○大英帝国
1940年代に入り、遂に米国に戦艦保有数世界第一位の座を奪われたとは言え、その戦艦勢力は、18"砲搭載戦艦4隻、同巡洋戦艦2隻、16"砲搭載巡洋戦艦4隻、15"砲搭載戦艦10隻、同巡洋戦艦6隻の計26隻にも達していた。
 特に18"砲搭載艦を6隻も保有する事による戦艦隊の砲戦力は米国を凌ぐものであった。
 また、米国のレキシントン級6隻に対抗するため最高速力30ノット級の巡洋戦艦12隻を保有しており、特にインコンパラブル級とインビンシブル級は、防御力にも優れており高速戦艦と呼ぶべき性能を有していた。
 これらに加え、米国の新戦艦大量建造に対抗して新型戦艦8隻の建造と従来戦艦の近代化が行われておりR級を除くほとんどの艦が30年代中期以降に近代化改装を受けていた。
 また、就役直後の正規空母2隻を含む正規空母6隻、軽空母2隻の洋上航空戦力と、巡洋艦約80隻を主力とする強力な補助艦艇を有しており、保有艦艇の数量と総トン数では米国を上回り依然として世界最大の海軍力を有していた。
 加えて英連邦諸国が比較的新しい旧式戦艦を合計で5隻を保有しており、これらの戦艦を加えると戦艦数は31隻に達し隻数で米国を追い抜いていた。

戦艦
 ロイヤル・ソベリン、ラミリーズ、リベンジ、ロイヤル・オーク、リゾリューション、クイーンエリザベスU世、バリアント、バーラム、マラーヤ、ワースパイト、セント・アンドリュー、セント・ビンセント、セント・ジョージ、セント・パトリック

巡洋戦艦
 リナウン、レパルス、フッド、ロドネー、ハウ、アンソン、インヴィンシブル、インフレキシブル、インドミタブル、インディファティカブル、インコンパラブル、インフラカブル

航空母艦
 アークロイヤル、イラストリアス、ビクトリアス、カレージャス、グローリアス、フューリアス

軽空母
 イーグル、ハーミス

艦載機
 約370機
重巡洋艦
 19隻 カウンティー級、ヨーク級、サリー級等

軽巡洋艦
 60隻 リアンダー級、シティー級、ダイドー級、他

潜水艦
 24隻+α(建造中および旧式予備艦)

主要基地
 スカパフロー、ポーツマス、ジブラルタル、コロンボ、シンガポール、アレキサンドリア、その他の英連邦諸国各軍港等


○兵器解説

巡洋戦艦インビンシブル級
戦艦セント・アンドリュー級
巡洋戦艦インコンパラブル級
戦艦キング・ジョージ・5世級
戦艦ライオン級
戦艦バンガード級
重巡洋艦カウンティー級
重巡洋艦ヨーク級
重巡洋艦サリー級

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