![]() ただ、そこに至るまで国道16号に一切道しるべがなかった割には大きすぎの看板にはやや不満。。 ![]() 華美な演出は一切なく静かに自然に寛ぐにはもってこいの宿。国定忠治も入ったと言われる温泉はカルシウム、マグネシウム等、炭酸水素塩泉 で温度も43℃と適当だが、実際入るとややぬるめでいくらでも入っていられる。 夕方には赤城山が(晴れていれば)望め、夜には篝火が焚かれる露天風呂は身も心も癒される。 ![]() お食事は人情焼と言われる旬の野菜と赤城牛の七輪焼を中心に地元で取れる食材によるあっさりとしたもの。 ![]() 朝食は男性には人情盛りと言って山盛りのごはんをよそってくれる。 赤城山の登山道を突き当たったところにある赤城神社は赤城山自体を信仰の対象としている。 赤城山、赤城湖の神をは赤城大明神と祀られ、正一位の位を与えられている。 そのせいか天皇家の菊のご紋が配した瓶などあちらこちらに菊のご紋があり、格式の高さをし出している。
![]() 観光用のトロッコ列車に乗って鉱山の中に入る。全長1,200kmにも及ぶ坑道はほとんどが閉鎖されていて坑道に入ると1、2分で終点。あまりの短さにがっくり。 ![]() この先は立入禁止ですが、ずっと奥まで続いている様子が伺える。終点の坑道を横に進むと観光用に改修された坑道が続く。足尾銅山は1610年(慶長15年)に発見され、昭和48年の閉山まで約400年に続いて掘られた鉱山で江戸時代から近代に至るまでの掘削技術変遷の移り変わりが人形で紹介されている。 ![]() その後、ヨーロッパより最新の技術が導入され、飛躍的に銅の産出量が増えることになるが、有名な足尾鉱毒事件という公害問題を引き起 ![]() 鉱毒と精錬の際に出される亜硫酸で川は汚染され、山は木々が枯れハゲ山になってしまった。 こうした犠牲の上に、明治維新後、この銅の産出により貴重な外貨を稼ぐことができたお陰で、日本は近代化を果たせたと言っても過言ではないと思う。 管理人は基本的にハイテクが好きなのはテクノロジーにより、より人間らしい尊厳のある豊かな生活ができるからだ。江戸時代重い鉱石の筵を背負っていた人夫に比べ、狭いながらも椅子に腰掛けて食事ができるのはやはり技術の進歩のお陰であると思う。足尾銅山観光から渡良瀬渓谷沿いを登るとやがて左側に巨大な建造物が見えてくる。これが銅の精錬所跡である。 ![]() 現在も施設の管理のための事務所だけがあり、手前は比較的建物の状態が維持されていて、入り口には立ち入り禁止の文字がある。 中に入れないのかなあと見ているとハイカーらしきおじさんが声をかけてくれました。職員がまだ中にいるのでダメらしい。聞くと昔、この精錬所で働いていたとのこと。 ![]() 奥に進めば進むほど建物のあちこちは朽ち果て、鉄骨がむき出しなっているところも少なくない。最盛期には3万人も働いていた当時最新式のベセマ式転炉を持つ足尾銅山のシンボルがこのまま崩れさってしまうのかと思うといかにも寂しい。 ”祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響あり 沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす おごれる人も久しからず ただ春の世の夢のごとし たけき者も遂には滅びぬ 偏に風の前の塵に同じ” ![]() 鉄道、特にローカル線の旅って時間を使う最高の贅沢な旅と言える。わたらせ渓谷鉄道は1987年旧国鉄が民営化によりJR東日本にJR足尾線として引き継がれ1989年には県出資の第三セクターの株式会社となった。 間藤から精練所のある足尾本山までが事実上廃線となった。この区間は1998年に免許も失効してい平日は朝の夕方に上下一本ずつと言う超ローカル線のため、立ち寄った足尾駅では列車どころか、人っ子一人もいなかった。でも、紅葉や桜のシーズンの土日には渡良瀬渓谷の ![]() ![]()
![]() ![]() ちょうど日本画家の千住博氏がセレクトされた印象派とその源流展が開催されていた。 ルノワール、コロー、ミレーなど名だたる画家の名画が惜しげもなく飾られていて、平日ということもあり、入場者も少なくこんなんええんかなと思うぐらい名画を独り占め! ![]() 特にバビルゾン派は同じ農耕民族の日本人には違和感なく溶け込めるので個人的にも大好きな分野。 ![]() もちろん、蒸留所の見学や試飲(車やバイクを運転する人はもちろんダメ)も出来る。 その他美術館の中には、レストラン、カフェ、ミュージアムショップ、お土産店もあるし、園内の建物は蔦が這わされ、気の利いた彫刻も。豊かな気分に浸れるひと時を過ごすことができる。
![]() こんなにたくさんの山小屋があるとはガイドブックを買うまで知らず、先にユ−スホステルを押さえてしまったのですが、山小屋に泊まったらもう少しゆっくりと堪能できたのに。尾瀬には大きく福島県側からと群馬県側から入る2つルートのがあります ![]() ![]() 途中何度か、見る見るうちに雲行きが怪しくなり、天候が急変。どじゃぶりの雨が。 山ではよくあることですが、天気が急に変ることがあるので要注意。当たり前のことですが、晴れていても雨具は必携です。
![]() とりわけ、町の中心部にある湯畑がその湯量の豊富さを物語る。ご覧のように温泉の湧き口から畑の畝のような管を通って温泉が導かれている。この湯畑の周囲には無料で入れる共同浴場もある。」市内あちこちで温泉の湯気が上がり全てが温泉の街。 ![]() 片岡鶴太郎美術館。コメディアンの片岡鶴太郎がひょうきんなギャグを言っていたのも今は昔。今や押しも押されぬ大俳優と思いきやこれまたビックリ大芸術家だったとは。 友達に存在を教えてもらって草津に行った時は是非行かねばーと思っていた同氏の美術館。入ってみて作品の質の高さと数の多さ、そして作品に寄せる並々ならぬ情熱と気迫には圧倒される。
![]() ![]() これらの建物は何れも国宝に指定されている。この工場では西洋に最新式の工業技術が導入され、ここで訓練された職工が全国で絹糸の生産の指導に当た ![]() こうした遺産が今日まで工場の所有者、片倉工業株式会社の尽力が大きくがコストをかけても当時の工法による復元にこだわったとのこと。 また、年間1億円もの維持費を2005年に富岡市に譲渡(建物無償、土地有償)にするまで負担したとされる。世界遺産に登録され、2014年のGWには5万人の観光客が押し寄せすごい混雑だったとのこと。世界遺産はできればなる前に訪れたい。 |
旅先での色々な出会いや体験を大切にし、楽しく、明るく、有意義な旅を続けていきたいと考えています。