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Sword World RPG OnlineSessionReplay
Nightmare Before Halloween

Happy!!  Happy!!  Halloween ......?

GM : では、ハロウィン祭の当日。

子供の声 (NPC) : 「Trick or Treat!!

GM : 街中に子供達の元気な声が響き渡っています。酒場のテーブルで寝ていた皆さんはその声で目を覚ましました(笑)。

ウィル : あれ?(笑)。

エレン : 「Trick or Treat!」

エルール : 「むにゃ? なぁに?」

スネイル : 「んむ・・・? おぉ、ハロウィン本番か。」

エルール : 「あー、ようやくハロウィン当日なのね。」

スネイル : 「ふむ、とりあえず、酔い潰れた姿は子供の前では晒せんのう。顔を洗ってくるか。」 2階へどたどた。

フィンケル (NPC) : 「・・・・・・おお〜、実はオジサンが何か欲しいくらいなんだが・・・・・・これをもっていけ〜い・・・・・・」

GM : モヤシのように絞られたフィンケルが飴を取り出します。

ウィル : 「あいよ。」 とポケットから飴を2,3個取り出して子供に渡します。

エレン : 「ほーら、こっちにもお菓子あるよぉ!!!」

女の子 (NPC) : 「フィンケルさん、ありがとう! お兄さんお姉さんもありがとう!

男の子 (NPC) : 「よし、次は向かいの花屋だ!

GM : と、子供達は走り去っていきます。

リサ (NPC) : 「みんなー。今日は待望のハロウィンだよ。顔洗って遊んできなよー。」

スネイル : とりあえず、顔を洗って、髭を整えて、ある程度こざっぱりした格好で再度酒場に登場。

エルール : 「よーし、ハロウィンを祝って今日は飲むわよー!

リサ (NPC) : 「まだ飲むの!?(爆笑)

エレン : 「ざるじゃない・・・・・・もはやわくだな、こりゃ。」

ダスカ : (無表情)「いい加減、酒から離れてください。」

エルール : 「えー、だってハロウィンって飲んで騒ぐお祭りじゃないの?」

ダスカ : (無表情)「まったく違います。」

エルール : 「じゃあ、どんなお祭りなの? 私は大人は宴会するって聞いたんだけど。」

ダスカ : (無表情)「このお祭りは子供のためのお祭りです。」

エルール : てか、大人は宴会以外に何をするの?

ダスカ : (無表情)「大人は、子供達のためにいろいろとしなければならないのです。」

GM : ええと、大人の方々もたった10ガメルで参加できますよ(笑)。

エレン子供と一緒に遊んでます(笑)。

GM : さて、そうしていると、酒場の戸をバンッと開いて、タキシードで着飾った男が入ってきます。

エレン : 「あら、どなたでしょう?」

ダスカ : そちらを見ましょう。

スネイル : 「んむ?」

冒険者ドニー (NPC) : 「リサちゃん! 今日はハロウィンに誘いに来たよ!

スネイル : 「おおーう! ドニー! 無事に治ったか!

エルール : ドニーの顔を見て 「誰?」

ダスカ : 「あ、あなたは、誰ですか?」 初対面のはず。

エレン : 「ああ、ゴリーさんかぁ。」

ダスカ : 「か、彼がゴリーさんですか。

GM : ああ、ウィルが治ったと思ったらついにダスカまで・・・

ダスカ : どうやらエレンに誤った名前を覚えさせられたようです(笑)。

ウィル : 「よぉ、ドニー。怪我はもういいのか?」

リサ (NPC) : 「ああ、ドニーさんこんにちは。もう身体は良いみたいですね。」

冒険者ドニー (NPC) : 「ああ! もう大丈夫さ!」

GM : ビシッと滑稽なポーズで格好つけます(笑)。

ウィル : 「そりゃ、よかった。全快おめでとう。」

スネイル : 「そりゃめでたい。いや、まだベッドかと思うて、見舞いの品を用意しとったんじゃが。」

エレン : 「よかったですねぇ・・・・・・ところで、今日は結婚式か何かですかぁ?」

冒険者ドニー (NPC) : 「結婚式? ふっふ、近々、きっとな(ニヤリ)」

エレン : 「?」(ニコニコ)。

冒険者ドニー (NPC) : 「おお、ウィルくん。悪いなぁ。ドルギットは俺が捕まえてやったぜ。へっへっへ(笑)」

ウィル : 「おう、ゴクローさん。もう、死んじまったけどな。」

ダスカ : 「ど、どうやらお手柄のようでしたね、ゴリーさん。

冒険者ドニー (NPC) : 「・・・・・・ドニーだから・・・・・・

リサ (NPC) : 「そうそう、犯人逮捕したんですってね。おめでとう。」

冒険者ドニー (NPC) : 「へ? ちょ、ちょっと待ってよリサちゃん。俺、君の為にあんな大怪我してまで犯人を捕まえたんだぜ。覚えてるだろ!?

スネイルあっ、PL的にとっても嫌な予感(笑)。

リサ (NPC) : 「えっ? ・・・一体、何の話ですか?」

冒険者ドニー (NPC) : 「おいおーい! 君の目の前で誓ったじゃないか! 俺が犯人をぶちのめしてやると!

スネイルやっぱりー(笑)。

エルールあー、エレンがばけてた時の(笑)。

ダスカ : 「そうだ、トニーだ。すいません名前を間違えて。」

エレン : 「ダスカくん、ポッキーさんですよぉ。」

冒険者ドニー (NPC) : 「うるせぇ今話しかけるな! ドニーだ!

リサ (NPC) : 「え? え? さっきから何を言ってるんですか? こ、怖い・・・・・・

ウィル : 「おい、ドニー。その辺で止めとけ。それ以上はノーマナーだぜ?」

エレン : 「リサちゃん、こっちに来たら?」

GM : リサはカウンターの中に逃げ込んでしまいました(笑)。

冒険者ドニー (NPC) : 「ちょ、ちょっとぉー? どうなってんのよ! え、ええぇー!?

ウィル : 「ほら、これやるよ。」 と飴(ハッカ味)をあげます。

スネイル : ぽりぽりと頭をかきながら 「(うーん、やはり、物事は、じっくり考えてから喋らんといかんようじゃのぅ)」

ダスカ : 「あ、あれ、ポッキー、ソニー、ドニー・・・・・・ぷしゅ〜〜」 煙を吹いて気絶(笑)。

GM : ウィルに押さえられたドニーは、売られていく子牛のような切ない表情を見せると、暫くしてハッカ飴を頬張りながらトボトボと立ち去っていきました・・・・・・

一同ドナドナド〜ナ〜ド〜ナ〜♪(笑)。

スネイル : あ、かぶった(笑)。

GM : 皆さん、一様に!(爆笑)。

エルール : ナイスチームワーク。

スネイル : さすが 「それなりに経験を積んで、名前もそこそこ売れてきたパーティ」 ですなぁ(笑)。

ドニー (NPC) : 店の外から 「はっぴぃぃぃッッッ!! ハロウィーンッッッ!! うぉぉぉぉッ!」 という絶叫と、走り去っていく足音が(笑)。

エレン : 「何を勘違いしたのでしょうねぇ?」 まったく自分のせいだとは思って無し(笑)。

GM : それでは、カウンターの中からリサが出てきました。

リサ (NPC) : 「・・・・・・頭でも打っちゃったんでしょうか?」 と、エレンに。

エレン : (素で)「酷い怪我してましたからねぇ・・・・・・何か夢でも見てたのかも。

スネイル : エレンが涼しい顔をしているのを見て、お得意の早とちり。
   「(ふむ、あの件は言わん方がいいんじゃな)」

リサ (NPC) : 「皆も楽しんできたら?」

スネイル : 「おーい、ダスカ? 大丈夫か?」ぺしぺし。

ダスカ : (混乱中)「あ、あれポニー、いやトミー、違うマミーだったか?

ウィル : 「・・・・・・」 その光景を微笑ましく見ています。

スネイル : 「それは、さっきの・・・えーと、モ・・・? あ、ドニーのことを言うておるのか?」

ダスカ : 「え、あ、あの方がドニーですか?」

スネイル : 「おお、そうじゃ。あれがドニーじゃよ。」

エルール : 「誰の話してるの? そんな事よりお酒が飲めないのなら外行かない? 暇でしょうがないわよ。」

エレン : 「そうですねぇ。せっかくのお祭りだし、楽しみましょう!!」

ダスカ : 「と、とにかく外に出ましょう。」

ウィル : 「そうだな。」


GM : 街は子供たちの笑顔と花に溢れています。花びらが風に乗って舞い上がります。

エレン : 「・・・・・・綺麗ですねぇ。」

GM : いたるところで子供達の笑い声が聞こえ、いたるところで楽しげな 「Trick or Treat!!」 の文句が繰り返されています。

スネイル : んっと、向かいの花屋さんで、花束を買い求めます。5ガメルぐらい奮発しとくかな。
   花を背負ったバイキング風ドゥワッフー。・・・美しくないッ(笑)。

エレン : 鼻歌交じりでいってるんですね(笑)。

スネイル : (鼻ぺちゃ♪ なんて♪ 気にしないわ〜♪ 口ひげ♪ だ〜ってだ〜ってだって、お気に入り〜♪

エルール想像したら気持ち悪くなりました。

ウィルドドドドドドドドドドドドド!

GM : おお? 自信がないけど、お菓子繋がりで 『キャンディキャンディ』

スネイル : ビンゴ(笑)。

GM : 子供達の一団が近くを歩いていたのですが、皆さんを見つけると駆け寄ってきます。

エレン : 「あら、あの子達は・・・?」

スネイル : およよ? さすがにそちらを注視しましょう。

GM : 3人ですね。1人は簡易式の車椅子の様な物に乗せられています。

男の子 (NPC) : 「Trick or Treat!!」 仮面をつけていますが、聞き覚えのある声です。

スネイル : 「ん? おぬしらは・・・ええっと?」

ダスカ : 「ひょ、ひょっとしてロンベルですか?」

ロンベル (NPC) : 「そのとーり!」 仮面を外してダスカに笑いかけます。

エレン : 「・・・・・・元気になったんだね。」 少し涙ぐみながら。

ロンベル (NPC) : 「まだ、バレスは自由に動けないけどね。」

スネイル : 「そうか! いやー良かった! 儂は心底嬉しいぞ!

ウィル : 「そうだろうな。あれで死なれちゃ、笑えないよな(笑)

バレス (NPC) : 「おかげさまで、こうして家に戻って来れました。」

シーファ (NPC) : 「ありがとうございました。」

エレン : 「バレス君、よかった!!」 思わずバレス君に熱い抱擁。豊かな胸に抱え込む(笑)。

バレス (NPC) : 「うわっ・・・・・・あ、ありがとうございます。」

ダスカ : 「え、エレンさん、絶対安静ですよ。」(汗)

エレン : 「あ、ごめんねぇ。」(アタフタアタフタ)

スネイル : で、簡易式の車椅子がバレス?

GM : バレスですね。流石にまだ <リザレクション> 後の絶対安静期間なので。

ダスカ : とりあえず、3人に1個ずつ飴をあげます。

GM : 3人は頭を下げます。その後ろに控えていた、3人の両親も同様です。

ロンベル (NPC) : 「そうそう。なんかさ、常にベッタリで、うっとおしいんだよ。」 口とは違い、ちょっと嬉しそうですが。

エルール : 「1年間甘えられなかった分、おもいっきり甘えてたらいいんだよ。

ウィル : 「親、ねぇ・・・・・・」

スネイル : おや、親御さんもご一緒でしたか。んでは、そこらの露店で買った飴でも子供達にはあげておいて、バレス君の親御さんに頭を下げにいきます。
   「この度は、仕方の無いこととはいえ、儂の腕の未熟さ故に、ご子息に酷い仕打ちをしてしまいもうした。申し訳ありませぬ。」

バレスの親 (NPC) : 「いや、事情は聞いています。我々は感謝こそすれ、恨んでなどおりません。」

スネイル : 「それを聞いて、少しは安堵いたしました。今後も精進して参ります。何かあれば、またお申し付け下され。
   それと、絶対安静とのことで、ご自宅にて静養されていると思いまして、お見舞いのつもりで用意しておりましたのじゃが・・・(花束を出して)・・・受け取っていただけませぬか。」

バレス (NPC) : 「あ。ありがとうございます。」 と、笑顔で受け取ります。

GM : そして、彼らは何度もお礼をいい、ハロウィン祭の雑踏の中に消えていきます。

スネイル : では、ホッとした表情で見送ります。

ダスカ : 「そ、それでは、皆さん、ご元気で。」

エレン : 「・・・・・・あの笑顔を取り戻せただけでも・・・・・・頑張った甲斐がありますねぇ。

GM彼らはこの先、失われた1年間を取り戻す勢いで、幸せに満ちた日々を送ります。

エレン : よかったよかった。


GM : では、暫くハロウィンを見学しつつ歩いていると、背後から声をかけられます。

スネイル : ん? 振り返りましょう。

ジャージス (NPC) : 「皆さん、こちらにいましたか。」

エルール : 「ジャージスさん!」

スネイル : 「おお、ジャージスどの。」

エレン : 「ああ、ジャージスさん。」

ウィル : 「おっす。」

エルール : 「お仕事終わったんですか?」

ジャージス (NPC) : 「いや、まだ仕事中です。この方が皆さんにお逢いしたいと。」

スネイル : 「この方?」

GM : と、背後に控えていた一人の老人を紹介します。

エルール : 老人? 誰だろう?

エレン : 「この人は?」

シヂョ (NPC) : 「初めまして。本日はお日柄もよく結構なことですな。わたくし、シヂョと申します。」 深々と頭を下げます。

ダスカ : 「こ、こちらこそ初めまして。」

スネイル : 「初めまして。スネイルと申します。」

ジャージス (NPC) : 「この方は1年前、執事としてブラン伯の元で働いていた方です。」

スネイル : 「な! ・・・なんと・・・・・・」 驚愕。

エレン : 「ああ、あの執事さんですかぁ。」

ジャージス (NPC) : 「ブラン伯のことを話したところ、当時の話を色々とお聞かせくださいました。そして、是非とも皆さんにもお話したいと。」

スネイル : 「この度は、何と申して良いやら・・・・・・」 沈痛な表情で。

シヂョ (NPC) : 「いえいえ。お詫びするべきなのはわたくしの方なのであります。」

スネイル : 「と、申しますと?」

エレン : 「一体、ブラン伯に何が起こったんですかぁ?」

シヂョ (NPC) : 「・・・・・・あの日。フィル様が失踪された日。わたくしはブラン様とともに、一晩中その行方を探しておりました。しかし、その苦労も虚しく、フィル様の姿はどこにもなく。ファリス神官による捜索も一時切り上げられ、わたくし達はブラン様の屋敷へと引き返しました。
   そして、屋敷の中に・・・・・・その・・・・・・フィル様の、無残なご遺体が。」 肩を震わせます。

スネイル : 「ご心痛は・・・お察しいたします・・・」 こちらも沈痛な表情で。

シヂョ (NPC) : 「ブラン様は、それはそれは取り乱されまして。わたくしは、生きた心地がしませんでした。」

エレン : 「・・・・・・」 眉間にしわを寄せて。

シヂョ (NPC) : 「そして、ファリス神殿に走ろうとしたわたくしを、ブラン様がお引止めされました。『このことは誰にも言うな』と。」

スネイル : 「なんと・・・・・・」 絶句。

シヂョ (NPC) : 「その時のブラン様の顔は・・・・・・なんと言ったらよいか。生涯忘れられはしないでしょうな。」

エレン : 「・・・・・・そのときに、歯車は既に狂っていたのですねぇ。」

シヂョ (NPC) : 「そして、わたくしたちは全員そのままお暇をいただいたのです。しかし、数日後ブラン様が失踪され・・・・・・わたくしは不安になり、屋敷へと赴いたのです。・・・その、亡骸が気になりまして。
   すると、フィル様の遺体は消えておりました。きっと、ブラン様が連れて言ったのだと思いました・・・が、こんなものが残されていたのです。」

GM : と、一冊の日記を差し出します。

ダスカ : 「よ、読んでもかまいませんか?」

エレン : 「拝見します。」

GM : どうやら、ブランの日記のようです。

エレン : ちなみに、何語で書かれてますか?

GM : 共通語です。

スネイル : さすがに全員が覗き込むのは無理でしょうから、皆が読み終わるのを待ってから読みます。

GM : フィルが誘拐される前日までは、淡々とした面白みのない日記が規則正しく続いています。しかしフィルが消えた日から2日間、日記は中断されます。
   2日後、再開された日記はそれまでど趣が違いました。字も書きなぐったかのように汚いです。内容はフィルを殺害した者への深い憎しみと呪いの言葉に溢れています。
   要約すると 「フィルを殺した憎いクソ野郎を同じ目に合わせてやる!」 という内容です。ただ、時折 「世の中の理不尽さ」「不条理さ」 などについても触れられています。

ウィル : 「何があったんだ・・・?」

GM : そして、フィル殺害から4日後の日記。
   犯人がどうしても見つからない旨が呪いの言葉と共に綴られています。内容から察するに、草の根を分けるほど調べているようです。途中から、怒りの矛先がフィルを置いて逃げた3人に向かいます。そして、話はズレ始め、「そもそもこんな祭りがなければ・・・」 となり、思い浮かんだ端から書きなぐったかのような内容になります。
   日記は6ページにもおよび、最終的にこう結論ずけられます。「諸悪の根源はハロウィンだ。」

   そして、フィル殺害から5日後。ブランが失踪した日。最後の日記です。
   「フィルは生きている。」
   その一言で、日記は終わっています。

ウィル何ー! 実は生きているのか!?

スネイル : 4日目辺りで、目の幅涙を流し始め、話がズレ始めた辺りで困惑し、最後に 「(・・・道を、踏み誤ったのじゃな)」 と、パタンと日記を閉じます。

シヂョ (NPC) : 「・・・・・・わたくしにも、最後の一言の意味はわかりかねます。」

エレン : 「・・・・・・責任転嫁の挙句に、逃避による錯乱ですか。よほどショックだったんですねぇ。」 悲痛な面持ちで。

エルール : 「あのカボチャがフィルって子だったのかしら? まさかねぇ。」

ウィル : 「ドルギットはどこまで関与してたんだ?」

スネイル : 「シヂョ殿。1つだけ、腑に落ちぬことがありますのじゃが・・・。なにゆえ、遺体を発見なされた折に、ブラン殿は神殿への通報を拒まれたのでしょうか?

シヂョ (NPC) : 「わかりません。あの時のブラン様は・・・・・・とても、正気とは思えませんでした・・・!

スネイル : 「左様ですか。・・・うぅむ・・・・やはり、錯乱なされておられたのでしょうなあ・・・・・・」

シヂョ (NPC) : 「これを見つけたわたくしは、ブラン様が他のお三方の誘拐事件に関わっている可能性を危惧し、愚かにも日記を持ち帰り隠してしまったのです。」

スネイル : 「それは、ジャージス殿に進言なさり、相応の懺悔を行うべきかと思いますぞ。酷な言い方で申し訳ないが。」

ジャージス (NPC) : 「いや、もう一通りの証言は聞いている。情状酌量の余地はあると思うが、罪は罪。軽い罰を受けてもらう予定だ。ボランティアとかな。」

スネイル : 「左様ですか。では、この件については、これ以上は我々の関与することではありませぬな。」

シヂョ (NPC) : 「そして、それ以来ブラン様への屋敷には足を運んで下りません。その、何か、不思議な感じがしましてな。フィル様の気配を感じるというか・・・」

ダスカ : 「そ、そういえば、屋敷で感じた変な精霊力はひょっとして。」 GM、[ 怪物判定 ] できますか、スペクターの。

GM : あっと、それとは違いますね。少なくとも、負の精霊力ではなかったのです。ただ、感じた感覚はそれなのではないかな、と思いました。

ダスカ : え? それじゃ何だろう? 「皆さん、屋敷に行ってみますか?」

エルール : 「面倒だからいい。もう事件は解決したんだし。」

スネイル : 「(ん・・・? 屋敷でそんなことがあったかいのう?)」 首をひねる知力【9】(笑)。

ジャージス (NPC) : 「いや、既に我々が捜索しつくしたが、何も出なかったよ。」

ウィル : 「屋敷のどの辺でフィルの気配を感じたんだ?」

シヂョ (NPC) : 「・・・・・・そうですな。時折、ふと、感じる感じで。どこということはありませんでしたな。
   わたくしの告白は以上です。お付き合いいただき、ありがとうございました。」

スネイル : 「こちらこそ。辛いお話でしたでしょう。ありがたく存じます。」

ジャージス (NPC) : 「では、そろそろいいかな?」

エレン : 「はい。貴重なお話、ありがとうございました。」

シヂョ (NPC) : 「それでは。失礼致します。」

ダスカ : 「わ、分かりました。ありがとうございます。」

GM : シヂョは、実は後ろに控えていたファリス神官に連れられて去っていきました。

エレン : 「これで・・・・・・終わったのですかねぇ・・・・・・」

エルール : 「ジャージスさん、お仕事はあとどれぐらい?」

ジャージス (NPC) : 「・・・・・・さて、これでようやく仕事も片付きましたよ。」

スネイル : 「お疲れさまでした、ジャージスどの。」

エルール : わーい 「じゃあ、約束どおりご一緒しましょう。」

ジャージス (NPC) : 「ええ、いいですよ。皆さん、ではいきましょうか。」

エレン : 「(このような悲しい事件がおきないように、頑張ってくださいジャージスさん。貴方ならそれが出来うるはず)」 珍しく尊敬の眼差しで見る。

エルール : 「アタシ、ハロウィンって初めてなんですよ〜。」 とか言いながらジャージスさんに寄り添う。

ジャージス (NPC) : 「あ、ああ、そうらしいですね・・・」 と、多少ぎこちなく。他の方々に困惑の視線を送ってきますが(笑)。

ウィル : (ピキーン!)「(頑張れ、ジャージス! 男なら頑張れ!)」

ダスカ : どう対応すればいいんだ(汗)。

エルール : 「うふふふふ〜。」 満面の笑み。

ジャージス (NPC) : 「(カチン・・・コチン・・・)」

スネイル : 全く気にせず 「そういえば、旅芸人の一座などが公演を張っておったりはせんのですか?」 と、ジャージスに。

ジャージス (NPC) : 「あ、ああ、サンディーク氏だね。そういえば、その辺で・・・」

GM : 皆さんの前方を子供達の一団が歩いていたのですが、皆さんを見つけると駆け寄ってきます。

男の子 (NPC) : 「Trick or Treat!」 そうですね、エレンに。

エレン : 「あら、もしかしてハット君?」

ハット (NPC) : 「当たり!」 満面の笑みで、被っていたトラの面を取ります。

ウィル : た、タイガーマスク!?

エレン : 「ふふふ、Trick or Treat!」

GM : じゃあ、ハットがクッキーをくれます(笑)。

ハット (NPC) : 「お姉ちゃんが助けてくれたんだよね。ありがとう!」

スネイル : 「おお、坊主! 元気にしておったか?」 満面の笑みで。

ハット (NPC) : 「ドワーフさんもありがとう!」

スネイル : あれ? GM、ハットくんは、Trick or Treat だけ西方語を知っていて、後の会話は東方語じゃなかったでしたっけ?

GM : そーでしたね(苦笑)。片言の共通語くらいは話せるということで(笑)。

エレン : 「サンディークさんは元気になった?」

GM : サンディークも後からやってきますよ。

サンディーク (NPC) : 「はぁ・・・はぁ・・・まったく、ガキどもは元気すぎてかなわんな。」

エレン : 「ふふふ、病み上がりには少しキツイですね、サンディークさん。」

スネイル : 「おお、サンディークどの! この度は、大変でしたのう! しかし無事で何よりですわい!」

サンディーク (NPC) : 「どうやら、皆さんは命の恩人のようで・・・ありがとう。」

スネイル : 「これから、公演ですかの?」

サンディーク (NPC) : 「いやいや、今日のところは祭りを堪能するとですよ。これが目的で来たのですからな。随分なトラブルに巻き込まれましたが、ガキどもも楽しんでおるようでな。」

スネイル : 「そうでしたか。うむ、子供らも良い笑顔をしておりますな。しっかり楽しんで下され。」

エレン : 「そうですかぁ。ハット君たちにも、怖い思いをさせた分思いっきり楽しまないとねぇ。」 もらったクッキーの倍を渡す。

エルール : 「えー、サンディークさんの芸見たかったのにぃ。」

サンディーク (NPC) : 「ハ、ハロウィン フォー!!

スネイルモールでごーん(笑)。

ウィル : 「アイタタタタ・・・・・・」

エレン : 「妖魔の祭りフォー!!

ダスカ : 「フォ〜〜〜〜〜〜!」(暴走)。

スネイルエレンにモールで殴打。ダスカにモールで強打(笑)。

GM : 一瞬、辺りが騒然としますが(笑)。変人とか障害沙汰とか(笑)。

エルール : 「阿鼻叫喚ってこの事ね。」 ジャージスさんがいるから大人しくしてます。

エレン : [ 生死判定 ] (笑) 2D6 → 1 + 6 + (6) = 13

スネイル : 振るし!!(爆笑)。

エレン : 「あれ、今変な電波が・・・・・・」

ジャージス (NPC) : 「ス、スネイル君、ちょっと・・・」 苦笑しつつ <キュアー・ウーンズ> で治療します。

エレン : 「あぁ、ジャージスさん。ありがとうございますぅ・・・・・・なんで血が流れてるんだろ?」(笑)。

スネイル : 「いやいや、パーティの仲間が公序良俗を乱すようなことは、ファリス神官として許せませんわい。」

サンディーク (NPC) : 「・・・・・・いろいろありましたが、来て良かったと思いますぞ。皆さんとも知り合えましたしな。」 サンディークは恭しく頭を下げます。

スネイル : 「また何処かでお会いできると良いですな。ファリスの加護のあらんことを。」

エレン : 「そうですねぇ。また、旅を続ける限り、会えますよね。」

サンディーク (NPC) : 「おお、ありがとう。それではまたどこかでな。ガキども、行くぞ。」

ハット (NPC) : 「じゃあね。」

スネイル : 「またな、坊主ども。」 手を振って見送る。

ダスカ : 「それでは、お元気で。」

ウィル : 「ああ、じゃあな。」

エルール : 「あと10年後ぐらいに会いましょうね〜。」

エレン : 「ハット君、また会おうねぇ!! ついでにサンディークさんもぉ!!

スネイル : ついで(笑)。

サンディーク (NPC) : 「ついでならノーサンキュー!

エレン : 「あ、会うのを拒否された・・・」 orz

GM : そして、サンディークらも雑踏に消えていきます。

スネイル : 「さーて、一件落着じゃのう!」
   PL的には 「誘拐されたザーンの子供達の処遇はどうなった?」 というのが気になってますが。

GM : それも、ザーンに送還されました。あとのことはザーンのファリス神殿が引き継ぎます。

スネイル : らじゃりました。

ダスカ : 「そ、それでは、祭りを楽しみますか?」


GM : そうして、ハロウィン祭の楽しい時間は過ぎていきます。

エレン : 「はぁあぁぁ。楽しい時間はあっという間に過ぎますねぇ。」

GM : では、街角でスラムの子供を見つけました。家の間から、静かにハロウィンの様子を窺っています。

スネイル : 「(ん? なんじゃ、あの子供は?)」

GM : 火トカゲのお面をしていますが、どうにも出て行けない様子です。

エレン : 「・・・・・・おーい、君もおいで〜!! お菓子あげるよ〜。

GM : では、エレンに気づいた子供は、トコトコと危なげな足取りで寄ってきます。

スネイル : (ぼそ)「エレンは子供に甘いのぅ・・・引っ込み思案な子供も、こういう行事でそれなりに成長していくもんじゃに・・・」

ウィル : (ぼそ)「まぁ、いいんじゃないの? 子供も喜ぶだろうしさ。」

スネイル : (ぼそ)「おぬしも、意外と甘いのぅ(苦笑)」

GM : スラムの子供にしても、汚い格好ですね。ちょっと臭います。

子供 (NPC) : (ボソ)「・・・・・・・・・・」

エレン : 「うん、な〜に?」 PL的にはドキドキ。

スネイル : 「ほれ、坊主! もっと大声で言わんと聞こえんぞ?」

子供 (NPC) : 「・・・・・・み、みつけ・・・た・・・・・・

ダスカ : 「? 見つけた?」

GM : 喋った拍子に、お面が外れます。

エレン : 「えーと、クッキーは・・・・・・」 あえて顔を見てない。

GM : ズレた仮面の影から、その口元が垣間見えます。

エレン : 「あったあった・・・・・・あれ、お面ずれてるよ?」

エルール : 「誰か知ってる子?」

GMかすかに見えるそこには、腐り果てた肉が覗かれます。

エレン : 「って、これは!?

スネイル : 「・・・・・・!?

GM : そして、ダスカは悪臭の中に負のオーラを・・・

ダスカ : ひょっとしてフィルか?

フィル (NPC)「・・・・・・Die or Stop・・・・・・」

GM : そして、フィルはナイフを抜き放った。



というわけで 「Nightmare Before Halloween」 これにて終了(笑)。



スネイルぬををををわぁぁぁ!!!(笑)。

エルール : ここで終了ですかい(笑)。

エレン : うわ〜い、続きがめっちゃ気になるぅ(笑)。

GMホラー的に、その後はご想像にお任せしますということで。
  それでは皆さん、お疲れ様でした。

一同お疲れ様でした!

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