旅日記3日目:11月29日(土) お菓子、南種子町、宇宙センター
昨晩は大雨が降ったが、天気は回復してきている。8:30頃キャンプ場を出発、まずは鉄砲伝来の地である、種子島最南端の門倉岬へ。すっかり晴れて海が綺麗だ。南蛮船をイメージした展望台とか、いろんな碑がある。
鉄砲伝来の碑
南蛮船型の展望台
鉄砲伝来紀功碑
東側の海
島の西側の県道75号を北上する。洋上にかすかに屋久島の山容が見える。岬から8km程走って内陸寄りから海岸沿いへと下った所の上立石海岸に、「枕状溶岩」の案内板が立っていた。それによると、「鉄柱が立てられた10メートル四方の中に、直径20~30cm、長さ2~3mの丸みを帯びた団塊の集まりである枕状溶岩が見られる」とある。しかし、結構歩き回ったがその鉄杭は無く、やや赤紫色を帯びてこれかなぁと思うものはあるが、確信が持てず。悔いを残して立ち去る。
島間を通過し、中種子町の市街地に入る。中居菓子舗というお菓子屋さんに入ってみた。おしゃべり好きなおばあちゃんが対応してくれた。店内の左側に饅頭を中心とした和菓子、右側にショートケーキ等の洋菓子が並んでいる。その中で、ビスケットまんじゅう(90円)と紫芋饅頭(90円)と安納芋饅頭(90円)を買って食べた。ビスケットまんじゅうは、白あんはぱさぱさした感じで崩れやすい。紫芋饅頭は全体的にしっとりとしている。安納芋饅頭はしっとりとさらに甘い感じが強い。
中居菓子舗
ビスケットまんじゅう
紫芋饅頭
安納芋饅頭
バニラプリン
それから少し離れた所に菓子処渡辺という綺麗なお菓子屋さんに入った。こちらもおいしそうなスイーツがいっぱい。その中で、バニラプリン(200円)とチーズ饅頭(130円)と鉄砲伝来1543(110円)を買って食べた。バニラプリンは疑いなくおいしい。チーズ饅頭は商品説明によると「しっとりとしたビスケットの生地でクリームチーズ、パッションのコンフィチュール(ジャムの様なもの?)を包み込みました」とあり、実食の感想は生地の内側はふんわり、チーズはクリーミーで滑らか、中のコンフィチュールは酸味が効いていておいしい! 鉄砲伝来1543は安納芋が使われていて、餡はねっとり柔らかく甘く、黒糖が入った生地の外皮は硬めで内側との食感の差異を楽しめる。
チーズ饅頭
鉄砲伝来1543
今日は天気が良いので、昨日通った熊野海岸へと走る。熊野海水浴場は、ちょっとかすんでいる感じはあるが、やはり天気がいいと綺麗だ。
千座の岩屋に向かう。駐車場にバイクを停め、海を見ながら砂浜を歩いて洞窟に向かう。洞窟の中に入ると、向こう側に海と島が見え、洞窟の中の途中まで波が寄せたり引いたりしている。潮が満ちるとほとんど中に入れないので、この位かもうちょっと引いたくらいがちょうどいいかも。
岩屋に向かう砂浜
千座の岩屋の中
それからJAXA種子島宇宙センターへと向かう。近づくとと時折大型ロケット射場の避雷鉄塔や大型ロケット組立棟が見える。H2ロケットの実部大模型が横たわっているのと竹崎展望台が見えてきたら種子島宇宙センターの宇宙科学技術館(9:30~17:00、通常期は月曜休館、無料)に到着。14:10頃に宇宙科学技術館に入館。ロケットや衛星についての展示が以前より多くなったような気がする。展示・解説が主体で、所々操作して楽しめるゲーム的なものもある。はやぶさシュミレータというのがあって、子供たちが楽しんでいた。そして館内で、延期の発表がされていたロケット打ち上げについて、日程が決まったと小耳に挟んだので確認した。設定された予定日時は12月1日(月)の13時22分43秒になった。館内をじっくり見たあと、キャンプ場に戻る。
大型ロケット射場
H2ロケットの実部大模型
宇宙科学技術館の展示
館内の顔出しパネル
夜キャンプ場でレトルトカレーを作って食べた後、南種子町街を経由して4km程の河内温泉センター(10:00~21:00、火曜休館、300円、泉質:単純温泉)へ、温泉につかりに行った。こちらも石鹸・シャンプー類は設置されていないが、つるつる感があっていい感じ。キャンプ場に戻ると、月が出ているものの星がたくさん見えている。
- 今日の天気:晴、朝曇
- 走行距離:103.7km
- 宿泊地:鹿児島県南種子町 宇宙ヶ丘公園キャンプ場
- 入浴地:鹿児島県南種子町 河内温泉センター