55歳頃から3年間、毎年奥歯が一本ずつ抜けていきました、
年齢のせいだし,「生まれつき歯性が弱いのだから、ボツボツ総入れ歯の準備も」と思っておりました,
ところが翌年また隣の歯が傷み始めましたので,別の歯科医に診てもらいましたら
「歯石を取って歯ぐきの炎症を防げば抜かなくても治ります」と簡単に引き受けてくれました、
10数回も通院を繰り返しました、勤務先の上司も「歯石を取るだけで、そんなに何回も治療が必要と思えない、儲け主義の、医者のカモにされているのと違いますか?」と嫌味を言われるほどでした。
治療の最後に正しい歯の磨き方を教わって、毎日,朝と寝る前に念入りに歯磨きを励行しています。
その1年後に入れ歯の修理に訪れましたら,一目診て,「あなたの歯は、もう抜けませんよ」と、太鼓判を押してくれました。
事実、以後、歯石は姿を消し、歯茎の色も薄桃色に光って、タクアンなども、シャリシャリ切れ味のいい音を立てて食べることができます。
もし、あの歯科医の先生に出会わなかったら、そして先生の治療に従わなかったら、何年も前に総入歯になっていたことだろうと感謝しております。