さよならの序曲
裏切らないでね
その言葉がどんなに降り積もってるか
あなたは知らない
道を間違えてしまった私には
もう戻れない
あなたと同じ道は
歩けない
裏切らないでね
わかってるくせに
それを否定するように
何度も何度も
裏切らないでね
言葉で私を縛ろうとする
うざい
と言ってしまえるほど
太い絆ではないから
私は曖昧な笑みを返すだけ
もう裏切らないよ
心のない言葉を返すだけ
あなたといつまでもいたかった
でも
もう
お互いにお互いを
必要としなくなってきてること
あなたもきっと感じてる
裏切らないよ
絶対裏切らないよ
何度もうそぶいて
そして
少しでも
モラトリアムがのびるように
祈るだけ
そもそも「裏切り」なんてものがないことを告げないのはあなたといたいから。 ただそれだけなの。ねえ、わたしたちきっともう、
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