<入院給付金に対するイメージ>
入院保険で最初に目につくのは“入院したときの日額給付金”だと思います。
アメホのサイトでもそうでしたが、どの保険会社/CMを見ても 『1日○万円!』とPRしていますよね。
ところでこの入院保険。少し前まで“5日以上入院した場合に限る、云々…”というものがほとんどでした。
入院しても3、4日では保険が降りませんし、
7日間入院したとしても2日分、かつ診断書(約5000円)を書いてもらう必要があったので
あまりメリットはなかったです。
しかし最近の入院保険は“1日目”から出るところがほとんどのようでした。
どうやら保険に対する要望/不満は皆同じだったようですね。
保険会社も意を汲んで“1日目”からの保険をラインナップしています。
現在の入院保険では短い日数に対しても日額保障をしてくれます。
<入院給付金と保険の意味>
ただここで少し視点を変えて“保険の意味”を考えてみましょう。
実は私も保険について調べる前は冒頭のように思っていました。
『入院しても日額保障ってあんまりメリット無いんだよナ〜』と。
そこで『保険に入るなら1日目から出る保険に入りたいナ〜』と思っていたのですが、
保険選びをしている際、
こんな文章を見つけます。
ちょっぴり目からウロコでした。
入院したとき1日目から保険が出るのはうれしいですが、
私がもともと保険に入ろうとした目的は“長期入院に対する備え”です。
このように自分の保険の基本方針と照らし合わせてみると、
実は1日目だろうが、5日目だろうが直接関係なかったりします。
出費は確かに痛いですが、短期間で済む入院なら貯蓄で賄えないこともないですし…
もっといえば1日目から出ることで保険料が上がるならば、5日目からのもので十分です。
…と、ちょっぴり知識が上がったように思いましたが、
今の保険では“5日目”というのがほとんど消滅してしました。結局堂々めぐりです(泣)
でも“保険の意味”を再確認する良いきっかけとはなりましたかね。
このように。入院日額を考える際は1日目、5日目を考えると同時に保険の意味も考えてみましょう。
“保険はホントに困ったときのもの”、“保険料を払ってまで掛ける必要のある保険か?”を
考えながら保険を選ぶと“オトクな保険選び”にもつながると思います。