天体ツアー★ミニガイド星雲★星団★二重星 |
鹿角平天文台でよく観望する星雲・星団・二重星のミニガイドです。
製作途中です。完成はいつの日だろう・・・・。
観望会では数個の天体を巡ります。その日に見る天体は、解説員の好み、天候・月齢など諸条件により違います。
月や惑星を見たい場合は見える時期に、星雲星団を見たい場合は月のない時期に訪台ください。
月明かりの影響が大きくなるにつれ、銀河、星雲、星団の順で観望リストから外れていきます。
天文台で観望する天体のスケッチ風(望遠鏡を覗いたときの肉眼での見え方に仕上げた写真)の天体のツアーガイドです。
観望する天体は明るく見やすいものを選んでいます。どれも小口径で楽しめるものばかりです。
DeepSKYはちょっとコツが必要だったりで、観望会に不向き(うけが悪い)であまり見ない天体ですが、味わい深いものや見栄えのしない有名天体などをWEB管理人が個人的に選んだ天体です。
惑星や星空などは下のアイコンからどうぞ。ミニガイドですので参考程度にご利用ください。
もっと詳しく知りたくなったら、★なリンクや★な本を参考に、インターネットや本で調べてみてください。
主鏡は350mm(f=2100 F6)ニュートン反射、副鏡はFC125mm(f=1000 F8)屈折、60はミニボーグ60mm屈折(f=325 F5.6)のことです。 倍率・視野はアイピースで変わりますので、図に明記してあります。例=主鏡 ×52/1.3°は35cm主鏡で、52倍 視野円(図中の円)が1.3°を表しNは北です。アイピースのミリ数は併記しません。倍率を参考にするときはこちら。アイピースは覗きやすい広視野・HIアイポイント選んでいます。天文台の現在のメインアイピースは、ペンタックスXLシリーズです。なぜかアイピースを指でつつく人が大勢いてアイカップがハードタイプなので突っかれにくいからです(爆)
二重星は方角のみ示します。高倍率で凝視した時の参考になるよう、写真は強拡大してあり、視野内での見え方と違います。また天文台でみる重星は小口径でも楽に見られるものがほとんどです。
写真や図は正立倒立ごちゃ混ぜで方角もまちまちです。
スケッチ風写真は基本的に倒立にしてあります。天体望遠鏡でのぞくと上下逆の倒立像です(下が北。Nは北を示します。北とは天球の北極の事です)が、反射望遠鏡、屈折で天頂プリズムを使った場合は、接眼部の位置によって視野が回転したり正立鏡像とかややこしくなります(星が逃げていく方向が西です)。リンク先の写真(星雲星団アルバム)は構図優先で方角は一定でありません。
小口径で見つけやすく面白いものは星図に導入ミニガイドも・・・。大雑把な導入方法はこちら。導入方法は基本的に赤道儀の場合です。また鹿角平は星空観察に適した場所です。5cmファインダーでメジャーな星団雲が分かりますので、光害地での導入や見え方の参考にはなりません。
周辺星図は正立です(上が北)。星座での位置を示すもの、双眼鏡向きの天体は正立にしてあります。双は双眼鏡のことです(例=50×7双は口径50mm 7倍 双眼鏡)。
便宜上、観望時間内に見やすい季節別にしてありますが、晩夏の夜明けには冬の星雲星団を見ることができます。
星雲・星団にはニックネームのほか、星雲・星団を整理するカタログの番号がついています。その代表がM(メシエ)やNGCです。
恒星の名前は固有名やα・βとギリシャ文字の符号などがついています。ギリシャ文字の読み方はこちら。
高倍率で見る二重星や球状星団などはシーイング(大気の揺らぎ)の影響を大きく受けます。シーイングが悪いと星団の星が分解せず星雲状にしか見えません。星雲も細部がみづらくなります。
また淡い光芒の、星雲や銀河は、空がガスっぽかったり月明かりがあると淡い部分が見えなくなってしまいます。淡い光を蓄積できる天体写真と実際に見た星雲・星団の姿は大きく違います。
このコンテンツの星図はステラナビゲータ7(Copyright 2006 AstroArts Inc.)で作成しました。