ほしたびの旅

壱岐・対馬・長崎・佐賀の旅2011

旅日記7日目:5月5日(木) 長崎市観光

5時頃目が覚めると雨が降っていた。予報とは違うと思い、ブルーな気分になる。でも出発の準備を進めている内に雨はやんできた。道の駅さいかいを出発し、西へ進む。無料になったばかりの大島大橋を渡り、さらに西へいくつかの橋を渡って崎戸島まで進む。突き当りにはホテル咲都があり、さらに5分程歩くと北緯33度線展望台がある。きれいな海も見渡せる。


大島大橋

北緯33度線展望台からの景色

本土に戻り、南下。国道202号沿いの海がきれいだ。


国道202号沿いの海

長崎市街に近づき、まずは稲佐山へ。稲佐山公園の無料駐車場にバイクを停めて800m程上っていくと展望台に到着。展望台からは長崎市街が一望!海から山まで建物が凝縮された様子が間近に眺められ、素晴らしい!!


稲佐山からの長崎市街

景色を堪能したら街へ降り、平和公園に行った。


平和祈念像

お昼時になったので平和祈念像から北へ100m程の所にある喫茶店「カフェ・ド・シェル(詩絵瑠)」に行ってみた。喫茶店は階段を上がった2階にある。階段入口には「シェルといえば・・トルコライス」と書かれたメニュー案内がある。壱岐にあるスーパーで買った弁当に「トルコライス」と書かれていてなんだろうと思っていてその後に観光パンフレットとかを見ると、長崎名物の食べ物らしいことがわかっていた。トルコライスはピラフの上にトンカツが乗り、スパゲティが添えられたもので、最近ではピラフやトンカツが別の物に変わっているバージョンもあるという。店に入り、トルコライス(700円)を注文する。しばらくすると、一つの皿にドライカレー、トンカツ、ミートソースのパスタとポテトサラダ、一切れのバナナが付いたトルコライスが出てきた。普通においしい。でもなぜ「トルコライス」と呼ぶのかは疑問が残る。店主は、「トルコ風呂」のように当時なんでも「トルコ」というのが流行っていたからつけられたと言っていたが、いろんな説があるようだ。でも、このような組み合わせの食べ物はいろんな所で店独自の考えでも作られていると思う。


2Fが喫茶店「カフェ・ド・シェル」

トルコライス

食後は原爆資料館、原爆落下中心地、浦上天主堂、山王神社の一本柱鳥居と被爆クスノキと、原爆に関わる所を中心に回る。


浦上天主堂

山王神社の一本柱鳥居

若宮稲荷神社参道

それから長崎の中心部を経由して東に進んでシーボルト記念館に行った後、少し戻り、若宮稲荷神社の赤い鳥居が続く坂道を上り、亀山社中跡に建つ亀山社中記念館へ。そんなに広くはないのでさっと見て外に出て、すぐそばにある「龍馬のぶーつ像」へ。でっかいブーツがあって、観光客らがそこに足を入れて記念写真を撮ったりしてる。


亀山社中記念館の中

龍馬のぶーつ像

そこからさらに坂道を上り、風頭公園へ。そこには坂本龍馬像が建っていて、長崎の街を望んでいる。


龍馬通りの案内碑

風頭公園の龍馬像

下へ降りる途中、若宮神社に寄ってみると、ここにも坂本龍馬之像が建っていた。しかもこれ、さっきの風頭公園にあったのと同じような形で、一回り小さくしたような感じだ。


若宮神社の龍馬像

ライトアップされた大浦天主堂

下まで降りてからは「眼鏡橋」を見て、村下孝蔵の「坂道から」を口ずさみながら思案橋オランダ坂をめぐり、それから「長崎まちなか龍馬館」(2012年3月末まで)を見に行った。顔だけ出して龍馬の格好で写真が撮れる「なりきり龍馬写真館」が良かったかな。あとはいまいちだったけど。外に出たら19時を回り、もう薄暗い。

すっかり暗くなったが、GW期間中は21:30まで開いているということでグラバー園(600円)に行ってみた。静かでいいかも。夜景も綺麗に見える。


夜のグラバー園内

グラバー園からの夜景

泊まる所を探して国道206号、207号を北上。なんとかみつけて速攻で寝る。

  • 今日の天気:晴、朝の内雨
  • 走行距離:166.7km
  • 宿泊地:長崎県西彼杵郡長与町 長与総合公園