■分身
シンクロ時に興味津々
個人的には好きな作品。ちょっぴり不思議系?なところが秘密と似ています。
この作品は“鞠子と双葉”という二人のものがたりです。
- 自殺した母:静恵の自分に対する接し方に不自然さを感じていた鞠子
- バンドのボーカルとしてテレビに出ることを母:志保にキツく反対される双葉
- 母の遺品と父の態度から“自分の出生に秘密がある”と確信する鞠子
- 見知らぬ人が家に訪ねてきた翌日、事件に巻き込まれる双葉
分身では鞠子の章と双葉の章が 1章ずつ順番に書かれていて、はなしが進んでいくごとにシンクロしていきます。 分身というタイトルから“あること”を想像しますが、 これがなかなか事件とつながらず…読んでるときは謎が多いです。
そして点がつながったとき“ゾクッ〜”と鳥肌が立ちました。
鳥肌3回ほど立ちます。
また アマゾンのレビュー の中に“ラストシーンが目に浮かぶ”と書かれてる方がいました。 実は私もありありとラストシーンの情景が浮かんだので…皆同じような感想/印象を持つのかな。
ちなみに。『これはドラマ化むずかしいのでは?』と思っていたのですが、 とうとうドラマ化されました。
主演…大丈夫なのかな。。。