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     出発前、夕張YHにて

      ラベンダー畑


 朝7時くらいに起床、今日も晴れだ。
朝食をとる。北海道の朝らしく野菜がたくさん入ったスープに
手作りパンだった。ここは料理のレベルが高くて気に入った。

 身支度をしていると、昨日の関東のチャリダー2人が早々と出発した。
とにかく明るい2人で楽しそうだ。後で思うことだが、自転車の旅は
大学のサークルみたいに大勢でキャンプでするのも、また楽しいのかも
しれない。そんな意味でちょっとうらやましかった。自分はいつも孤独だから。

 YHをあとにし、家にメロンを送ろうと思った。時間も早いのでメロン農家に
直接行って売ってくれないか交渉した。そろそろ収穫終了の夕張メロンもどうにか
今日採れたらしく、ふたつ買って家に送った。

 夕張を抜け山道を走る。アップダウンが激しく体力の消耗が激しい。
そして夏季ということもあって水分の消費が半端じゃない。1時間に1リットルのペース
で補給しなければ倒れてしまう。
 案の定そこまで水不足になることを予想してなかった自分は水が尽きる。
山道なのでコンビニなんぞ、あるはずもない。公共のトイレがあっても水飲み場はない。

 観光名所となってるR452沿いの三段の滝の駐車場に売店があったので
そこで水をわけてもらった。

 そこのおばちゃん曰く、「そうなのよ、自転車の人がよく貰いにくるのよ」やっぱりね・・・。笑えた。

 三段の滝からわき道にそれれば、富良野につながる県道に出る。

 午後2時富良野市街地に着く。市街地は関東同様、地方の市街地といったところ。
しかし、すぐ行けばドラマで見るようなパノラマが広がっている。
 富良野の平原が東にそびえる十勝岳を更にキレイに魅せている。
あのドラマの舞台だけあって、きれいに町並みが整備されていた。

 3時にふらのYHに到着。人柄のいいペアレントが迎えてくれた。
夕食まで暇なので、富良野散策。この散策はいつになく楽しい。
 自転車は観光として利用するのにはかなりいい方法だと思う。
小さい路地裏にもいけるし、駐車代もとられない、クリーンだ。

 市営のラベンダー畑(←写真下)は営業時間ぎりぎりだった。ラベンダーも終わりかけ
だった。しかし大量のラベンダーのせいで少し遠くから見れば綺麗だった。
 その後すぐ近くのファーム富田にいった。富良野の代表的な観光名所だ。
いやー実にいい。夕方時で人もすくなく、色々な花が関東ではありえないスケールで咲いている。
 ふと振り返れば富良野の平野と十勝岳。いいところだ富良野は。

 YHにもどると同世代のイケメン君が同じ部屋にいた。年齢が一緒だった。
兵庫からきていて、電車の旅だそうで。かなり仲良くなった。
 学校の先生を目指している。夕食のときも色々話して楽しかった。関西人の人はめちゃめちゃ
話しやすくネタも尽きることもない。その席には福島から登山目的できているライダーおじさん
もいた。その人も学校関係者らしく、兵庫の彼と色々話をしていた。

 ふらのYHは夕食・朝食がサービスだ。いままでそんなYHはなかった。しかもYH自体が
ペアレントのおじさん手作りだった。かなりの旅のやり手なようで、かつては世界をまわって
いたらしい。

 
 今日も有意義な一日だった。