ほしたびの旅

本州・北海道ぐるり旅2004

旅日記41~48日目: どっぷり道東

41日目: 9月27日(月) 大正カニの家で、久しぶり

上士幌から帯広に通うのも少し遠いので、三泊までしか連泊できないが大正カニの家に移ることにした。その頃には釧路の電気屋に出したデジカメの修理が終わっているかもしれない。テントをたたんで出発。昼食として、「自然派ラーメン めん吉 木野店(音更町木野大通東7丁目、国道241号沿)に行って豚丼(840円)を食べることにした。ここはみそ汁と少量のキャベツがついている。肉の量は丼いっぱいにあるが、盛ってあるごはんが浅く量が少ない。プラス105円でご飯大盛りにできる。こちらもいっぴんに近いレベルと感じた。昼食後、今日もであいカフェでインターネットして日記を入力などする。

夕方になり、大正カニの家へ。今日の泊まりは6人。もう人は少ない。でもその中に、3年前、中富良野森林公園キャンプ場で一緒になった人がいた。彼はその時ママチャリだったのでママさんと呼ばれ、今はカブに乗っている。最初は気が付かなかったが、彼が先に思い出して私も思い出した。彼は外国にも行っているようである。皆、寝床に着くのがはやい。

  • 今日の天気:曇後晴
  • 走行距離:58.9km
  • 宿泊地:北海道十勝支庁帯広市大正カニの家
  • 入浴地:付属シャワー

42日目: 9月28日(火) 大正カニの家連泊


木に登るエゾリス

連泊するつもりなのでゆっくりし、炊事場の流しなどの清掃を行う。そしてハエタタキでハエを追いまわす。(^_^) その後、帯広市内に出かけようとカニの家から出ると、近くの木にエゾリスが上っていってなにやら食べていた。こんな所にいるんだぁ。まずコインランドリーミッシェルで洗濯。昼食は山(さん)という寿司屋に行き、牛トロ丼(700円)を食べた。量は物足りないけどおいしい。その後は今日もであいカフェでパソコン利用。すると、釧路の電気屋から電話があり、デジカメの修理が混んでいて早くても次週の半ばになるという。うーん困った。いったいそれまで何をすればいいんだ。メーカーは売ってばかりいないで早く対応しろー。

カニの家に戻る途中に小雨が少しだけぱらついた。泊まりは6人。釧路の六花亭等、情報交換をした。

  • 今日の天気:曇夕方雨
  • 走行距離:39.7km
  • 宿泊地:北海道十勝支庁帯広市大正カニの家
  • 入浴地:付属シャワー

43日目: 9月29日(水) 六花亭

今日も連泊。清掃して帯広市内へ。昼食は昨日も行った山(さん)に行く。昼生ちらしが通常1000円の所、水曜日の昼の時間は730円になるのだ。おいしかったです。そしてデザートにと六花亭西3条店へ。行くと、カニの家で同宿のライダー二人と今日カニの家に泊まりに来るチャリダー一人がいて早速食べていた。この店限定のサクサクタルト(各125円)のブルーベリーとさつまいも、それとサクサクミルフィーユ(180円)を無料のコーヒー飲みながら食べる。ちなみに、サクサクタルトは他にストロベリーがあり、3兄弟になっている。(^_^) サクサクミルフィーユはサクサクパイより美味しく感じる。食べているそばのガラス越しに、職人のおねえさんが菓子を作っている。その様子を皆で見る。その内、先のライダー二人がガラス際によって写真を撮り出したので、それに気付いたおねえさんはびっくり。いちごを差し出したりして応えていた。菓子を食べたあとは、またまたであいカフェでパソコン利用。その後、スーパーで買出ししてカニの家に戻る。今日は10人を越えている。ずっとハエタタキでハエを追っていたおかげか、ハエの数が減ったような気がする。

  • 今日の天気:曇一時雨
  • 走行距離:35.5km
  • 宿泊地:北海道十勝支庁帯広市大正カニの家
  • 入浴地:付属シャワー

44日目: 9月30日(木) 池田町へ移動

台風21号が東北地方あたりに進み、ここは昨晩から雨。天気の様子を見ながらカニの家でくつろぐ。昼過ぎた頃から雨はやみ始めたので、遅くなったが出発することにした。

昼食として豚丼のとん田(帯広市東6条南16丁目3番)に行った。ここはロース、バラ、ひれの3種類の豚丼(各680円)がある。私はロースぶた丼を注文。みそ汁と、追加でかけられるようにタレもついてきた。味は悪くない。タレがやや濃く、肉の油が少し多めか? その後、であいカフェでパソコン利用してから池田町へ。池田町のライダーハウス一福に泊まる。向かいの食堂「なかがわ」で受付してライダーハウスの中へ。まだ誰も来ていない。中には壁のいたる所に写真や宿泊者のメッセージが貼り付けてある。とりあえず、清美温泉(370円)に行きあたたまる。この温泉は銭湯みたいな感じで、石鹸シャンプーが備え付けられていない。戻って夕食を食べに食堂なかがわに行く。その時に、東京から50ccスクーターとカブ(100ccか?)で来た二人連れが到着して受付にやってきた。彼らは昨年の地震のときに泊まっていたらしい。私は豚丼(630円)を注文。みそ汁付きで価格は安いほうだ。味は普通で、肉の筋だろうか、噛み切りにくい部分があるのが残念。ライダーハウスに戻り、先の2人と酒を飲みながら話をした。

  • 今日の天気:雨後曇
  • 走行距離:45.8km
  • 宿泊地:北海道十勝支庁池田町ライダーハウス一福
  • 入浴地:池田町清美温泉(370円)

45日目: 10月1日(日) ライダーハウス一福で連泊

2日後はワイン祭りである。このワイン祭りのときに、会場近くで、ライダーハウスに泊まる人たちで食べ物などの出店をするそうである。そして手伝えば、その晩にご馳走が食えるそうである。連泊を決めてとりあえず、阿寒方面へ。オンネトーは、少しだけ色づいている部分はあるが、紅葉はまだまだ。阿寒湖に行き、商店街をぶらり。手湯がいくつかあるのでまわってみた。店のわきにちょろちょろと湯が出ている。手をつけると暖かい。

道道664号から見る阿寒の山、
足寄町にて

阿寒湖温泉街にて

池田町に引き返す。ワイン城のお土産屋に寄ると、ぶどうジュース、ベーコン、ハム等の試食攻撃に遭う。とりあえず頂いた。ライダーハウスに戻ると、数人の常連さんがワイン祭りでの出展イベント参加のためにやってきていた。夜はさらに人数が増えた。

  • 今日の天気:晴後曇
  • 走行距離:235.4km
  • 宿泊地:北海道十勝支庁池田町ライダーハウス一福
  • 入浴地:池田町清美温泉(370円)

46日目: 10月2日(土) ワイン祭り前夜祭

朝はゆっくりとして起床、テレビを見ながらだらだらと過ごす。今日は夕方から前夜祭がある。昼前に食堂なかがわに行ってみるとイカ焼き用のイカを串に刺すところだったので、私も手伝いに入った。そのあと手伝った皆はラーメンをご馳走になった。食べ終わって炭焼き用の台などを前夜祭会場に運び込んだ。そのあとしばらく休憩。夕方会場に行き、テント設営、準備。どんどん出来上がる。我らの出店内容は、牛串、焼鳥、イカ焼、たこ焼き、焼そば、そば、うどん、生ビール、他だ。18時に前夜祭がスタート。それより少し前から客が寄り付きはじめる。どたばたとして、袋や釣銭の場所を探したりした。私は、焼きそばをパックにする手伝いをし、その後、生ビールや焼そばなどの販売を行った。焼きそばはあまり売れなかったが、生ビールは良く売れた。会場ではバンド演奏や踊りなどが行われているが、ざわざわしてよく分からない。前夜祭の最後のイベントは、ソーセージまき。モチまきのようにソーセージ(パック入り)をまいて、それを奪い合う。私たちも参加。すさまじい奪い合いだ。私は2個ゲット。皆でとった分は宴会の料理になる。片付けをして、明日の会場への資材の運び込み後、清美温泉へ。帰ってからは宴会。最初はビール、それから日本酒、そして泡盛まで飲んだ。しかし、飲みすぎてしまった。気分が悪くなったので先に寝た。

  • 今日の天気:曇
  • 走行距離:0km
  • 宿泊地:北海道十勝支庁池田町ライダーハウス一福
  • 入浴地:池田町清美温泉(370円)

47日目: 10月3日(日) 池田町ワイン祭り当日

うー、気分が悪い。やはり飲みすぎだ。ワイン祭りの手伝い者に出される朝食も、あまり手につかなかった。起きるのが遅く、身支度が遅くなったので、皆が出た後に、歩いて出店場所であるワイン城前の通路前に行った。ここからワイン祭りの会場がすぐ下に見える。開場する前で、たくさんの人が並んでいるのが見える。この人たちは、入場料金(当日券は3800円)を払って会場に入ってワインと牛肉を並んで食べ放題になる。そこに入らない人やワイン城観光の人たちが私たちの出店にやってくることになる。ワイン祭りは9:50に開始。こちらの出店もぼちぼち、お客が寄り付き始めた。ワイン祭り会場では、ドリームズ・カム・トゥルー の吉田美和のそっくりさんである、吉田みゃあの公演が行われた。ライダーハウスに泊まるまで知らなかったが、吉田美和の実家が池田町にある。歌は部分的に似ている所はあるが、微妙。歌の伸びはやはり本物には叶わない。歌などを聞きながら販売にいそがし。それでも昨年よりは少ないと常連の人は言っていた。昼前頃から肉やおにぎりが良く売れ、芝生に出された炭火台では、お客様が買った肉を焼いて食べている。


宴会の食事

祭りが終わってしばらくしてこちらも終了。片付けていると、近くで販売していたワインのもろみを、グラス付きで無料でくれると言うので、走って行ってもらう。炭酸があって、シャンパンみたいでおいしい。片付け終わって清美温泉に行き、さっぱりとしてからなかがわの2階で宴会。いくら丼がぷちぷち柔らかでメチャクチャうまい。サンマ等の刺身もうまい。焼肉に鮭などのバター焼きもよし。サイコー、大満足。でも酒はおさえめ。

  • 今日の天気:曇一時晴
  • 走行距離:0km
  • 宿泊地:北海道十勝支庁池田町ライダーハウス一福
  • 入浴地:池田町清美温泉(割引で320円)

48日目: 10月4日(月) 釧路のスーパー「雷さとう」

ライダーハウス出発。まずは釧路に向かう。釧路市内のバイク屋でフロントタイヤを交換。リヤはまだ余裕があるのに、フロントの溝がほとんどなくなっていた。フロントブレーキの使いすぎだろうか? それから修理に出していたデジカメを取りに、電気屋に出向く。半月以上もかかるなんて遅すぎだー。

昼食を食べようと、近くにあることを調べていた広島風のお好み焼屋「お好み焼ひろしま」(釧路市愛国東2-10-4)に行く。こちらの店主は広島に行って作り方を覚えて始めたということだ。ここの店ではすべてのメニューにソバが標準で入っている。私は肉玉ソバ(600円)を注文。ソバを生地の上にのせるタイプで、キャベツ細切りでしっとり系。ソースはサンフーズのソースを使っている。ガーリックがかかっている。味は普通。

「雷さとう」
下記魚屋が入っている店

昼食後、カニの家でいっしょになった人に教えてもらったショッピングマート「雷さとう」美原店(釧路市美原4-1-8)に行った。店内を物色。魚が安い。生サンマが1尾80円以下で、小さ目ながら花咲ガニ1パイ300円弱、鯨肉もある。秋味が1切れずつ買える。そこで、秋味1切(58円)とイクラのしょう油付け(100gで380円)を100g買って晩飯用にすることにした。そして近くの回転寿司屋「なごやか亭」に行き、生さんま(189円)と甘えび(158円)を食べた。ここもシャリが小さいようだがおいしい。さらに六花亭鶴見橋店に行き、デザートとしてサクサクパイライト(125円)を食べた。賞味期限が30分とされていて、その場でクリームをつめてもらい、食す。おいしい。ここはコーヒーの無料サービスが無いのが残念。


ショッピングセンター内の魚屋にて

雷さとうの魚屋にて

鮭とイクラの親子丼

それから西へと戻る。またカニの家に泊まる。ここはきれいでいいよ。たまたま同宿の人と合わなくて悪印象を持っている人もいるみたいだけど、私はここでは一度もそんな目にあったことが無い。晩飯はサケとイクラの親子丼を作る。といっても鮭を焼いて、いくらとともに、炊いたご飯に乗せるだけだけど。しかし、うまい!

  • 今日の天気:曇時々晴
  • 走行距離:254.0km
  • 宿泊地:北海道十勝支庁帯広市大正カニの家
  • 入浴地:付属シャワー