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■放課後

秀逸なストーリー展開

デビュー作にして江戸川乱歩賞受賞作です。

主人公は先生で、女子校が舞台の物語。 生活指導の先生が放課後死体で発見されます。

この作品はさすが賞をもらってるだけあって、読み始めてすぐ惹きこまれます。 私は電車で読んでたのですが、ラスト前まであっという間に読み入りました。 いろんな人が登場し、関係も練りに練られています。

特に喰い入るように読んだのは体育祭のシーン。 何かが起こるぞ、起こるぞと…そのような感じで描写が進み、

え…? 見事に頭がこんがらがりました。

ただもったいないというかなんというかこの作品…よくお堅い先生方が賞をあげたなと。 それだけ他の部分が秀でていたのかもしれないです。

放課後
放課後/東野圭吾

レビューにもそのようなトコが見られるかな…う〜ん。。。

江戸川乱歩賞

冒頭にも書きましたがこの作品は江戸川乱歩賞を受賞したようです。 江戸川乱歩賞とは新人が書いた推理小説に贈られる賞のようで、いわば新人登竜門みたくなっています。

少し前の受賞作:プリズントリックの帯でも江戸川乱歩賞受賞作とPRされてました。 東野圭吾が褒めたコメントも載ってたのですが、どんなものか忘々…

で、他にも受賞作の中には面白い作品があるのでは?と。

う〜ん、、、思ったほど当たり作品はないようですが、 共通してひとつの作品をおすすめしてました。

帯には乱歩賞と直木賞の同時受賞の文字が…そんな作品もあるんだな。。。