石の森 第 126 号
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青い亀裂
西岡 彩乃
慰められることもなく
清められることもなく
汚れたまま そのまま
片隅に
誰かが覚えているのだろうか
そのひび割れた 砕けた残骸を
僕は見ているよ その姿を
もう少しだけ
このまま眺めているよ
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