大阪市内から近鉄電車で富田林駅まで30分。駅から徒歩10分。
ひっそりとした佇まいを残すお寺や町家を巡りながら、お手軽な歴史散歩に出かけてみませんか? 皆様のお越しをお待ちしています。
Tourist guide to Jinaimachi town, Tondabayashi, a historic district and heritage site of Japan,Travelogues by Author - Series Vol. 56 Bilingual guided tour on April 28-30, 2018 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2018年のゴールデンウイークは、前半3連休(4月28日(土)- 4月30日(月・振替休日))、後半4連休(5月3日(水)から7日(日))、狭間の平日2日間(5月1日・2日)を休むと9連続の休日になりました。期間中は概ねお天気にも恵まれて、富田林寺内町には遠方からも含めて多くのご来訪者にお越し頂きました。 昨年(2017年)春のゴールデンウイークに続いて、「歴史まち歩きバイリンガルツアー2018春」を2018年4月28日から30日まで3日間、特別自主企画で開催しました。(主催:じないまちボランティガイドの会、協力:じないまち交流館、きらめきファクトリー(富田林市観光協会)、ガイド担当:ボランティアガイド 奥谷直也)開催期間中に、富田林寺内町にお越し頂いたご来訪者(ご希望者)を対象に、じないまち交流館を起点に事前予約なしで定時出発のガイドツアーを催行しました。(計4回、参加費は無料) ガイドコースは各回とも同じで、じないまち交流館(起点)から城之門筋、重要文化財・興正寺別院を経て、重要文化財・旧杉山家住宅(終点)まで徒歩で約90分。期間中のツアーご参加者数(計4回)は49名でした。富田林市内、周辺の羽曳野市、河内長野市、柏原市、堺市、大阪市から富田林寺内町に足をお運び頂いた方々で、残念ながら3日間を通じて外国人来訪者のご参加者は無かったため、全て日本語のみでご案内しました。 歴史まち歩きツアー ご案内チラシ 日本語版 (PDF) 歴史まち歩きツアー ご案内チラシ 英語版 (PDF) |
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第1回ガイドツアーご参加者の皆さん(16名) (2018年4月28日午後 (南)葛原家住宅) |
第2回ガイドツアーご参加者の皆さん(12名) (2018年4月29日午前 仲村家住宅) |
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第3回ガイドツアーご参加者の皆さん(8名) (2018年4月29日午後、興正寺別院境内) |
第4回ガイドツアーご参加者の皆さん(13名) (2018年4月30日午前、興正寺別院山門) |
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第1回ガイドツアー(2018年4月28日午後、 撮影:じないまち交流館・小野様) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
じないまち交流館 2階和室 |
壱里山町(城之門筋) |
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壱里山町(城之門筋) |
紅梅蔵(北会所町) |
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葛原家住宅(左)・(南)葛原家住宅(右) |
興正寺別院山門 |
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興正寺別院本堂 |
興正寺別院本堂 |
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橋本家住宅・駒つなぎの石 |
仲村家住宅 |
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河内名所図会(1801年)の記述によれば、富田林はその当時、ぶどうの産地であったことが分かります。大阪府柏原市や羽曳野市ではいまでもあちらこちらにぶどう畑が広がり、河内ワインが醸造されています。 |
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河内名所図会(1801年) |
寺内町ぶどう酒 |
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薬師堂(恋文薬師) 「恋愛成就の恋文薬師」(15秒動画) https://www.youtube.com/watch?v=Ce3WV-U6fWU |
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薬師堂 |
恋文薬師 |
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明治の女流歌人・石上露子 ガイドツアーの終点である重要文化財・(旧)杉山家住宅では、明治時代の女流歌人として活躍した石上露子(本名:杉山タカ)について、その波乱万丈の人生をお話しました。石上露子をモデルにしたといわれる小説「花紋」(山崎豊子著 新潮文庫)や石上露子の作品を集めた「石上露子集」(中公文庫 復刻版を近鉄富田林駅前の芦田書店で発売中)について御紹介しました。 |
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重要文化財・(旧)杉山家住宅 |
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「絵になる風景」- 道端に座って伝統的町並みのスケッチを楽しまれるご来訪者 (2018年4月29日) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
さて、今回のゴールデンウイーク特別企画には期間中、3日間で合わせて49名にご参加頂きました。皆さん、ご参加ありがとうございました。 じないまち交流館のスタッフの皆さん、今年も特別企画開催にご協力ありがとうございました。
(2018年4月30日、管理人@横浜) |
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じないまち散策MAP | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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じないまち探訪記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
じないまち随想 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ご感想などお便りをお待ちしています。(管理人) |
(富田林市提供、禁無断転載)
富田林寺内町までの道順
寺内町へは近鉄長野線富田林駅又は富田林西口駅下車徒歩10分です。先ずはじないまち交流館へお立ち寄りください。
散策地図がもらえます
富田林駅前の観光案内所又はじないまち交流館で散策地図がもらえます。
立ち寄ってみたいお店
休憩所(トイレ)
じないまち交流館、寺内町センター、じないまち展望広場にあります。
車でお越しの方へ
寺内町は道幅が狭く、中には公共駐車場がありません。車でお越しの場合には、2014年2月に新しくオープンした富田林市営東駐車場(有料)をご利用ください。一般用の普通乗用車及び団体用のマイクロバス(1台分、市役所に要事前予約)を駐車できます。重要文化財・旧杉山家住宅まで徒歩5分、じないまち交流館まで徒歩15分。
尚、団体用の大型観光バスでお越しの際は、富田林市役所にお問い合わせください。宜しくご協力お願いします。
重要伝統的建造物群保存地区
富田林市富田林町の一部にあたる寺内町は、1997年(平成9年)に国から重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。大阪府下では唯一の指定となっています寺内町にある約500棟の建物の内、江戸時代から昭和初期頃までに建てられた181棟の建造物が伝統的建造物に特定されています。保存地区内において通常道路から見える建物等の外観の現状を変更(増改築、改修、模様替え、色彩の変更、新築、除却など)する時には、予め市教育委員会・文化財保護課に申請して許可を得る必要があります。伝統的民家(町家)は白壁、板塀、格子戸など往時の姿のままに外観の保存・復元・修景作業を終えて、今も人々が生活の場として暮らしながら、素朴で静かな佇まいを今に伝えています。
寺内町の主だった商家には由緒・由来を記した案内板が設けられ、石畳の街路には路面灯を兼ねた道標や案内標識なども整備されています。電信柱の配置や各戸の電気メーターなどもできる限り目立たないような工夫が施されています。
また、寺内町では伝統的な町並み景観に配慮して、新しく建築される建物も周囲の景観に調和した外観となっています。
興正寺別院(富田林御坊)
真宗興正寺派、富田林・寺内町の成立と発展の中心となった寺院です。地元の人からは御坊さん(富田林御坊)として親しまれています。
応永年間(1394-1412年)に毛人谷(えびたに)御坊に草創。 永禄3年(1560年)に京都・興正寺第16世証秀上人が現在地に移建。
城之門筋に表門を開き、鐘楼・鼓楼を構え、本堂・客殿・庫裏などを配する。 表門は桃山調の高いもので、もと伏見城門のひとつが興正寺に寄与されたものをここに移建したと伝えられています。
団体でお越しの場合には、地元のボランティア・ガイドによるご案内も可能です。(事前のお申込みが必要)
ガイドのお問い合わせや事前のお申込みは下記のじないまち交流館までお電話ください。
じないまち交流館
〒584-0033
大阪市富田林市富田林町9-29
TEL.0721-26-0110
FAX.0721-26-0110
(午前10時~午後5時、月曜休館、12月28日~1月4日休館)