現在、沖縄で現役の桜で、一番長老と思われるのがこの桜。 本部町で果樹園をやっている民家を守るように、家のすぐそばに堂々たる姿を見せている。 おうちの方の話では、実はこの桜、第二次世界大戦後、枯れてしまったのだが、枯れた幹から彦桜が生まれ、育ち、ここまで成長したらしい。・・・ということで、約60歳。本州で桜の老木といえば、樹齢1000年だの1500年だのと言われているのと比べると、まだまだ子供みたいな年齢だが、沖縄で今も元気に咲いている桜では、一番の年長といえるだろう。 ちなみに元々の親木は樹齢100年とも200年ともいわれている。 この桜物語が、第二次世界大戦の犠牲となってしまった沖縄の悲劇を語っているとも言えるのでは・・・ |
桜色々 1|2|3|4 那覇周辺 1|2|3 名護周辺 1|2|3|4|5 国頭周辺 1|2 今帰仁城址 1|2|3 本部・八重岳 1|2|3|4|5|6 |