(コラ)。結局WIN版とかも持っているんですけど、XPじゃ動かないんですよねぇ。

さて、内容としてはGOFAのHPを見て当初からグッズや原画販売の比重が随分高そうな、秋葉原などで良く開催されていそうな原画展(という名の展示即売会)では…と思っていたのですが、確かに複製原画の販売コーナーは有りましたけど実際は控えめで、原画の展示が主であったのは良かったです。とはいえ開催されているスペース自体も20畳くらいの小ホールでしたが。
そういえば秋葉原で展示会の原画を売りつける客引き女性がいると思いますが、一部の人からあの人たちの事はエイリアンをもじって「絵売リアン」と呼ばれているそうそうな。

掲載された作品はRPGマガジン等の作品はあれども、やはり九割方「クロノクルセイド」が占めていたのは仕方ないですかね。原画をよく間近で見てみるとここ数年の原画はホワイトの直しが殆ど無いので、これは原稿がデジタル化して作成しているんでしょうか、そこまでは判断出来なかったです。同人誌時代の作品も掲載とあって、もしかして「たべたきがする」とかの原稿が載っているのかしらん(汗)、まぁ妥当に考えれば「悪魔城ドラキュラ」とかの本の辺りかな…と思いを巡らせていたのですが、殆どそれらしい原稿は確認出来ませんでした。まぁカラー原画という事もあるんでしょうけどね。最後は感想ノートに「新連載楽しみにしてます」と書いてその場を後にしました。

アワーズも今月号より刷新されてきましたが、依然長期連載の作品が多く、もはや1月に1回読んだだけでは全く訳が分からない漫画が多くを占めています。別に長期連載自体は悪くないんですが、各月毎に見せ場を考えていない作品があまりにも多いもので…。内容も非常に一見さんお断りのアクのある作品が多くなっていますが、森山大輔さんの画面作りは非常にシャープで分かり易いので、「ワールド・エンブリオ」という作品が雑誌の中で上手く機能してくれたら良いんじゃないかな…と思いました。

QMA2について。
本日は10コインほど八重洲でプレイしてみましたがもう散々な出来。決勝に行けた事自体3回って一体(汗)。
予習ではフランシス先生の芸能分野はランダム4まで開いたので、アニゲ・スポーツ・雑学辺りを中心に選択しているのですが、70点というほぼ六問中二問不正解だと不可能なラインを越えられず、半分近くマロン先生・ガルーダ先生・リディア先生に「この軟弱者〜〜」と落雷食らっています。やっと「四文字」問題が選択できたって大賢者にあるまじき段階だよな。
やはり私のレベルでは「頭打ち感」が強いみたいです。とりあえず5/22(日)の大田区民ホールで開催されるQMAKETにでも行ってみるかなぁ…と思う最近。休日出勤予定ですが何とか周りに肩代わりさせよう(笑)。
秋葉原のメロンブックスではカタログが完売の様でした。

 5/6(金)  GW中のアレやコレや

■5月3日は旧PC-VAN内のSIG、jGAMETの面々と秋葉原で待ち合わせを行い、ミニOFFを行いました。
とは言いつつも実際のところは、いかすけさんと「クイズマジックアカデミー2 やらないか」と男2人でウホッとプレイする際に、他の方をつき合わせてしまったような形になってしまいました。スイマセン。
私の「芸能ランダム2(映画ジャンル)」だけに全てをかけるハタ迷惑なプレイは分かって頂けたようで一安心です。
あ、ランクもいつのまにか大賢者に昇格しました。

最近購入した漫画本のご紹介など。
どうも相当偏っているなぁ……。

「みかにハラスメント」(水兵きき ガンガンコミックス)

あの噂の作品、遅ればせながら四月末にアニメイトに入荷していたので、第二版を購入してみました。
……………なるほど、こういう漫画なのですな。勿論スクエア・エニックスの冊子ですからエロ漫画に比べて描写に規制がかかっているのは当たり前ですが、ヒロインのみかがとんでもない目に合って「は、恥ずかしいっっ!!」と思う「羞恥心」だけの一点突破だけで描いていこうとする姿勢は結構好きです。ハラスメント系は結構好きなのだ(問題発言)。

とはいえ、漫画の展開や描写にはまだまだ拙い部分は散見されるので、このエロ魂を失わずにどんどん上手くなってほしいなぁ…と思います。絵柄的にも黒髪の女の子が可愛く描けているので好きですハイ。

「まじかるストロベリィ」(まつもと剛志 JETSCOMICS)

魔法苺の妖精・いちこと植物オタク・日下部くんが繰り広げるほのぼの&ラブラブのハートフル4コマ漫画。
ヤングアニマルに掲載されていた当初から、「これはまったりとしてて良いな〜」とは思っていた4コマ漫画だったんですが、それは周りに掲載されている漫画がベルセルクやホーリーランドみたいな超殺伐漫画だったり、ソフト方面でもふたりエッチやゆびさきミルクティーなど異様な世界漫画ばっかりだったから、そう思っていたのでした…というわけではありませんので念のため。

言葉は達者でも、純粋にも程があるいちこの言動は本当に微笑ましく間抜けで笑わせます。日下部くんに片想い中の日夏さんが登場する辺りからぐっと面白くなってきますね。ニコが登場してからはさらに倍加してくるので、是非2巻、3巻と続いていってほしい作品です。単行本に巻数の表記が無いのには一抹の不安を覚えますが、多分背表紙の苺の数が一個なので、これが二個、三個と増えていく粋な計らいなんですよ…きっと……だといいなぁ(汗)。

ところでこの作品、3日にjGAMETのオフ会の時に秋葉原で五件近く探してみたところ、ほとんど在庫切れの状態でした。
なに?これってみかにハラスメント状態なんすカ?と思ったものの、それほどでもありませんし……。やはり先程の巻数表紀無しなどの扱いにもあるように、単に発行部数少ないだけなんでしょうかね。でもいい作品ですよ。

「まゆかのダーリン@」(渡辺純子 きららコミックス)

りょうお兄ちゃんラブで突き進むまゆかちゃん(5歳)の、ほわほわ4コマ漫画。こちらもヒロインがとてもミニマムなのであらぬ誤解を受けそうですが、上記のまじかるストロベリィ同様そういうあざといシーンは皆無なので、女性の人が見ても普通に「可愛い〜」と思えるんじゃないかと思います。高校生のりょうお兄ちゃんが、全然その気の無い人なのでとても安心なのだ!(笑)。個人的にはもう一歩色々な周りの人達の関係が拡がって来ると、オモシロさも倍加してくるんじゃないかな…とは思うのですが。殆どりょうお兄ちゃん←→まゆかの話ばかりなので。
しかしきららコミックスは高い…他の4コマ単行本なら600円弱なのに、平気で800円超えというのはなぁ。

「失踪日記」(吾妻ひでお イーストプレス)

いにしえのメジャーマイナー、吾妻ひでおさんのペンを持てなくなって以降、浮浪者、雇われガス配管工、アル中病棟を経験した際の実話漫画。朝日新聞の書評に先月掲載されて興味を持って購入。
これはやはり、リアルタイムで「吾妻ひでお」という漫画家を知っていた人が読むべき本でしょう。私はチャンピオン時代の頃から知っていましたが、マイナーな不条理方面に傾いて以降の作風は大好きで、ぱるぷ出版の「ひでお童話集」とか学生の時分に買っていたりしました。作中で浮浪者として警察に尋問を受ける際、正体を知った一人が「先生がどうしてこんな所に…」とか呟くシーンがあるんですが、そんな立場の気持ちになれる人が読むと、この本自体も面白くなってくるんじゃないかと思います。知らないと単なるおっさんの体験まんがみたいにしか捉えられない恐れもありますし。

異様な立場を経験して、その体験を漫画化した例としては花輪和一「刑務所の中」なんかが有名ですが、あれほど細部に執着して描かれる事もなく、基本的に吾妻ひでおさんって日常はあっさりと描かれるので浮浪者時代辺りはのほほんとした空気が全体的に漂っています。それよりも超常的で不条理な所、漫画って読者に分かり易くなくってもいいんだって所を開拓して行った人でもあるので、現実と妄想が混在してくるアル中病棟への入院記の方が面白く感じられました。同じくのほほんとした描写をしながらも、全体が緊張感を持っているんですよね。但し入院記の方は途中でブツ切りになって収録されているので、そこら辺とても残念です。
未完なのかなぁ…これって。


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