kurigoto

歯磨き




子供の頃、
「りんごをかじると歯ぐきから血の出る人」,と 歯磨きだかの広告を見て、それまでは,誰でもりんごをかじれば,
血が付いてくるのはあたりまえと思っていたのに自分が歯周病だと気付き、以降、歯磨きを励行してきたつもりですが、サッパリ効果が無く「歯性が悪いんだ」とあきらめておりました。

55歳頃から3年間、毎年奥歯が一本ずつ抜けていきました、 年齢のせいだし,「生まれつき歯性が弱いのだから、ボツボツ総入れ歯の準備も」と思っておりました,
ところが翌年また隣の歯が傷み始めましたので,別の歯科医に診てもらいましたら
「歯石を取って歯ぐきの炎症を防げば抜かなくても治ります」と簡単に引き受けてくれました、

歯の付け根を、細い回転やすりで、ジャリジャリ歯石を削り取ってくれるのですが、 一日で終わると思っていたのに「一度では無理なので,当分通ってもらいます.」ということで
4・5日おきに通院、その度に助士に指示して,「まだここと、ここ」その次にも「まだここと、ここと、ここ」といった具合で、

10数回も通院を繰り返しました、勤務先の上司も「歯石を取るだけで、そんなに何回も治療が必要と思えない、儲け主義の、医者のカモにされているのと違いますか?」と嫌味を言われるほどでした。

治療の最後に正しい歯の磨き方を教わって、毎日,朝と寝る前に念入りに歯磨きを励行しています。
その1年後に入れ歯の修理に訪れましたら,一目診て,「あなたの歯は、もう抜けませんよ」と、太鼓判を押してくれました。
事実、以後、歯石は姿を消し、歯茎の色も薄桃色に光って、タクアンなども、シャリシャリ切れ味のいい音を立てて食べることができます。

「80歳20本」の目標も、91歳現在20本と,「歯性が悪い」と諦めていた20年前とは打って変わった変身ぶりです。

もし、あの歯科医の先生に出会わなかったら、そして先生の治療に従わなかったら、何年も前に総入歯になっていたことだろうと感謝しております。





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