寺内町センター

寺内町センター(一般公開・無料、訪問者用トイレが設けられています。)
寺内町センター
寺内町センター
一般公開・無料
(午前10時-午後5時、月曜休館)

(場所は重要文化財・旧杉山家住宅の向かいです。)
来訪者用トイレが利用できます。

展示資料室
 河内名所図会
 じないまち古絵図
 酒造業や木綿問屋で栄えた江戸時代、明治時代の商家に残る貴重な古道具類、帳簿写真などの各種資料
 
全国の寺内町マップ、町家の写真紹介、地元出身で明治の女流歌人・
石上露子や地元ゆかりの作家・織田作之助の紹介などパネルで展示・紹介されています。

  富田林 「じないまち」 散策地図
  江戸時代末期 富田林村略図 (喜志屋・杉本家所蔵絵図復原)
寺内町センター(正面、入口)
寺内町センター入口
歴史街道記念スタンプ

歴史街道記念スタンプ (
歴史街道推進協議会が設置されています。

展示室(常設)

展示室(常設)

展示室(常設)


「国譽足袋」「足袋」中井家所蔵

河内木綿の商い

綿は江戸時代の河内の国において最も代表的な作物でした。「黒山屋」(田守家)「貴志屋」(杉本家)「新堂屋」(北野家)などの木綿商が近江の国に出向いたと伝えられています。販売品種は、厚地の白木綿が圧倒的に多く、染色糸で縞模様を織り込んだ縞木綿も見受けられました。
(展示パネル説明から引用させて頂きました。)


「木綿仕切帳」(江戸時代後期、田守家所蔵)

「木綿仕切帳」(往時の繁栄が偲ばれる木綿問屋の帳簿)

富田林の酒屋の井戸は底に黄金の水が湧く」と詠われた。
石田家 (万里春酒造)(絵図上)橋本家(絵図下)

河内酒造仲間「定」版木 仲村家所蔵



石田家住宅 (万里春酒造)(上段)
橋本家住宅(中段)
葛原家住宅(下段)

紅梅酒徳利 (江戸時代後期、仲村家所蔵)

天下一徳利 「天下一正宗」 (葛原家所蔵)

酒造業の繁栄が偲ばれる。 「天下一正宗」 (葛原家所蔵)

河内名所図会 (享和元年、1801年)
河内名所図絵に描かれた、金剛・葛城連峰と石川河川敷を望む。
石川河川敷と金剛・葛城連山を望む

じないまち・古地図(周囲に土塁や環濠がめぐらされている。)
富田林村の古絵図 (宝暦3年、1753年)

寺内町の町筋は碁盤目状に六筋七町から成り立っていました。
石川河川敷へと続く土塁の周縁に当時の名残をとどめる竹林
竹薮 (石川河川敷から向田坂付近)

安永7年(1778年)の村絵図 (自治都市・寺内町に通じる入り口がいくつかあった。)
富田林村の古絵図 (安永7年、1778年)

宝暦3年(1753年)から安永7年(1778年)の間に林町が東西二町になり、一町が加わり六筋八町となりました。
山家坂(寺内町に通じる坂口のひとつ)
山家坂 (寺内町南側の口のひとつ)
石上露子を偲ぶ着物展」(特別公開)は終了しました。



2003年6月4日から29日まで、石上露子生誕120周年を記念して、「石上露子を偲ぶ着物展」が開催され、生前に着用していた幻の訪問着など3点が特別展示・公開されました。また、6月15日午前11時と午後3時の2回、地元のお住まいで「石上露子を語る集い」代表・芝昇一様による着物の解説が行われました。(注: 寺内町ご訪問者及び富田林市社会教育部文化財保護課より情報提供を頂きました。厚く御礼申し上げます。)

石上露子ゆかりの訪問着

じないまちカレンダー2006

じないまちフェスタ では総合案内所となり、ボランティアガイドの方々が来訪者向けの案内を担当されました。 (2004年10月10日・11日)


富田林・寺内町の探訪 (トップページへ戻る)

Copyright 2002 by Naoya Okutani , edited in Japan