コッコーの実がなっていますが、
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今年はコッコーは裏年に当たり、やや不作のようです
今年は春先から雨が多く日照時間が少なかったため農作物は大きな影響を受けましたが、
その影響もあるのかもしれません
また先日の台風では、山のほうにあるコッコーは葉がやや枯れる程度の影響で済みましたが、
集落や浜辺に近い場所のコッコーは潮で完全に葉が枯れきったものも多く見られます
(撮影 9/28) |
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ヤズが釣れだしました
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まだまだ日中は暑いですが、朝晩は半袖では寒いほどになり、
祝島にも秋の足音が聞こえてきました
祝島の漁師は鯛や太刀魚を釣る人もまだまだいますが、
流し釣りでヤズを釣る人も増えてきました
ヤズは出世魚のハマチの小さなもので、
これが釣れだすと、海でも秋が近づいてきたことが感じられます
まだ時期が早いため形は小ぶりですが、
刺身にしたときの新鮮な歯ざわりは今の時期のヤズならではです
ヤズの釣れる漁場はいくつかあって、
鼻繰島の周辺から田ノ浦湾、そして長島の西の取水口予定地周辺までは、
特にいい漁場のひとつです
先日の台風で中国電力のボーリング台船が流されたおかげで、
操業中に台船にぶつかったり、綱を引っ掛けたりする危険性も無くなり、
またボーリングの騒音で魚が逃げることもなく、漁がしやすくなったと漁師は喜んでいます
ただ、たまに田ノ浦湾に中国電力の作業船などが入ってくるため、
操業の邪魔になるとの事です
(撮影 9/26) |
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台風一過
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台風13号、接近
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今年はここまでは台風の直撃が無く、祝島でも大きな被害等が無かったのですが、
9月も半ばのこの時期、勢力の強い台風13号が日本に近づいてきています
九州をかすめて日本海に抜けるという祝島にとっては最悪のコースを通りそうで、
島では雨戸や差し板をした家も多く、警戒を強めています
年配の人の中には、
「ルース台風と同じコースだから気をつけんにゃあいけん」と言う人もいます
既に漁師は船を波をうけない場所にまわし、心綱を張りました
農家も対策を急いでいますがまだ稲刈りができずにいる農家もいて、
台風の影響によっては大きな被害が出るかもしれません
予報をみると祝島へは17日の深夜から18日朝にかけて最接近しそうですが、
コースによっては吹き戻しの強くなる18日昼頃が一番注意が必要になりそうです
関連リンク:台風情報(Yahoo!天気情報)
ルース台風(Wikipedia)
台風18号襲来(スナメリ倶楽部)
(撮影 9/15) |
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「早掘り甘藷」に挑戦
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今年から上関町では町内の農家有志と行政が協力して、
「早掘り甘藷」の生産に挑戦することになりました
「早掘り甘藷」は主に7〜8月に出荷されるサツマイモで、
9月以降に出荷されるものより高い価格で取引され、
すでに九州などでは取組みが盛んです
山口県ではサツマイモの生産量はそれほど多くなく、
さらに上関町は県内でも南に位置し、瀬戸内海に面しているため気候も温暖で、
サツマイモの露地栽培では県内で最も早く出荷できる条件にあります
特に祝島のサツマイモは気候や土地の質もあって、
出荷が早いだけでなく味も良いと評判です
10年近く前から祝島のやる気のある農家はサツマイモ栽培に取り組んでいましたが、
販路の問題が解消できずにいました
今回、この取組みを町全体で始めたところ、
さっそく地産地消に積極的に取り組んでいるマックスバリュ柳井店が、
生産量の全てを取り扱ってくれることとなりました
8/24にはさっそく担当者が来島し、島のイモの生産現場を視察
実際に焼き芋やてんぷらにした島のイモを食べ、
「こんなに甘いイモは食べたことがない、これなら大丈夫!」と太鼓判を押してくれました
またこの日の様子は山口ローカルの夕方のニュースでも特集で放送され、
反響も大きかったようです
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29日には町内の生産者もマックスバリュ柳井店に足を運び、
試食の焼き芋を手に店頭で上関町の「早掘り甘藷」をアピールしました
店舗の担当者によると「早掘り甘藷」の売れ行きは上々で、
特にテレビでの放送があった翌日は午前中の売り上げだけで前日のそれを上回り、
遠くはわざわざ周南市からイモを買いに来たお客様もいらしたとのことです
上の画像のイモは祝島の山田さんが生産したイモで、
今回出荷された中では、色、形、大きさ、(そしてもちろん味も、)
どれも最高のものだといってもいい品です
イモのスペースに足を止めたお客様の中でも、
やはり山田さんのイモを手に取る人が一番多かったようです
(なお、「祝島市場」で取り扱っているミカンや伊予柑も、主に山田さんが生産されたものです)
今年の「早掘り甘藷」の出荷は初めての取組みということもあって、
出荷量もそれほど多くなく、品質にもばらつきがありました
これからの課題は生産量を増やしながら品質を平均的に今以上に高いものにすることで、
「早掘り甘藷」が本当に上関町の特産品として根付いていくためには、
生産者の更なる努力が必要です
(撮影 8/24、29) |
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台風への備え
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大きな台風が近づいてくると島の漁師は波止の中に太い心綱を何本も張ります
心綱は、普段船を繋いでいる綱よりふたまわり以上も太く丈夫な綱です
その分、重さもかなりのもので、漁師は協力し合いながら張っていきます
(撮影 8/17) |
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お種戻し
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お種戻しとは、今から1000年以上昔に、
神舞の起源となった出来事で祝島に麦作が伝えられ、
それによって貧しかった島が潤ったことへのお礼を毎年伊美別宮社に奉納する行事です
昔は「お種戻し」という名の通り収穫した麦を奉納していましたが、
後には米となり、今ではお初穂料などを奉納しています
祝島からは島の代表の10名ほどが船で10時過ぎに出発し、
11時ごろに伊美に到着しました
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前回の神舞は2004年に行われ、次回の神舞は2008年の予定です
祝島も高齢者が多く、また伊美別宮社でも舞手や里楽師の高齢化が進んでいます
後継者不足も深刻で、次回の神舞を行うための現状は双方ともかなり厳しいものがあります
しかし2年後の神舞を行うためにできるかぎり頑張ろうと誓い合い、
伊美の方たちに見送られ、祝島の一行は伊美を後にしました
参考:おたねもどし/神舞(スナメリ倶楽部)
(撮影 8/16) |
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干しタコ出来上がり
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7月後半から8月は雨も少なく強い日差しの日が続き、
おかげで干しタコが順調に干しあがっています
干しあがったタコは漁協婦人部が加工場で袋詰めにします
気温30度以上の暑さの中での作業ですので、扇風機と冷たいびわ茶は欠かせません
この干しタコは「祝島市場」や漁協の窓口でも販売していますが、
多くは大阪の消費者グループからの注文用として発送される予定です
(撮影 8/9) |
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夏の島の子供
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お盆の前後は帰省客が多く、特に子供の姿は普段余り島で見かけないだけに目立ちます
帰省当初は白かった子供も海で遊ぶうちにだんだん肌を焼き、
お盆を過ぎるころにはどれがどの家の子か区別が付かないほど真っ黒になってしまいます
(撮影 8/9) |
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第5回不老長寿マラソン大会
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遊漁船で魚釣り
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毎年この時期になると、原水禁など上関原発に反対する団体などが祝島を訪れて、
現地の視察を兼ねて遊漁船での釣りをします
昨年は人生初挑戦の海釣りで5kgもの大鯛を釣り上げた女性もいました
今年はそれほどの大物は上がりませんでしたが、
小さめの鯛やアジ、形のいいホゴなど釣果はなかなかよかったようです
参加者は遊漁船での釣りの後、漁協婦人部の料理で舌鼓を打ちました
(撮影 8/5) |
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熊本一規先生の講演会
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漁業権問題に詳しい熊本一規先生(明治学院大学教授)の講演会がありました
現在、広島高裁で争われている上関原発計画に絡む漁業補償契約の無効確認訴訟の中で、
大きな焦点である許可・自由漁業についての法律的な側面からの解説がメインで、
集まった100人以上の島の人たちは1時間半かけてじっくりと勉強しました
(撮影 8/3) |
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干しタコを作り始めました
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漁協婦人部が干しタコを干し始めました
干しタコが浜辺で風に揺られる風景は、島の夏の風物詩のひとつです
この後、タコは最低一週間はかけて夏の太陽と島の浜風でじっくり干し上げられていきます
(撮影 7/31) |
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船の待合所にツバメの巣
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祝島の船の待合所の中にツバメが巣を作りました
6月にも作っていたのですが、そのときの巣は下に落ちて壊れてしまいました
今回は今のところ順調のようです
雛も元気に育っており、待合所に人が来るたびに餌をねだって騒ぎます
待合所の中は狭いのですが、中で切符を売るおばちゃんは、
糞の落ちる場所にダンボールを敷くなどして巣をそのままにしています
切符を買いに来る島のおばちゃんたちも、
「人もツバメも、赤ちゃんは大事にせんとねえ」と言い、
「ツバメは幸運を運ぶ鳥なんじゃからこのままにしちょこうね。
ええことがあるかもしれんじゃあ」と笑っています
近々祝島に来る予定のある人は、待合所の中も覗いていってみてはいかがでしょうか
(撮影 7/23) |
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