上は、二本松から見た釧路湿原で、遠くは、釧路市街地まで一望できる。中学校で習ったように、S字状の川が、上流から運ばれてくる土砂の堆積により、どんどん、カーブきつくなり、やがて三日月湖になる様が眼下に広がる。二本松へは、国道391号を北に行き、塘路橋を渡り、一つ目を左に折れ、線路を越え、しばらく(1kmぐらい?)行ったところ(線路を越えると未舗装)の右にに歩いてのみ入れる分かれ道がある。これを登っていくと二本松にたどり着くが、標識は一切ないので、十分地図で確認するか、できれば、YHの早朝ツアーに行くのが、よい。 その他、釧路湿原は、カヌーもできるし、塘路湖のオオハクチョウ、アオサギ、サルルン湖のエゾカオジロトンボなど、見どころに枚挙に暇がないほど。サルボの展望台、コッタロ1、2、3展望台、夢ヶ丘展望台、細岡展望台、岩木山展望台など、展望台も充実しているが、細岡展望台を除いて、ダートか歩きになる。近くに、かや沼温泉もある。できれば、2泊以上したいところ。朝ツアーの帰りにに見かけたエゾフウロ(蝦夷風露)とフランスギク。(たぶん、間違っていたらすいません。)ここでは、道端に生えている雑草でも、なんともアートな草花。向こうに見えるのは白樺の木。食べて美味しい ウドの花。花は 茎の先に白い頭の待針をたくさん突き刺したような感じで、なかなか、かわいいものがある。ドクゼリもよく似た白い花をつけるが、これは猛毒をもっており、危険。
宇宙展望台は、江南町営牧場の中にある展望台で、 2001年秋にリニューアルされた。昼間でもUFOが出てきそうだが、晴れた日のに夜にここに登ると、まるで宇宙空間を漂っているような気分になるので、この名前がついた。全国農村景観百選にも選ばれている。 その雄大な眺めは、日本離れしたノルウェーのような風景。清里町オートキャンプ場のすぐ近く。摩周湖から清里の方に通じる江鳶(エトンビ)スカイライン。まっすぐな道路が地平線まで伸びる北海道ならではの風景。たしか、中標津の開陽台もこんな感じだったよなあ。裏摩周から清里までの15.2kmは、しまったダート。管理人はオンなので行けなかったが、標高729メートルの江鳶山の頂上に展望台があり、網走国定公園が一望できるらしい。左は、清里側に降り、舗装路になったところから、清里市街地方面を撮ったもの。物語を感じさせる我ながらナイスなワンショット。
休火山の雄阿寒岳、活火山の雌阿寒岳に挟まれており、写真は雌阿寒岳。湖畔はすっかりと観光地化され、お土産物店、ホテルが立ち並び遊覧船も出ている。 穴場は、遊覧船の乗船口から左へホテルの敷地と湖の間で観光客もほとんどおらず、阿寒湖を一人じめできここから写真を撮った。公共空間のようだか、見つかったが怒られなかった。 遊覧船は一周85分と長いの時間がある時しか無理だが、湖面から風景はそれなりに見ごたえかがある。遊覧ツアーに参加した際はあいにくの天気だったが、晴れていれば、雌雄の阿寒岳が見事だったに違いない。 船内のアナウンスは何十年も変わっていない感じのもので時代を感じる。途中、湖のチュウルイ島のマリモ展示観察センターでは実物のまりもをみることができる。 最近は外国人観光客も多く見られるが、土産物店は古びて昔のままで入店する客もまばらで、観光地としてのリニューアルが渇望される。
左が第一展望台、右は第三展望台からの景色。第三展望台の方が正面のカムイヌプリ(摩周岳)が険しい男性的な本来の姿を見せ、カムイシュ(中島)が間近に望める。 110×40m、高さは31mのこの島は、約240mの火山の頂上部が顔を出しているもの。カムイシュとはアイヌ語で「神となった老婆」を意味する。
YHのペアレントさんの「上(頂上)は晴れてるかもしれんで」「でも、よう嘘つくけどな」という自信なさそな言葉を信じて羅臼岳をめざす。いきなり、カッパかようと思いつつ、最初からカッパを着る。しばらく登ると雲の中に入り、ここまま雨も降らずに雲上に抜ければと願う。途中、水飲み場の弥三吉水で一息。実はここから超キビシイ現実が・・天候が悪化してきて雨は強くなるし、登れば登るほど、猛烈に風が強くなる。途中、羅臼平の手前では雪渓も残るぐらいで気温もぐんと低くなり、止まっていると寒いくらい。天は我を見放したか・・(八甲田山by:北大路欣也)と弱音を吐きそうになる。と言いつつも同行の2人と励ましあいながらなんとか頂上を制覇!帰りは登山の岩尾別温泉の露天風呂で息を吹き返す。無料だが着替え場所がないので女性は山小屋の温泉200円がオススメ
ただ、結構、車の往来が激しく反対車線に農協があるので、ここでバイクを止め写真を撮りましょう。 ホーツクに面するサロマ湖。冬は流氷に閉ざされるサロマ湖も夏は、おだやかで、やさしい顔をみせる。周辺にはワッカ原生花園があり、自転車でめぐることができる。右の写真は、原生花園の先っぽ、まで行ったところで、目の前はオホーツク。水はやっぱり、冷たかった。草木は枯れているのも少なくなく、時間の都合がつくのであれば、7月中旬までが見頃とのこと。右下は、サロマ湖YHの前からみた、朝日。水平線から何の音もなく、静かに上る朝日は格別。時間が止まったかかのよう。何か、宗教的な色彩を感じるほど。次第に陽が上るとあたりはどんどん明るくなり、なんかうれしくなってしまう。なお、サロマ湖YHのペアレントさんは、関西人でとっても明るく楽しいおじさんです。10人以上宿泊時には、ビンゴゲーム大会がある。
開陽台。泣く子もだまる北海道の醍醐味、オールラウンド、地平線。道もご覧のとおり、地平線まで、ずぅーーーーーとまっすぐ。ここで、テントから、首だけ出して夜空を眺めると、星が降ってきて天に召されるとの“うわさ”のplace。以外と天気が悪く、なかなか、晴天にめぐまれず。テントで泊っている人の話を聞いたら、1週間泊ったけど、1回も星が見えなかったとのこと。
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旅先での色々な出会いや体験を大切にし、楽しく、明るく、有意義な旅を続けていきたいと考えています。