人間の顔をつくる

ソフトウェア:Shade、Mac OS

生態系の頂点に立つ人間を作ることが最終目標。
「個体発生は系統発生を繰り返す」、この原理をCG制作に応用してみよう。
単純なものから複雑なものへ、各器官の構造と働きが良くわかるでしょう。

整形としわを取る作業

こつこつと作業をつづけます。いやになったら他のことをやった方がいいかも知れません。そしてまた見直します。レンダリングしてみましょう。こんどはだいぶ滑らかになりました。ワイヤーフレームだけみても違いはほとんど分かりません。

 

 

レンダリング

顔の正面 をレンダリングしてみましょう。 まだ目ははめ込まれていません。鼻の下の線のしわを取るのは大変です。人間の顔は左右対称ではありません。左右の顔面 が少し違っていた方が自然です。

 

テクスチャをつけよう

表面材質をつけないと白いプラスチックのようです。皮膚には簡単に肌色を設定してみましょう。くちびるの色は少し違います。これはShadeの疑似集合演算を使うのが簡単です。正面 図でくちびるの形をつくり、それを内側に掃引します。それにくちびるの色を設定します。ブラウザの中でその掃引体の名前をダブルクリックして名前の前に「=」(半角の等号)を付けます。これでレンダリングすると2つの物体の重なった部分にくちびるの色がつきます。 まゆげも同じ方法でつくるのが簡単です。

 

出来上がった顔のワイヤーフレームとレンダリング画面 をよく比較検討して修正する所は修正しましょう。でもいつまでたっても終わらない作業になってしまうことがありますから、そういうときは適当に切り上げて明日また見直した方がいいと思いますよ。

 

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