Sword World RPG OnlineSessionReplay
GM : では、詰め所です。 ダスカ : 昨日いた衛視は居ますか? GM : 運良くシフトが合っていた様で、いることにします。 ダスカ : (無表情)「お勤め中失礼しますが、早朝に暗黒神官が人を襲う事件があったのですが。」 衛視 (NPC) : 「あ、先日の。これはこれは・・・・・・そうなのですか?」 ダスカ : (無表情)「はい、被害者が1人います。被害者の命に別状はありません。今現在も犯人が逃走中ですので見回りを強化したほうがいいと思います。」 衛視 (NPC) : 「わ、分かりました・・・・・・。ご、ご協力感謝します。」 ダスカ : (無表情)「それとあと、昨日の件ですがどうして通報があったのに現場に来なかったんですか?」 スネイル : 後方で 「(お〜、そういえば、そんなこともあったのぉ)」 と、呑気に思い出しておこう(笑)。 衛視 (NPC) : 「え? ・・・・・・皆さんが行ったのなら、大丈夫かなと。」 ダスカ : ぶちィ と何かが切れる音が詰め所に響く(笑)。 「あんたそれでも衛視か!」(怒)。 GM : 驚いてガタタッと慌てる衛視(笑)。 ダスカ : 「市民の生活と安全を守るのが衛視の仕事だろうが!」(怒)。 エレン : 「ちょ、ダスカ君!?」 スネイル : 「まあまあエレン、ダスカは間違ったことは言うておらん。あやつは言うだけ言ったら気がすむじゃろ、放っておけ。」 衛視 (NPC) : 「え、えええええしかし我々はファリス神殿に対してオマケというか衛星というかそんな存在ですし、とりあえずごめんなさいごめんなさい!」 と、ビビって土下座して謝ります。 ウィル : 「(まぁ、衛視がそんなにしっかりしてたら、俺たちの商売あがったりなんだけどな。)」 ダスカ : 「お前は何で衛視になったんだ答えてみろ!」 衛視 (NPC) : 「え? ・・・そりゃ、最初は市民の平和を守るという信念が・・・あって・・・・・・」 ダスカ : 「だったら昨日の対応は何だ! その信念に反しているのではないのか!」 衛視 (NPC) : 「・・・・・・・・・・・・そうだった。環境に流されてすっかり忘れていました。我々にもできることはあるはず・・・ですね。」 ウィル : 「まぁまぁまぁ・・・・・・」 と言って、ダスカと衛視の間に入っていきます。 「ダスカ。あまりここにいると神殿に行く時間がなくなるぞ。」 ダスカ : 「邪魔すんな・・・」 凄い形相でウィルを見る(笑)。もうすぐ終ります。 ウィル : 「あん?」 なら、一歩引きましょう。 エレン : (小声)「スネイルさん、ここはダスカ君に任せて、私達は旧市街地に行きますか?」 スネイル : 「ん? ああ、そうじゃな。この様子じゃあ、ちと時間も食いそうじゃ。行くか。」 エレン : 「ウィル君、後はお願いねぇ〜。」 ウィル : 「ああ・・・」 ダスカ : 再び衛視の方を向く。「その事を忘れるな! 何もしなければ、前には進まないのだから・・・・・・以上。」 衛視 (NPC) : 「・・・・・・・・・はい。」 と、妙に意味深な顔で返事をする衛視でした。 ダスカ : ようやく収まりました。「そ、それでは、行きましょうか。」 ウィル : 「そうね。行きますか。」 |
GM : では、旧市街です。2人はどうしますか? エレン : とりあえず、リサに変身します。「万能なるマナよ、我に仮初の姿を! <ディスガイズ>!」 2D6 → 2 + 1 + (6) = 9 危ないけど成功。スネイルさんの近くで聞き込み。 スネイル : いかがわしげな市街地をうろつきながら、見付けた通行人に片端から 「ドニーという冒険者を見かけんかったか?」 「では、子連れの不審な男は見んかったか?」 と。 GM : 流石にドニーという個人名までは分からないみたいですね(笑)。 スネイル : 何しろドニーの風体を知らないので、名前を出すしか方法がない(笑)。 GM : で、子連れで不審な男については、『不審かどうかは知らないが、子連れの男は見た』 という目撃情報があります。 スネイル : どの辺りで、何人程度の子供を連れていて、どんな風体の男だったか、分かりますか? GM : その問いに対しては、明確な答えはありませんでした。ただ、スラムとの境界付近にある “野生狼” 亭に入っていったらしいそうです。数日前の情報です。 エレン : ワイルドウルフ亭(笑)。 スネイル : きっとスネイルじゃなく、エレンが聞いてくれてます(笑)。 エレン : いつの間に!?(笑)。 スネイル : だってスネイルが、そんな細かいこと聞こうと思うわけないですもん(笑)。 「”野生狼”亭か。とりあえずは、そこへ行ってみるか。」 |
GM : では “野生狼” 亭です。よく見知った顔がいます(笑)。 エレン : 「あらぁ、あれは・・・・・・」 誰?(笑)。 スネイル : 「ん? 知り合いか?」 冒険者ドニー (NPC) : 「やぁ、俺はドニー! 冒険者だ!」 ダスカ : なんだその棒読み口調は〜〜〜(笑)。 エレン : しまった、先に名乗られた!(笑)。 冒険者ドニー (NPC) : 勝った!(笑)。 スネイル : 「おお、丁度よかった。実はおぬしを探しておったんじゃ。儂はファリス神官のスネイルという者じゃ。」 冒険者ドニー (NPC) : 「おお、スネイルさんね、たしか同じ宿のだな。・・・ところで、あの色黒ヤローはいないみたいだな・・・?」 スネイル : 「ん? ああ、ウィルのことか? 奴なら今は別行動中じゃ。何か用じゃったかの?」 冒険者ドニー (NPC) : 「ケッ! あんな奴に用なんてないよ!」 ウィル : 酷いなぁ、ドニーは(笑)。 ダスカ : 酷いのはあんただ。 エルール : ちょうどリサに変身してるから、リサになりすまして情報もらえますね。 エレン : 「ここにいましたか、モ・・・ドリーさん。」(笑)。 スネイル : それでも間違えるエレン(笑)。 冒険者ドニー (NPC) : 「リ、リサちゃん!? 酷いな、君まで間違えるなんてッ!?」(悲鳴) スネイル : 「リサ・・・・・・???」 ぽかんとドニーを数秒見つめてからエレンを見て、「おお。そういえば。」 ぽん、と手を打つ(笑)。 エレン : 「ゴメンナサイ、ちょうど貴方に似たモリーさんと言う人が宿に来て・・・・・・実は、このスネイルさんが貴方に会いたいと言いまして、この街に不慣れなので私が案内をしてたんです。」 冒険者ドニー (NPC) : 「そ、そうだったか。いやー、実は昨日失礼な奴がさぁ・・・(クドクド)・・・で、何のようだい?」 エレン : 「(ごめんなさいね、チョリーさん)」 と、謝っておこう(笑)。 スネイル : 「うむ、おぬしも例の事件で子連れの不審な男のことを調べておると聞いての?」 冒険者ドニー (NPC) : 「ああ、調べているぜ。」 スネイル : 「なかなか進展がないという話を神殿から聞いたものでの、どの程度まで分かっておるか、良ければ教えてもらえんかの。」 エレン : 「私としても、誘拐事件や殺人事件が多くて、安心できないから・・・・・・お願いします。」 と上目遣いに瞳ウルウルでお願いします。 冒険者ドニー (NPC) : 「情報はやれないな! 俺らが捕まえて報奨金を貰うんだ!」 スネイル : エレンのうるうる攻撃、無効?(笑)。 GM : 今のところ(笑)。 スネイル : エレン残念(笑)。 エレン : 「そんな、酷い!! ドリ−さんはもっと熱い正義の心を持つ人だと思っていたのに!! お金のことしか頭に無い冷徹な人だったなんて!!」 床に倒れてヨヨヨと泣き崩れる(笑)。 冒険者ドニー (NPC) : 「いや、だって俺たち、借金抱えてるから。明日も知れない身の上だから。」(真顔) スネイル : 「エレ・・・リサ、冒険者という仕事は、厳しいもんなんじゃ、ドニーが悪いわけではないんじゃよ。」 やや棒読み口調で(笑)。 「もちろん、こちらが調べて分かっとる情報も教える。つまり、情報交換というわけじゃ。どうじゃろうか?」 冒険者ドニー (NPC) : 「じゃあ、まず最初にそっちの情報を言いなよ。俺にとって有益な情報があったら、こっちの情報もおしえてやる。」 スネイル : 「それでは、まずはこちらの情報じゃな。」 エレン : どこまで教えます? スネイル : あ、小出しに。まず、犯人の身元。次に、ザーンで連続誘拐事件が起きたこと。更に、『Die or Stop』 を必ず言い残していること。 あとは、脅迫文ですかね。この程度までなら話して問題ないかと思いますが。 エレン : リサの姿だから、うんうんとうなずいている。 GM : 犯人の身元というのは? スネイル : 去年のハロウィンで起きた連続誘拐事件の被害者である子供であるということまでです。貴族の子供云々は話しません。 GM : スネイルらしからぬ駆け引きですね(笑)。現在はエレンは完全にうなずいているだけですが(笑)。 スネイル : エルールにある程度は教育されてますんで、情報の貴重さは叩き込まれました(笑)。 エルール : 『情報は金よ!』 エレン : 片手に鞭もって、スネイルをしばいているエルール? スネイル : 多分、考えなしにベラベラと情報を喋りかけたところで、背後から≪強打≫とかされてるんですよ(笑)。 冒険者ドニー (NPC) : 「へぇ、以前の被害者か。それは知らなかったな。じゃあ、約束を守るドニー様はこっちの情報も教えてやるよ。」 スネイル : 「うむ、ありがたい。して、どのような?」 冒険者ドニー (NPC) : 「この宿に、子供ばかりを連れた男が泊まっていたんだ。といっても、昨日の夜から子供共々姿をくらましているんだがな。今はそれを追っていて、休憩していたところだ(笑)。 男の名前はサンディークっていう旅芸人だ。ちょっと東方の人間らしい。」 エレン : 「えっ!?」 思わず声が。 スネイル : 「なんと! それなら・・・!(エルールの姿が脳裏をよぎり)・・・・・・名前まで分かっているのなら、捜索もやりやすくなりそうじゃな。」 冒険者ドニー (NPC) : 「よーし、サンディークは先に捕まえた者勝ちだな! 燃えてきたぜ〜!」 こっちは上機嫌ですよ。 スネイル : 「そうじゃな。お互い、頑張ろうぞ。・・・・・・ところで、このこととは別に、少々話があっての。」 冒険者ドニー (NPC) : 「なに?」 スネイル : 「実はリサが今朝、暗黒神官に襲われたんじゃ。幸い大事にはいたらんかったんじゃが・・・」 エレン : スネイルの足を踏む!! 思いっきり!! スネイル : 「黒いフー・・・・・・んぎゃ!」 冒険者ドニー (NPC) : 「ええっ! リサちゃん大丈夫かい!?」 と、エレンの肩を掴みます(笑)。 ウィル : お、俺のポジションが危ない!(笑)。 エレン : 「そ、そうなんです。あまり大したことは無かったんです、ホホホ・・・・・・」 額に冷や汗かきつつ(笑)。 スネイル : 「そ、そういうわけで、危ない人間がうろついとるので、気をつけての。」 痛みで脂汗をかきつつ(笑) 冒険者ドニー (NPC) : 「いやー、無事でよかった。おのれ暗黒神官! 俺がぶちのめしてやる!」 と、背景に炎を背負うドニー。 エレン : 「よ、よろしくお願いしますね・・・・・・」 冒険者ドニー (NPC) : 「見ていてくれ、リサちゃん!」 と、エレンに格好つけて去っていきます。 スネイル : 「おお、気をつけての。ファリスのご加護を。」 エレン : 「ふぅ〜、やれやれです・・・・・・」 スネイル : (小声)「・・・痛いぞエレン。」 エレン : 「隣に本人がいるのに、その話題は駄目ですよぉ〜スネイルさん。」 スネイル : 「・・・? そ、そうか? ・・・うむぅ・・・気をつけるとしよう。」 エレン : 「とりあえず、サンディークさんを探しましょう。彼が犯人とは思いたくありませんけど、万が一の場合も考えて慎重に。」 スネイル : じゃあ、情報は手に入ったので・・・とりあえず、ファリス神殿に合流に向かいますか? それとも、宿に戻りますか? GM : 合流は無理です。この情報収集の間にファリス神殿・盗賊ギルドも同時進行しています。 エルール : たぶん一番時間かかってるよね。 エレン : そうですね。聞き込みの後に、ドニーとの会話ですからね。 スネイル : じゃあ、一旦、宿に戻って、全員集合にしますか? エレン : OKです。二人での探索は限界がありますから。 スネイル : 了解。では、サンディーク&怪しい仮面の子供&暗黒神官を捜しながら、宿に戻ります。 |
GM : ではファリス神殿です。例によってジャージスのところに通されます。 ジャージス (NPC) : 「やあ、ご苦労様。何か進展はあったか?」 ダスカ : 「あまり、進展していません。」 ウィル : 「特には無いな。あんた達こそ何か見つけた?」 ジャージス (NPC) : 「こちらから、いくつか伝えることがある。といってもあまり良い知らせではない。 ブランの屋敷の調査について、許可の申請を出したのだが、あっさりと却下を戴いたよ。」 ウィル : 「どうしてなんだ? 明らかに怪しいだろ?」 ジャージス (NPC) : 「ブランという貴族はかなり有力な貴族だったようで、失踪したとはいえ、勝手に敷地内に入ることはかなわないようだ。まぁ、これらは全て上の意向であるが。」 ウィル : 「なるほど、ね。」 ジャージス (NPC) : 「・・・実はな。ファリス神殿としては、去年の事件には表立っては触れたくないようなのだ。」 ダスカ : 「そ、それは、何故ですか?」 ジャージス (NPC) : 「というのも、ハロウィン祭で大きな事件が起きたとなると、祭り自体の存亡に関わってくる。ハロウィン際はベルダインにとっても大きな収入源だ。権力者の中には廃止となると面白くない者も多いことだろう。そういった者たちから神殿の上層部に圧力がかけられているようでな。重い腰を上げたくないのが実情のようだ。」 ウィル : 「祭りのために働いてるってのに、そりゃないぜー。」 ジャージス (NPC) : 「だが、今回の事件にあたって、ここを調べる必要性は大いにあると思う。 ところで話は変わるが、本日のブラン家周辺の地区の巡回チームを私の部下達に変更した。それと、部下には君達は捜査協力者なので、君達のやることには口出ししないよう言っておいた。」 ウィル : 「話が分かるじゃん(笑)。それなら、頑張って働かさせてもらうよ。」 ダスカ : 「そ、そうゆうことですか。わかりました。ありがとうございます。」 ジャージス (NPC) : 「はは。私は何も知らんし、聞いていない。あまり大きな不祥事は起こさないでくれ。」 エルール : この融通さを同じファリス神官のドワーフに見習ってほしいですね。 スネイル : はっはっは。知力【9】に何を言うんですか、エルールさん(笑)。 ジャージス (NPC) : 「秩序を守るためとはいえ、秩序を乱すのは良くないことだ。だが、より大きな厄災を避けるためには、時には大局的に物事を見る必要もあるだろう。まぁ、家人の失踪した屋敷の調査くらいなら、我が神も大目に見てくれるだろう。」 ダスカ : 「わかりました。な、仲間には、なるべく騒ぎを起こさんよう自制を求めておきますよ。」 ジャージス (NPC) : 「申し訳ないが私は同行できん。その分、君らの分まで神に懺悔しておこう。」 GM : そこに神官がやってきます。 神官 (NPC) : 「ジャージスさん、ラングルさん(ロンベルの父)がお見えになられました。」 GM : と、渋いオジサマが入ってきます。 ジャージス (NPC) : 「お待ちしておりました。神官のジャージスと申します。」 ラングル伯 (NPC) : 「ラングルです。ぶしつけで申し訳ないが、息子はどこに?」 ジャージス (NPC) : 「まだそうと決まったわけではありませんが。こちらです、どうぞ。」 と言って、ジャージスは先導して出て行きます。 「・・・なんなら、君たちも立ち会うか?」 と、2人に声をかけます。 ダスカ : 「す、すみませんが、お願いします。」 GM : では、ロンベルを収容している牢の前です。 ウィル : 対面2度目か〜。 ダスカ : <センス・オーラ> でずっと見ていていですか? GM : ラングル伯はロンベルの姿を確認すると、涙を流して駆けつけ、跪いて牢越しにその手をぎゅっと包みます。 ラングル伯 (NPC) : 「ロンベル! おおロンベル! わかるか、わたしだ! 父だ! わからんのか!?」 GM : ロンベルは眼前の男の顔を焦点の合わない目で不思議そうに見ていましたが、やがてその焦点がゆっくりと合わさり始めます。 ロンベル (NPC) : 「と・・・・・・父さん・・・?」 ラングル伯 (NPC) : 「・・・・・・ああ。ああ、そうだとも! ロンベル、無事だったかロンベル!」 ロンベル (NPC) : 「・・・・・・父さん・・・・・・ッ!」 ダスカ : ロンベルの精霊力に変化はありますか? GM : 精神の精霊力が次第に活性化し、通常の状態に戻りつつあります。 ダスカ : 了解しました。 GM : 気を利かせたジャージスが牢の鍵を開けます。ラングル伯はロンベルを力強く抱きしめ、2人はしばしの間、再会の喜びに涙を流します。 ウィル : 「いやぁ、家族ってのはいいね〜。」 ダスカ : 「そ、そうですね、精神系の精霊の異常が解消されましたし。」 GM : 暫くして、2人は落ち着きを取り戻します。 ラングル伯 (NPC) : 「この度は我が息子がご迷惑をおかけしました。取り返しのつかないことですが、罪滅ぼしの為なら何でもしましょう。・・・そして、ありがとうございました。」 ロンベル (NPC) : 「ありがとうございました。」 ラングル伯 (NPC) : 「我々に何か協力できることはありますかな?」 ジャージス (NPC) : 「それでは、犯人についてご子息が知っている事を教えて欲しい。何か聞きたいことがあれば、2人も聞いてくれ。」 ウィル : 何かあったっけ?(笑)。 ダスカ : 「ロ、ロンベルさんに聞きたい事あるのですがよろしいでしょうか?」 GM : では、ロンベルから以下の情報が得られます。 『犯人は真っ黒なフードを目深に被っており、殆ど外さなかった。意識も虚ろで顔は殆ど覚えていないが、本人を前にすれば分かると思う』 『犯人の目的はハロウィン祭を廃止させることのようである。しかし、その動機までは知らない』 『誘拐されたあと、薬を盛られて不思議な儀式を行われた。やがて、洗脳されてしまったらしい。洗脳後は暗殺の技をみっちりと教え込まれた。バレスとシーファも同じ目に遭っている』 『ザーンで子供を誘拐したのも同じ犯人である。子供達は同じように洗脳されている。ただ、自分達に比べると技術的な教育はほとんど皆無で、素人同然である』 『自分達はどこかの古びた屋敷を根城にして潜伏していた。場所も外観も殆ど覚えていない。』 以上です。 ウィル : 「フィルって奴は?」 ロンベル (NPC) : 「フィル? いや、知らない。一緒にはいなかった。・・・いえ、少なくとも見ていません。」 ウィル : 「そうか・・・」 エルール : あとフィルくんを攫った男と黒いフードの男は別人かどうかも。 ダスカ : 「す、すいません、ジャージスさん、言い忘れていたことがあるのですが?」 ジャージス (NPC) : 「ん? なんだ?」 ダスカ : 「じ、実は、今日の早朝、“ファスの銀の粉雪” 亭の前で黒フードを被った男に人が襲われる事件がありまして、どうやら黒フードの男が暗黒神官とのことです。」 ジャージス (NPC) : 「・・・・・・なに? それは聞き捨てならない話だな。よし、捜査の対象に含めよう。」 ダスカ : GM、似顔絵は、誰が持っていますか? GM : もしかして、オーガーのような奴のことでしょうか(笑)。 ダスカ : Yes(笑)。 エルール : そんなん見せたら捜査が混乱しそうですね。 GM : うむ、見せても混乱するのでエルールがもっていることにしましょう。 エルール : あんなん持ちたくないです(笑)。 GM : じゃあ、丸めて捨てちゃってください(笑)。 エルール : はいな。ポイッ。 ウィル : ロンベルに引き続き質問で 「フィルを攫った奴の顔って覚えてる?」 ロンベル (NPC) : 「え?・・・・・・よく、覚えていません。しっかり顔は見ているのですが、思い出せません。」 薬物で洗脳された時に記憶がうろんだようです。 ウィル : 「なら、しょうがないな。まっ、事件は俺たちに任せて親父さんに孝行しなよ。」 ロンベル (NPC) : 「は、はい! ありがとうございました!」 と、深々と頭を下げます。 ジャージス (NPC) : 「あとは、シーファもご両親と顔合わせさせよう。ただ、犯人が捕まるまで釈放はできないな。まぁ、なるべく良い待遇にできるよう上に話してみよう。 では、君たちは捜査を頼む。我々も力を尽くすから、一刻も早く犯人を捕らえよう。」 ダスカ : 「りょ、了解しました。」 ウィル : 「おうよ。」 GM : では、2人はファリス神殿を出て・・・戻るでよいですかね? ダスカ : それで問題ありません。 ウィル : そうですね。宿で仲間を待って、揃ったら屋敷にソリッド・スネークですかね。 ダスカ : ダンボールかドラム缶準備だ〜。 GM : ダンボールは一個3000ガメルということで。 ウィル : た、高ぇ! |
GM : では、大変お待たせしました。エルールと盗賊ギルドです。 エルール : 長かった〜。 顔役アリニア (NPC) : 「お、また来たね。」 エルール : 「何か事件について新しい情報って入ってる?」 GM : では、エルールが知っている情報のほかに以下の話を。 顔役アリニア (NPC) : 「サンディークっていう子連れの旅芸人がなにやらコソコソやっているみたい。 昨日の夜まで “野生狼” 亭に泊まっていたんだけど、忽然と姿を消したよ。どうやら、夜中に誰かが訪ねて来たらしくて、それについていったらしいけど。 それ以上は現在調査中。」 エルール : 「ふーん。」 顔役アリニア (NPC) : 「今ので50ガメルだよ。他に、何か聞きたいことはあるかい?」 エルール : 「黒いフードをかぶった怪しい男について知らない? 今朝、宿屋の人が襲われたんだけど。」 顔役アリニア (NPC) : 「ああ、何だか依頼が来てるね。あまり良い情報がないから、50でいいよ。」 エルール : 50渡す。 顔役アリニア (NPC) : 「その変態はドルギットっていうケチな野郎さ。事件以降、ねぐらには戻っていない。ねぐらを漁ったらファラリスの聖印が見つかっちゃったんで困ってんだよ。流石に危険だし、ファリス神殿に届け出るのも何か癪だしね。 現在行方を調査中。何なら、新情報があったら連絡よこそうか? 情報料に+20ガメルでサービスするよ。」 エルール : 「ええ、お願いするわ。ちなみに、そいつの顔は分かる?」 顔役アリニア (NPC) : 「ああ、ドルギットの似顔絵もあるよ。今なら叩き売りで50ガメル。」 エルール : 払います。 「さっきのと一緒にしてくれてもいいじゃない。」 ぶつぶつ文句いいながら。 顔役アリニア (NPC) : 「はい。あんまりケチケチいうんじゃないよ。ケチはギルドの専売特許さ。」 貰いました。 「他に何かあるかい? ・・・ジャージスはもうこれ以上ないけど(笑)」 エルール : 「役に立たないわね。」 顔役アリニア (NPC) : 「ワタシはファリス男なんて眼中ないしね。」 エルール : 「まぁ、いいわ。そのうち『ジャージスに恋人が!』って情報を教えてあげるから。」 顔役アリニア (NPC) : 「期待してるよ、可愛いグラスランナーさん♪」 手を振って見送ります。 エルール : んでは、あっかんべーしてやってから宿に戻ります。 |
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