Sword World RPG OnlineSessionReplay
Live for the moment - 幕間
昼下がりの“ウンディーネの恵み”亭。 ノー天気冒険者達の下には平和な一日が訪れている。 ルーラン : 「こら、返せウェアフォルフ! その鮎は私のだぞ。お前にはメザシがあるじゃないか!」 ルイナ : 「泥棒はいけないぞ、まてーっ!」 靴も忘れて追いかける(笑)。 フィナ : 裸足・・・・・・サ●エさん!? ルイナ : そのツッコミを待っていた(笑)。 ルーラン : 「おいルイナ、はしたないぞ! 屋根の上までついていく奴があるか!」(笑)。 ルイナ : 「捕まえたーっ♪」 と言って屋根の上から降りてくる。 ルーラン : 「ああ、もう骨しか残ってないじゃないか・・・・・・。」 ルイナ : (満面の笑みで)「・・・・・・捕まえたの、ちょっと遅かったから!」 ルーラン : 「・・・・・・魚の食感だけが口に残っている・・・・・・なんだろう、このやるせなさは・・・・・・」 ガルバ : 満腹感も感じれるんじゃないのかのう? もしかしたらじゃが (笑)。 ルイナ : 味もね(笑)。 フィナ : 隣のテーブルで 「ふぅ。今日の鮎定食は美味しかったですね。」 ルーラン : (ぐ〜きゅるるる・・・)恨めしそうな目でフィナを見ます。 ルイナ : ルーランにばれないように、自分の鮎定食の鮎をウェアフォルフにあげます(笑)。 ガルバ : ワシは相変わらずエールを呑んでるから、鯖定食の味なんて覚えておらんがのう(笑)。 フィナ : 「まぁまぁルーランさん。このメザシでも食べたらどうですか?」 と、ウェアフォルフのを渡します(笑)。 ルーラン : (無言でメザシを凝視)「・・・・・・。」 フィナ : 「さっ、遠慮をせずにどうぞ。」 ルイナ : 「・・・・・・ルーラン、ボクの鮎、食べる?」 半分に分けた鮎を渡すよ。 ルーラン : 更に半分食べてるウェアフォルフをジトーッと見ながら 「・・・・・・いや、注文しなおすよ。それはお前が食べな。」 ルイナ : 「じゃあウェアフォルフにあげるー。」 ルーラン : 「ぐッ!・・・・・・(メザシをかじりながら)おかみさーん、“ウンディーネの活け造り”一つ!」 フィナ : そ、そんなものがあったとは!? ルーラン : ガルバは昨日“ウンディーネの踊り食い”を食べてましたよね?(笑)。 フィナ : 踊り食いまで!? ガルバ : いや、あれは丸呑みしてしまったからのう・・・・・・(笑)。 フィナ : 一体、どんな味なのだろうか?(笑) ルーラン : わさび醤油味です(笑)。 ガルバ : そうだのう・・・・・・どちらかと言えば“ノームの姿焼き”の方がうまかったのう。相性が良かったのか?(笑)。 フィナ : あぁ、精霊達がどんどん平らげられてしまう・・・・・・。 ルイナ : 踊り食いだの姿焼きだの・・・・・・本当に精霊ならルイナ、怒りますが(笑)。 ルーラン : いえ、俺らも精霊を食べたくはありませんので(笑)。 ガルバ : 食べても美味くなさそうだしの(笑)。 ルーラン : 流石に歯に<エンチャント・ウェポン>かけてかぶり付くのはカンベンです(笑)。 ルイナ : わざわざそんなことしてまで活け作りを(笑)。 ルーラン : 多分、お菓子とかでしょう。“水の乙女”の形をしたまんじゅうとか。 ルイナ : 踊り食いでも活け作りでも無いですよそれは!(笑)。 ルーラン : いえ、“ウンディーネの恵み亭”の名物ということで。 ルイナ : こっちでいう人形焼き(笑)。 フィナ : “ウンディーネまんじゅう”・・・見た目は美しい乙女をかたどっているらしいのだが、どう見たって女将さんだろ!? と、突っ込みたくなる形状をしている。実際、味のほうは濃厚なカスタードクリームに魚肉を織り交ぜたものだが、1度食べたら忘れられないその味からリピーターは多い。 ──民明書房刊 『リファール迷物120選』より ルイナ : 凄く良いレポートですね(笑)。 二匹目の鮎を平らげたウェアフォルフは、日向で満足げにご就寝です。 |
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