旅日記5日目:12月1日(月) 南種子町、夜は避難所
昨晩遅くから強風が吹いて時々目が覚めた。雨はやんできているが風は強く、テントはバタバタとしている。今日は南種子町の市街地をくるりと周ってみた。郷土館、町立図書館は月曜なので休館だった。
朝9時から何回か電話してつながらなかった、鹿児島-種子島フェリー会社のコスモラインに11時過ぎにつながったが、種子島発鹿児島行きフェリーは既に5日・6日の便はいっぱいで、仕方なく7日の便に予約を入れた。それまで滞在することが確定。
昼食は南種子町役場から400m程西にある、コインランドリーの隣の「宴彩黒潮」に行った。中に入ると、カウンター10席にテーブル席や個室の掘りごたつ席があり、席数は多い。主なメニューは。とんかつ御膳・エビフライ御膳・ハンバーグ御膳等(1080円)や、かつ丼(756円)や、ちょっと値が張る寿司御膳(2160円)、うな丼(2500円)等があり、全体的に高め。私は焼き魚御膳(1080円)を注文。美味しいけどちょっと高い。
宴彩黒潮
焼き魚御膳
宇宙ヶ丘公園まで戻ってきて、北東を見ると、時折晴れ間がのぞいていて、宇宙ヶ丘追跡所やロケット射場に光が当たっている。宇宙ヶ丘追跡所は、打ち上げられたロケットから送られてくるテレメトリーデータを受信する施設。
宇宙ヶ丘追跡所(左側)
大型ロケット射場を遠望
15時頃キャンプ場に戻ると、風向きがやや北寄りになってさらに強風となってテントをばたつかせている。すると南種子町役場の人がやって来て、激しい強風に対する緊急避難的措置として公民館の近くにある福祉センターの中の生きがい活動室を開放することになったので良ければ利用してくださいと言われた。どうしようかと考え、どんどん風が強くなっているようでもあるので、開放を始める17時を過ぎて様子を見に行ってみる。すきま風の音はするが、広くてテントよりは安心して寝られるので利用することにした。避難所には寝袋とマットと必要最小限の物だけを持って行った。それから河内温泉に入りに行ってさっぱりした。
牛すじ
夕食は避難所から400m程の距離の、2009年の時にも食事をした「広島風お好み焼き安兵衛」に歩いて行った。今日も人当たりのいいおばちゃんに笑顔で迎えられた。まずは牛すじ(650円)をあてに南種子町の芋焼酎「南泉」(400円)を飲む。それから広島風お好み焼きのそば入り(600円)を食べる。この店の焼き方は次の通り。
生地を引き、キャベツ、モヤシ、肉2枚相当の量を乗せ。魚粉をかけ、天カスを乗せ、油・調味料をかける。そばを鉄板に出し、油をかけて炒める。本体を返して少ししてそばに重ねる。本体の周りに油をまく。生地をはずしてから具を混ぜて生地を乗せる。玉子で閉じる。カープソースをベースにしたブレンドソースをかける。といったところ。全体的に油が絡んでいる。味は広島の平均的な味。
食後は避難所に戻って寝た。
- 今日の天気:曇時々雨(強風)
- 走行距離:31.5km
- 宿泊地:鹿児島県南種子町 臨時避難所(福祉センター)
- 入浴地:鹿児島県南種子町 河内温泉センター