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富田林寺内町の探訪

江戸時代の町並みが残る寺内町(じないまち)をご紹介します

大阪市内から近鉄電車で富田林駅まで30分。駅から徒歩10分。
ひっそりとした佇まいを残すお寺や町家を巡りながら、お手軽な歴史散歩に出かけてみませんか? 皆様のお越しをお待ちしています。

じないまち随想9 2006年2月4日

富田林を舞台にした小説

還暦を過ぎて、詩集、小説、エッセイを出版
「~三月八日、朝日新聞社から発売されます。タイトルは、嶋崎研一著「母の詩(うた)、晴子とともに」(朝日新聞社刊)ですが、舞台は、勿論、富田林です。昭和二十五年頃から、三十年頃までの、商店街の様子や寺内町の様子を織り交ぜています。~」(嶋崎研一様からのお便り)


嶋崎研一様

3月8日に朝日新聞社から富田林を舞台にした小説をお出しになる旨、今朝ほどメールを頂戴しました。頂いた電子メール宛てにお返事をすぐに出したのですが、どういう理由からかメールは全て未着で戻ってきてしまいました。返事の内容を記しておきます。

3月に小説をご発表され、その中で往時の富田林の様子を描いておられる由、今から大変楽しみにしております。現在も富田林にお住まいでおられるのでしょうか?小生はまだ幼稚園から小学校の低学年でしたが、富田林の旧市街地は昭和40年代前半まで、堺筋、本町筋、中央商店街など個人商店がそれなりの賑いだったことを記憶しています。今はなくなりましたが、テレビが普及する前は映画館があったり、銭湯、駄菓子屋、製氷工場、質屋もあったと思います。借家の並びには共同井戸があったり、行商の人が毎日野菜や豆腐などをリヤカーに積んで売り歩いたりもされていました。寺内町の町家は当時から一部の方々には注目されて、写真誌などで取材されていたようです。旧市街の活力が次第に衰えてゆくなかで、町並み保存運動が少しづつ始まっていった頃でした。

嶋崎様が学ばれた地元の中学校、高校の御同級生であったO様は、きっと寺内町の中に何軒があります遠い親戚筋の方ではないかと思います。小生の父も同じ学校に学んでおりますが、少しだけ年代が違うようです。小説が発売されましたら、お差し支えなければ拙作ホームページの中でもご紹介させて頂けたらと存じます。こちらからのお願いごとになってしまい、ご迷惑かもしれませんが、ご小説で描かれた当時の町並みなどについてエッセーでも御投稿も頂けたらと思いますが、如何でしょうか?今後とも宜しくお願い致します。
(2006年2月4日、管理人)
じないまち探訪記
  じないまち随想
 ご感想などお便りをお待ちしています。(管理人)


Information


富田林寺内町
(城之門筋)
(富田林市提供、禁無断転載)

道順
寺内町へは近鉄長野線 富田林駅又は富田林西口駅下車徒歩10分
です。先ずはじないまち交流館へお立ち寄りください。

散策地図がもらえます
富田林駅前の観光案内所又はじないまち交流館で散策地図がもらえます。

立ち寄ってみたいお店

休憩所(トイレ)
じないまち交流館寺内町センターじないまち展望広場にあります。

車でお越しの方へ
寺内町は道幅が狭く、中には公共駐車場がありません。車でお越しの場合には、2014年2月に新しくオープンした富田林市営東駐車場(有料)をご利用ください。一般用の普通乗用車及び団体用のマイクロバス(1台分、市役所に要事前予約)を駐車できます。重要文化財・旧杉山家住宅まで徒歩5分、じないまち交流館まで徒歩15分。

尚、団体用の大型観光バスでお越しの場合は、富田林市役所にお問い合わせください。宜しくご協力をお願いします。


じないまち交流館
〒584-0033
大阪市富田林市富田林町9-29
TEL.0721-26-0110
FAX.0721-26-0110
(午前10時~午後5時、月曜休館)

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