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株式会社ビルダーストーリー

おススメspotRecommended place

道北

  • 焼尻島
オロロン鳥を見に行こうと思い、天売島に足を伸ばそうとしたところ、高速艇に間に合わず、さらにシーズンは7月初めまでとお盆しかまとまって休めない一般ピープルにはハードルが高い。今回は、1時間半ぐらいの滞在となったが、天売島の手前にある焼尻島を訪れた。やや自嘲気味な観光タクシーのおっちゃんの案内で島を巡る。観光タクシーの料金は1400円。
島の主な産業は漁業とめん羊の放牧、民宿、あと学校。
羊の放牧も機械化され2人あれば十分らしい。人口200人ぐらいでどんどん人口が減っているとのこと。あと30年もすると無人島になるとおっちゃんは語る。小中一貫校で生徒は5人。でも先生は科目別にいるので10人?いるらしい。生徒にとっても、先生にとっても教育環境は抜群なんだけど、若い人は皆、島から出ていくらしい。若いのは学校の先生ぐらいでそれも生徒がいなくなれば廃校になるのでやがていなくなる。東京をはじめ、大都市では保育所が足らないぐらい人口が極端に集中するのに、地方ではどんどん人口が減る。仕事がないことに尽きるのだが、ICT時代にテレワークだって可能なはずだが、まだその時期が来ていないと言うことかも。そのうち、離島がIT関係の労働者が空気のいい、のんびりした環境でアイディアを紡ぎだす知の拠点になる時代かくるかもしれないと密かに期待している。
観光スポットとしては風が強いため、上に成長せずに横に成長した老樹の「オンコの荘」や天売島がよく見える鷹の巣公園、のんびりした羊の放牧もみるのもよし。
運がよければ海岸沿いにアザラシが日向ぼっこしているのが見える。
何千万円もかけて整備されたキャンプ場には水道、トイレ完備だが、ほとんど利用する人はいないらしい。この時は原チャリに荷物を一杯載せたおじさんがここでキャンプをすると言っていたがさすがにさみしそう。
特にこれっと言う観光の目玉はないが、人ごみを離れ、のんびりするにはいいかもしれない。でも冬はかなり、猛吹雪を覚悟しなければならいと風に吹かれて上に成長できない樹木を見て思った。
  • 美深
旧国鉄の廃線を利用して、仁宇布〜美深の間にトロッコが運行されているトロッコ王国がある。トロッコは、30CCぐらいの小さなエンジンが動力で、普通免許(自己申告制)があれば自分で運転できる。切符も一応あり、昔懐かしい厚紙の切符に挟みを入れてくれる。1200円はお買い得。森の中をヘルメットなしで駆け抜けていくのは本当に気持ちがいい。途中、3つほどの川があり鉄橋があったり、踏み切りがあったりする。既に廃線になっているので、踏み切りで止まらなければならないのはトロッコ列車の方。片道5km、往復10kmと結構乗がいがある。美深の方では回転台に載せてUターンする。駅には昔使われていた列車の行先案内板が飾られていて鉄道マニアでなくとも欲しくなる。
知る人ぞ、知る隠れた美深の名所、井上食堂。と言ってもだいぶ有名になり、ツーリングマップにも載るようになってしまった。一見普通の小汚い(失礼!)地元の食堂で、看板も下の写真のようにかなり気をつけないとわからない。中に入ると壁一面に張り出されたメニューの数々。たとえば、ラーメン、味は5種類と普通よりやや多めなのはもちろん、麺の種類、かたさ、油脂まで選べ、トッピングも加えると千種類とも言われる品揃え。とんかつ定食も生肉と冷凍肉の種類があり、それぞれ大盛り、小盛りが選べるという細かさ。今回はとんかつ定食A(もちろん生肉)をチョイス。お味の方はごちそうのページで報告。
  • 名寄
名寄といえばひまわり、ひまわりと言えば名寄と言われるぐらい有名な智恵文のひまわり畑。ただ、今回は時期が少し早かったせいで、ここのひまわりは5分咲き。でも、広大な敷地に一面のひまわり畑は夏の北海道を感じさせる。無料で自転車を貸し出している。智恵文のひまわり畑は、5分咲きだったけれど、YHで教えてもらった智恵文近くの名もない個人のひまわり畑。
いつ切られるかわからないと言われていたが運良く間に合い、、ここはご覧のとおり、一面ひまわり、ひまわり。ほぼ満開!!
勝手に畑に入ってもいいのかなあと思いつつも、夏の北海道を堪能してしまう。(笑)ひまわりのアップ写真はご覧のとおり。本州のそれに比べて意外にも小さく、でも形はきれいでピュアな感じがする。ひまわりの花は太陽に向いて咲いていると言うが、この日はあいにくの曇り。ひまわりの花も太陽の位置がわからないのか色んな方向を向いている。
  • 宗谷・浜頓別
誰もが憧れる最果ての地の宗谷岬。一度は行ってみたい。最北の地のガソリンスタンドで給油証明がもらえる。ただ、シーズンともなると、ライダーはじめ、観光客でいっぱい。岬の最北のモニュメントは北極星を形どったもの。樺太が島であることを発見し、ロシアとの海峡に自身の名前がつけられた間宮林蔵の銅像が建てられている。クッチャロ湖は最も北海道らしいところの一つ。というより、外国にきた感覚さえする。場所は、北海道の北のてっぺん、宗谷岬より、約南東に50km。小樽からなら、朝早くから飛ばせば、十分たどりつくことができる。湖の目の前はキャンプ場になっていて、夕日を眺めながらの夕食は最高。歩いてすぐにりっぱな温泉もあり、北海道いち押しのスポット!!なお、後述の屈斜路湖とは全く別物。
  • サロベツ原野・オロロンライン
多くの旅人がこの風景に憧れて北海道を目指すサロベツ原野。約50km、行けども行けども地平線、そして、ひたすら真っ直ぐな道。道路の海側には水平線の向こう側に利尻富士。陸地側にはどこまでも広がる広大な原野。向こうからはうれしそうに手を振るライダーたち。やはり、北海道にきてよかったと思う瞬間。
さすらいのライダーも一押しのオススメのspot。約60km、天塩から、稚内までガソリンスタンドがないので、ガス欠には要注意フェリーにしろ、他の交通手段にしろ、やはり北海道では、小樽、千歳、札幌、苫小牧に上陸したら北上し、稚内、礼文方面に向かって走りたくなるのが人情。
わざわざ、オススメと言わなくてもみんな走っていると思うが念のため、紹介。羽幌から船の出ている天売島には絶滅の危機に瀕しているオロロン鳥がいることから、国道232号はオロロンラインの別名を持つ。風が強いため、風力発電も盛んで、たくさんの風車がならぶが、風景に溶け込んでいる。
下は、留萌手前の千望台という展望台から見たもの。特に、名所というわけではないが、羽幌のYHで撮った夕陽。
ドボルザークの新世界の第2楽章ラルーゴが聴こえてきそう。
ここでは、シーズン中は毎日、UNO大会があり、羽幌ルールという特殊なルールで行われ、優勝者にはアイスクリーム券がプレゼントされる。その他、12ラウンドやって99点以下だと宿泊券ももらえる。
このときは、ミルフィールさんという桃岩に行ってこわれた人が優勝した。

バナースペース

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旅先での色々な出会いや体験を大切にし、楽しく、明るく、有意義な旅を続けていきたいと考えています。