朝6時に起きて、自転車を輪行バックにつめた。今日は電車で移動だ。
7時半までに食事をとり、YHの人に駅まで送って行ってもらう。
今日はハードスケジュールで一本でも電車におくれるとフェリーが出港してしまう。
清里からワンマンで摩周、釧路を通り、釧路駅で乗換えて特急で南千歳まで行き、自転車を組
立てて苫小牧までいくというスケジュールだ。
ワンマンにのっていると釧路湿原が出現した!(ウワー
写真でみたのと同じで、すごいキレイだった。カヌーのツアーもやっていた。
いつかこの川を下ってみたいなと思う。
電車にのっていると晴れてきた。
釧路駅について、スーパーおおぞらに乗り込んだ。この電車もエンジン動力だが特急という
ことだけあって新幹線並に快適だった。自転車をおくような専用のスペースも設けられていて
さすが北海道と思った。関東の電車もこういうスペースがあれば色々いけるのになと思う。
ふと横を見ると高校生くらいの女の子とその家族らしき人達が窓越しに手をふっている。
見送りのようだ。電車が出発すると女の子は泣いていた。なんかこっちまで切なくなってしまう。
釧路駅でかった本物のお握り(コンビニのお握りじゃない)を食べながら電車の旅を楽しんだ。
昨日までの雨がうそだったかのように空は晴れている。かなり悔しい。
電車から眺める風景も最高でシャッターチャンスが幾度となく訪れる。
午後2時に南千歳駅に到着した。同じ電車にのていた人もここで降りていた。
その人とと一緒に自転車を組み立てて出発した。
ここは新千歳空港に近く、空には飛行機が飛び交っている。そのなかには戦闘機F−15もとんでいた
そういえば千歳基地があったような気がする。戦闘機も近くで聴くと相当うるさかった。
千歳から苫小牧までは3車線の道路一本でいける。いよいよ旅も千秋楽を迎えた。
苫小牧フェリーターミナルには4ヶ月も北海道で旅をしていたチャリダーと会った。
相当旅なれしている様子で超重装備。そんな重装備でなんで走れるのかなと思ってしまう。
日も沈みかけたことフェリーは出港。苫小牧の夜景が印象的だった。
これで北海道ともお別れだ。
9日間、総合1000キロを激走したが、それでも北海道の一部分を通ったにすぎない。
この広大な北海道を攻めるにはマダマダ経験が必要だと痛感させられた。
またくるぜ北海道!!!