春の陽射し
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島の冬の風物詩、漁協婦人部が作るサヨリの一夜干しも、
そろそろ作り収めの時期が近づいてきました
サヨリの漁期の終わりが近づいてきたのもあり、
また、獲れるサヨリの型が適正サイズより大きくなってきたためです
銀色に光るサヨリを干し網の上に最期まで一本一本丁寧に並べていきます
陽射しも暖かで風も適度にあり、いい一夜干しができそうです
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島の東ではこの陽射しと風でワカメも干されています
祝島のワカメは天然物なので生産量は少ないですが、
その美味しさは養殖物とは比べ物になりません
ワカメは海の中では赤茶色ですが、一度茹でると鮮やかな緑に変わります
普通、ワカメを干すときはそうして茹でたものを干しますが、
茹でないほうが味がいいと、そのまま干す人もいます(右の画像)
また、干したワカメももちろん美味しいのですが、
旨味やぬめり、歯ごたえなどは、どうしても茹でただけものにはかないません
茹でたてのワカメをはじめとして、アオサや牡蠣(野生の小さな牡蠣)などで、
島の人たちは春の海を楽しんでいます
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学校の東、お宮の下では、陽射しを受けて菜の花が満開です
桜の花は蕾がほころびはじめ、ピンクの花弁が少しだけ顔を覗かせています
(撮影 3/30) |
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祝島漁協通常総会
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3/29に祝島漁協の通常総会が行われました
当日はまず朝の7時から飼料沈下用の菰を漁協の鮮魚運搬船「祝島丸」に乗せる作業と、
中間育成用生け簀(イケス)を海に降ろす作業が組合員の手で行われました
(参考:「祝島漁協の紹介」内、「鯛の中間育成」、「アコウの中間育成」)
作業は8時半には終わり、通常総会は11時から行われました
(撮影 3/29) |
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東の波止の工事
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東の波止場は昨年の台風18号で大きな被害を受け、
外側のテトラが30m以上も流されてしまっていました(真ん中の画像)
その修理がかなり進み、テトラもほぼ積み終わりました
(参考:スナメリ倶楽部「台風18号襲来」)
(撮影 3/28) |
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祝島中学校の卒業式と、休校式
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前日の春の陽気を感じさせる日から一転して肌寒く、朝から小雨が降りしきる中、
祝島中学校の卒業式と、休校式が行われました
祝島中学校が開校した昭和22年から、
幾人もの生徒たちが祝島中学校を巣立っていきました
そして今年の卒業生、木村君の卒業証書の番号は「2160番」でした
祝島のみならず町全体で過疎化少子化が進む中、難しいことは皆分かっています
それでも、この番号が続いていくことを島の誰もが願っています
来年度から中学3年生となる清水君は、船で上関中学校に通うことになります
また、休校中の祝島小学校は来年度から再開することが決っています
(撮影 3/17) |
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真鯛
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祝島を象徴する魚といえば、やはり釣りで獲れた天然の真鯛
祝島では最近真鯛が好調で、
釣りで1kg以上の大鯛を何尾も釣り上げる人が何人もいます
釣りで獲れた天然の真鯛の特徴は、
この鮮やかな紅と、刺身で食べれば分かる鯛本来の甘みと旨味です
機会があればぜひ味わってください
(撮影 3/10) |
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アオサの口開け
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アオサの口開けが9日にありました
潮が引く時間になると海岸ではおばちゃんたちがアオサ採りをする姿が見られます
アオサは浜の石についている緑の薄い海藻ですが、
よく似た海藻があるので知らない人は注意が必要です
おばちゃんたちはアオサを石から採ると、そのまま浜で、しっかりとアオサを潮で洗い、
たくさん採る人では袋一杯に持って帰ります
祝島ではアオサは味噌や酒かすで味付けをしたアオサ汁にして食べ、
使い切れない分は冷凍しておき1年中楽しみます
(撮影 3/10) |
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学校の草刈り
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朝の8時から学校の草刈りがあり、
80人ほどが学校のグラウンドや校舎の周りの草を刈りました
今にも降りだしそうな曇天でしたが、幸い雨が降りだす前に作業は終了
休憩のジュースで島のおばちゃんたちの一番人気はやっぱり「リポD」でした
島の斜面はすでに菜の花の黄色が蓋い始めています
3月17日には卒業式の後、午前11〜12時に祝島中学校の休校式が行われます
詳しくは「祝島中学校ホームページ」へ
(撮影 3/3) |
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防火デー
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3月1日は防火デーで、祝島でも消防団が放水訓練を行いました
祝島の場合、もし火事になっても消防署からの応援はかなり時間がかかるため、
基本的に自分たちで消火活動を行わなければいけません
そのため、いざというときに放水機のエンジンが故障したり、
放水ホースが破けていたりしないように、常日頃から注意しておかなければいけません
(撮影 3/1) |
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梅の花
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祝島でも、梅の花が満開です
上の画像は北野の道沿いに咲いているもので、
北野の道は山歩きをする人が多く、皆歩きながら梅の花を楽しんでいます
(撮影 2/23) |
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霧
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雨の後で湿度が高く、気温もそれほど低くなく、風も無い
こんなに日には霧がかかりやすくなります
16日は山口県の瀬戸内海側は濃い霧に覆われていたようで、祝島も霧に包まれました
山は集落のすぐ上まで霧がかかり、海も対岸の鼻繰島がうっすらと見える程度
こんな日にレーダーの無い船が出港するのは危険です
今の時期や春先にはもっと濃い霧がかかることもあります
そんな日には島から外は霧以外何も見えなくなり、
港から出た船の姿もすぐに霧に飲まれ、エンジン音だけが海に響きます
定期船「いわい」の船員さんによると、
こんな霧の日に海で迷った漁船を助けて港まで先導したこともあるそうです
祝島でも、昔、小祝島で釣りをしてた船が集落に戻ろうとしたところ、
あまりに濃い霧で岸を見失い、何時間も船を走らせたあげく四国まで行ってしまったという、
冗談のような本当の話があります
(撮影 2/16) |
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びわの実
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びわの実がかなり大きくなってきました
成長の早いものは既に小指の先ほどになっています
一番右の画像はびわの実を半分切ったものですが、
このように中の種が白いものはまだ生きている実です
びわは寒さに弱いため寒波が来ると実が死んでしまい、
切ると中の種が黒くなってしまいます
1/31〜2/1の寒波では、海岸近くの畑は大丈夫でしたが、
祝島でも特に山の上の方の畑はかなりやられてしまったそうです
(撮影 2/11) |
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サヨリ一夜干しできあがり
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サヨリの一夜干しが出来上がりました
祝島漁協のサヨリの一夜干しは、内臓を取る「しご」から、天日で干しあげるまで、
全て漁協婦人部のおばちゃんたちの手作業で作っています
(撮影 2/11) |
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サヨリ一夜干し
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1月はなかなかサヨリが網に乗りませんでしたが、
2月に入り、ようやくサヨリ漁が好調になってきました
漁獲量が増え、漁協婦人部もサヨリの一夜干しを作り始めました
(参考:サヨリの一夜干し)
(撮影 2/5) |
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田布施農業高校のプチ発表会 in 祝島
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田布施農業高校(通称:田布農)では、
今年度のはじめから食品科学科3年の祝島研究グループが
祝島の特産品のびわやコッコーを使ったお菓子や料理の研究に取り組んでいて、
今回、環境土木科や生物生産科とともにこれまでの研究の中間発表として、
「『眠る宝の島』祝島!! 〜田布農プチ発表会〜」が祝島で開かれました
この日は田布農から生徒19名と教師5名が来島、
会場の祝島公民館には島の人も30名以上足を運び、
上関町の職員やマスコミも含め60名以上が集まっての発表会となりました
食品科学科の生徒からは、コッコーが手に入りにくいためキウイを代用するなどして、
びわやキウイの大福、ショートケーキ、ゼリーやアイスなどを試作した工程が発表されました
環境土木科の生徒からは、手製の祝島の模型や、
古代の文化と祝島の関係などについても発表されました
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島の中学生、涼くんとやっちゃんも発表を見学
会場では、試作されたびわのジャムやコッコー酒などが試食でき、
「びわのジャムは家で作るのよりクセが無い」と、
島のおばちゃんたちにもなかなか好評でした
また、生物生産科が取り組んだコッコーの挿し木についてのパネル展示もされていて、
コッコーの木を増やしたい島のおばちゃんたちが熱心に話を聞いていました
田布農では、この取り組みを来年度以降も続けていきたいとのことで、
会場に来た島の人たちも「ぜひ協力したい」と話していました
島のおばちゃんの一人はこう言って喜んでいました
「若い人らがわたしらの島を研究して、『宝の島』なんて言ってくれてうれしいねえ」
(参考ニュース 朝日:祝島研究の成果発表/田布施農高3年生
中国:田布施農高生が祝島の研究発表)
(撮影 2/4) |
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節分
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祝島では、節分にはトベラの葉を玄関などに差します
これは、火にくべたときにパチパチと音がするからだそうです
豆は伊美別宮社の豆が配られますが、行者様でももらえます
(撮影 2/3) |
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寒波到来
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全国的に寒波に襲われていますが、祝島も寒波に襲われています
気温も低く、風も強く、ときおり雪も降ってきます
山はうっすらと雪化粧をし、波は波止に打ちつけ、沖は白波ばかりです
島では出歩く人の姿もほとんど見かけません
この時化では漁師は当然、漁に出ることができません
気温がかなり低く降雪などもあるため、びわなどの農作物への寒害も心配されます
(撮影 2/1) |
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ひじき・寒干し
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この時期は、海岸沿いや家の庭先、屋根などで、
ひじきや寒干し大根を干す風景が島中で見られます
天日でじっくり干しあげたひじきは干すのに使った枠の形になり、手で持つこともできます
ちなみに、祝島ではひじきや魚などを干して乾かすことを「いらく」と言います
(用例:「よういらあちょる」→「よく乾いてる」)
ここまでいらけば製品として袋詰めができるようになりますが、
生の状態で10kgあったひじきは干しあがると1kgを切る量になってしまいます
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ちなみに寒干し大根の干し上がり具合は、上の画像のようなものです
左から、生→半生→干し上がり、となり、
真っ白だった大根が茶色くなるにしたがって独特の匂いがしてきます
(撮影 1/31) |
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ひじき採り
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祝島の今年のひじきの口開けは1/23でした
今の時期は夜の方がよく潮がひる(引く)ので、
本格的にひじきを採る人たちは夜に採りに行きます
ちなみに28日の干満潮時の潮位は下のようになります
干潮時 |
満潮時 |
時刻 |
潮高 |
時刻 |
潮高 |
04:17 |
12cm |
10:47 |
292cm |
16:44 |
86cm |
22:24 |
268cm |
(注:祝島の潮時は徳山に準じます)
この日も「祝島びわ産直ぐるーぷ」の坂本さんと早川さん(+撮影者@山戸孝)は、
午前3時ごろから祝島でも良質のひじきが採れる三浦湾でひじき採りを開始しました
この日は今回の潮でも1〜2番目に潮がひる日で、
波も風も無く、薄曇りながら月明かりもあり、絶好のひじき採り日和でした
結局、5時半までひじきを採り続け、この日の成果は5釜分はあろうかという大漁でした
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ひじきを集落まで持って帰ると、休む間もなく釜炊きに入ります
昔ながらの鉄釜と薪で、じっくり炊いていきます
炊き上がった後も蓋を取らず、じっくり蒸らしながら冷ましていきます
そのため祝島のひじきは手とても柔らかく仕上がります
その後、ひじきは天日で干しあげていきます
(参考:ひじき)
(撮影 1/28) |
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臨時総会開催
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1/26の午後6時から、祝島漁協の臨時総会が開催されました
山口県内の漁協を合併し県内で1つの漁協にする「県一漁協」構想について、
この日までに県内でも既に8つの漁協が臨時総会を行っており、
山口漁協を除く、通津、由宇、新宇部、久賀、大島町、大畠、柱島の7漁協が
合併への参加を否決していました(参考記事:朝日、毎日、読売)
合併に参加するには現在の漁協を一度解散しなければならず、
特に祝島漁協の場合は他の漁協が抱えていない問題があります
1.20年以上、総会のたびに原発反対の決議をしていること
2.現在中国電力他を相手に「漁業補償契約無効確認訴訟」を行っているが、
漁協を解散するとその裁判の維持が難しくなること
以上の2点も踏まえたうえで、
「今回の合併に参加=祝島漁協を解散、訴訟は断念」
「今回の合併へは不参加=県一漁協合併を拒否するのではなく、
訴訟の終了後、合流するという意思表明」
この2つの提案が示され、決議投票が行われました
臨時総会の出席者は、代理や委任状も併せて正組合員90名中89名で、
今回の合併に参加 |
12票 |
今回の合併へは不参加 |
76票 |
無効・棄権 |
0票 |
(注:議長は投票権がないためマイナス1名)
投票結果は以上のようになり、出席者の3分の2以上の票が入ったため、
祝島漁協は「合併への不参加」を決議しました
その後、1/31までに現在加盟している漁連・信漁連を脱退しない場合、
「法定脱退=除名」の処分を受けることになるため、
山口県漁連・山口県信漁連からの任意脱退も決議しました
総会の終了時刻は6時57分でした
まだ臨時総会を開いていない県内の各漁協も、
特に1/29、30に多くの開催が予定されています
(撮影 1/26) |
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漁師小屋、ほぼ完成
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えじりの漁師小屋がほぼ完成しました
小屋の中では薪ストーブが焚かれ、かなり暖かく感じます
さっそくストーブの上ではサヨリが焼かれていました
(参考:漁師小屋の建て直し)
(撮影 1/26) |
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漁師小屋の建て直し
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今の時期は時化が多くなり、出漁日もその分減ってしまいます
昨年の台風で壊れたえじりの漁師小屋がそのままになっていましたが、
その時間を使い、建て直しが始まりました
材料も前々から集めており、
小屋自体も大きいものではないので、近いうちに完成しそうです
(撮影 1/20) |
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県内一漁協についての説明会 2回目
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今、山口県では今年の4月に県内の漁協を合併・統一しようという動きがあります
祝島でも先日最初の説明会が開かれましたが、このたび2回目の説明会が開かれました
今回は資料による説明等が中心で、23日にも3回目の説明会を持つということになりました
(撮影 1/20) |
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神明様
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今年も東の浜で「神明様」が行われました
正月の注連縄やお飾りに加え、今年は祝島独特のものが焼かれます
それは、「鬼の棒」です
(上段:真ん中の画像の女性が持っている棒で、この画像で鬼と神主が持っている棒です)
この「鬼の棒」は「神舞」のときに「家内安全」や「大漁豊作」など祈願した人がもらえる棒で、
昨年の夏に神舞があったので、新しい棒をもらった人は古い棒を今年の神明様で焼きます
火が熾きになるとお餅が焼かれはじめ、
集まった人たちは無病息災を願い、少し焦げ目の付いたお餅を頬張りました
(撮影 1/15) |
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サヨリ漁、始まる
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祝島で今シーズン最初のサヨリがあがりました
さっそく婦人部が朝売りをしましたが予約分でほとんどなくなってしまいました
新鮮なサヨリは刺身にするとまだ身は半透明で、上品な身の甘さがたまりません
昨年は12月に入ってもはなかなか寒くならず、
「海が暖かいから今年はサヨリ漁はダメなんじゃないか」という話もありましたが、
とりあえず最初のサヨリがあがってなによりです
このままたくさん漁があがればいいのですが
(参考:祝島のサヨリ漁について)
(撮影 1/7) |
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県内一漁協についての説明会
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今、山口県では今年の4月に県内の漁協を合併・統一しようという動きがあります
そこで、祝島に県漁連や信漁連から担当者が来島して説明会が開かれました
ただ、仮調印の期限が1/10、臨時総会による決議の期限が1/31ということで、
漁協の合併という重要な問題について結論を出すのに、
あまりに時間が無さ過ぎるという声が多くでました
また、合併した場合、しなかった場合の細かい点で不明確な部分も多く、
結論は今回は出さずに次回の説明会を持つということになりました
(撮影 1/6) |
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出初め式
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上関町の消防団の出初め式が行われました
室津で行われるために祝島の消防団は船で室妻で渡ります
放水訓練では強い風でしぶきが舞い、虹がかかりました
が、団員は潮まみれになってしまいました
(海水を汲み上げての放水訓練です)
(撮影 1/5) |
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ノビル
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行者様へ行く道の途中にはノビルがたくさん生えています
早春の今の時期がノビルの旬で、球根までとるのがコツです
祝島ではこれを軽く茹でて白い部分に酢味噌をつけて食べたり、
「いりだい」(白身の魚やカキと、豆腐、ネギをダシとミソで煮る料理)に、
ネギの代わりに入れたりして食べます
鮮烈な野の香りやシャクシャクした歯ごたえが魅力ですが、
生のまま齧ると辛いのでご注意ください
(撮影 1/2) |
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定期船「いわい」
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1日だけの正月休みを終え、2日から定期船「いわい」が運行を開始しました
島から戻る人たちで2・3日の「いわい」の島を出る便はほぼ満席です
島に残る人は波止の上から、島を出る人は船の中から、お互いに手を振り合います
(撮影 1/2) |
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正月デモ
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毎年恒例の正月デモが今年も寒い風の中行われ、約90人が参加しました
今回のデモが通算で887回目になるそうです
(参考:2002年の正月デモの様子)
(撮影 1/2) |
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行者様に初詣
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祝島では初詣に「行者堂」(通称:行者様)にも参る風習があります
「行者様」は島で一番高い山の近くにあって「役小角」が祭られており、
山歩きや散歩を兼ねて訪れる人が多く見られます
新年ということで新しい注連縄も飾られています(参考:12/15のトップニュース)
(撮影 1/2) |
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元旦
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元旦です
注連飾りが各家や船、軽トラ、テーラーなどに飾られています
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今年の元旦は天気が悪くて祝島では初日の出を見ることができず、
三浦湾ではみぞれ混じりの雨が降り、小祝島や山が白く霞んでいました
(撮影 1/1) |
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