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東野圭吾のおすすめ本




■片想い

<ある告白とは?>
タイトルから予想するに、秘密に続く恋愛小説かと思いましたが…ある意味ビックリな内容でした。


この作品は説明が難しいです。“あること”がキーワードになっています。


・大学同期会の帰り道、会に欠席した女性とばったり会います。
・『こんなトコではなんだから…』と主人公宅に行くことに。
・主人公宅には嫁=同じく同期&欠席がいて、女性同士も仲良しです。
・なつかし話と“ある告白”によってアッという間に時が過ぎ、泊まってくことになったのですが、
・夜ふと気付くと友人女性が消えていました。
・そして…


以上が物語のはじまりで、そのあと推理小説的に展開されていきます。 “ある告白”がキーワードになるのですが…大多数の人にとって未知の世界です。



<盛りだくさんな片思い>
アマゾンなどでは“ある告白”についても書かれていますが、 知らずに読み始めたほうが個人的にはおすすめかと。そしてその告白が事件と密接に絡んでいきます。


事件の糸をたぐっていく過程は秀逸です。 たぐっていったその先に必ず多少のビックリがあります。



『ん? どういうこと!?』



特に頭の中をシャッフルされた箇所が中盤にありました。 一瞬わからなくなるトコがあると思うので…探してみてください。



東野圭吾 片想い


この作品は事件の真相、未知なる世界、そしてその2つの絡ませ方… 私的にはランキングの高かった作品です。ただイマイチ?という意見も見たことありますので、 そのへんは人によってマチマチかもしれません。



アマゾンのレビュー(ネタバレあり)



特に“未知なる世界”については社会的にもちょっぴり考えさせられます。 秘密とは世界観が違いますが、片想いもオススメです。


ただドラマ化は難しいかナ…最近東野作品は続々ドラマ化/映画化されていますが、 分身と片想いは最後まで残るかと思います。



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