栃木県大田原市にある俵寿司は、昭和35年4月吉日に初代棋(ヨシ)と妻キヨが始め、来春で創業43年目になります。大田原市内に現存する寿司店の中では最も古く、家族経営ならではのあたたかいサービスと低価格で親しまれています。

屋号「俵寿司」は、戦後、初代が米の運搬をしていたことと、大田原市がむかし「大俵」と呼ばれていたことに由来して、寿司店開業の際に名づけました。開店当時は、お寿司が一人前100円、お酒が一合70円でした。

昭和44年、修行を終えた現店主(二代目)直美がツケ場に立ちました。店主の作るふっくらとやわらかい穴子のにぎりと、酢締めした小肌には、特に自信があります。

「初代  棋 二十歳」

 平成11年、初代が亡くなり、三代目利尚が修行先から戻りました。その機に、いろいろなお料理、味を、お寿司とともに味わっていただきたく、現在のお寿司とお料理を提供するスタイルになりました。
お食事とともに味わっていただく日本酒と本格焼酎にもこだわりを持ち、美味しいものをどんどん紹介していきたいと常に研究する姿勢を持ち続けていきたいと思っています。
 平成13年12月、ホームページを開設し、全国のお客様とコミュニケーションを図れるようになりました。また、大田原のことを、全国の皆さんに紹介できるよう、お店の紹介とともに「ふるさと大田原」に力を入れて情報を発信しています。
 また、平成14年9月から始めた直筆のお手紙「たわら通信」は、利尚がお客様に宛てて心を込めて認めたお手紙です。普段は厨房の中で料理を担当しているため、お客様と直接お話する機会も少ないので、新入荷のお酒やお料理のこと、季節の小話などを書いてお送りしています。
 平成15年3月、以前より構想のあった日本酒・本格焼酎を楽しむ会「しずく会」を開催しました。皆様といっしょに、本当に良いお酒とはどういうものなのか?勉強しながら楽みながら、味わうことを目的に、これからも継続的に開催していきたいと思っています。
 昨今、寿司店とは敷居が高いと思われがちですが、俵寿司では、気軽に低価格で、お客様がくつろげるおもてなしを心がけています。
「友と語らい、家族と和む」そんな空間を保って行きたいと思っています。

「二代目 直美 二十二歳頃」

「電話を取る初代と折箱を渡す二代目」

     直美         利尚
啓子       キヨ          香織

「二代目(左)と三代目 利尚」

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俵寿司の歴史

2002年8月、箸袋をリニューアルしました。これからは、こちらでよろしくお願いします。

大田原市の中心部、
「金燈篭」の近くに
俵寿司はあります

「利尚 直筆の看板」

俵寿司の歴史