レポート

菜の花スマイル計画


「菜の花スマイル計画」便りNO.３

　今年の春は例年になく、暑くなったり、涼しくなったりと植物も大変だったようです。 桜は品種によってまちまちな咲き方をしたようです。長くいろいろ楽しむには良かったようですが、 ちょうど良い具合に休日と合って花見が出来た所は少なかったようです。
　菜の花も開花予想が難しく、当初４月２９日に見学会をやるために、逆算して正月に種まきを やったのですが、思いの外天候が良くて、４月の中旬には満開になってしまいました。それでは急遽 やろうということになって、４月２５日（日）１０時から見学会を行いました。
　当日は、会員や一般の方２０名ほど集まりました。第五福竜丸元漁労長の見崎さんも気分転換にと 参加してくださいました。
　塚本事務局長の挨拶の後、小畑さんと地元の永田さんの案内で、直径１００メートルのスマイルマーク を見ました。花はだいぶ散って、種もたくさん着けていました。畑の横には巻藁で作った「第五福竜丸 ５０年」のモニュメントもあり目立っていました。そして、その後で、全体を見るために高草山中腹まで 登りました。途中、方の上（かたのかみ）の閻魔像や火山噴出物、たまねぎ状岩石などを見て登りました。 中腹から見ると少し寄り目のスマイルマークをくっきりと見ることができました。 新緑に囲まれ、しばし平和なひと時を過ごすことができました。
　この計画を遠目で批判的に見る方もいましたし、好意的に協力してくださった方もいました。 どちらにしましても、こんな平和運動のやり方もあるんだ、第五福竜丸被災から５０年なんだと 教えてくれたように思います。
　ご協力いただいた地元の皆様、幼稚園児のみなさんありがとうございました。（大塚）


２００４年４月２５日