大阪市内から近鉄電車で富田林駅まで30分。駅から徒歩10分。
ひっそりとした佇まいを残すお寺や町家を巡りながら、お手軽な歴史散歩に出かけてみませんか? 皆様のお越しをお待ちしています。
1. Access
2. Map・散策モデルコース
3 .Information
1. 重要伝統的建造物群保存地区
2. 寺内町の成立と歴史
3. 歴史的建造物(お寺・町家)
1. 町家の内部見学
2. 立ち寄ってみたいお店
3. イベント情報
1. Profile
2. じないまち探訪記(管理人)
3. Link
2010年5月。GW期間中は、さわやかな晴天に恵まれました。久しぶりに富田林寺内町をぶらり散歩で廻ってみました。伝統的町家が軒を連ねる寺内町界隈では、一部の町家(空家)の有効活用策として、伝統文化や技法を伝える、あるいは現代的なアートクラフトが集まる工房の誘致が進められています。すでに陶芸、ハンディクラフト、さらには木工家具を扱う工房が開いています。新たに旧家の蔵を活用した染物工房や、大阪芸術大学の学生さんが制作活動を行なうアトリエ構想もあるそうで、寺内町を舞台に多くの若い世代の人たちが集まり、文化創作活動の場がひとつでも増えることを願っています。 紅梅蔵 (北会所町) 『2010年3月、寺内町内に空き家を活用した新たな複合店「紅梅蔵(こうばいくら)」がオープンしました。紅梅蔵は佐藤家のみりん醸造蔵で、現在でも蔵内部の地中に埋まった甕や、中庭に置かれている甕、石臼などからその名残りが感じられます。当地区には空き家が多く、それが地域の大きな課題となっており、現在富田林駅南地区まちづくり協議会やLLPまちかつ(有限責任事業組合町家利用促進機構)が中心になり空き家活用の活動(空家の建物調査や所有者へのPR活動、所有者と入居者との橋渡し等)を進めています。「紅梅蔵」の誕生は、そういった地域のまちづくり活動のひとつの成果と言えます。』(パンフレットから引用) (2010年5月8日) |
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紅梅蔵・佐藤家住宅(北会所町) |
紅梅蔵(2階) |
地下に埋められたみりん醸造用の甕(紅梅蔵) |
みりん醸造用の甕(紅梅蔵中庭・展示) |
じないまち展望広場 |
じないまち展望広場 地元の富田林市では、新たな地域整備事業として御坊町広場の整備を進め、2010年4月にじないまち展望広場としてオープンしました。寺内町センターやじないまち交流館に続いて、来訪者向け施設がさらに充実してきました。(開館時間は午前10時~午後5時、12月28日~1月6日休館) じないまちの歴史的町並み景観に溶け込んだ伝統的町家建築で、内部は休憩所、展示室になっています。来訪者用トイレ、飲料自動販売機や防火設備も設けられています。 寺内町の位置する河岸段丘の高台の縁に位置し、建物を通り抜けた庭先からは、遠く二上・葛城・金剛連山、眼下には石川の川面を一望でき、四季折々の景色を楽しむことができます。 |
登録文化財に指定された中内眼下医院 (堺町(堺筋)) |
大阪府登録文化財・中内眼科医院 堺筋に面した大正時代の洋館建築。 (旧三和銀行富田林支店、現在は三菱東京UFJ銀行富田林支店として近鉄富田林駅前に移転しています。) 昭和30年代頃までは、堺筋が商業地区の目抜き通りとして栄えていました。往時の繁栄が偲ばれる建物。 |
玄関先の生け花 |
寺内町の空き地が分譲宅地として販売されていました |
じないまち探訪記 | |
じないまち随想 | |
ご感想などお便りをお待ちしています。(管理人) |
(富田林市提供、禁無断転載)
重要伝統的建造物群保存地区
富田林市富田林町の一部にあたる寺内町は、1997年(平成9年)に国から重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。大阪府下では唯一の指定となっています。
寺内町にある約500棟の建物の内、江戸時代から昭和初期頃までに建てられた181棟の建造物が伝統的建造物に特定されています。保存地区内において通常道路から見える建物等の外観の現状を変更(増改築、改修、模様替え、色彩の変更、新築、除却など)する時には、予め市教育委員会・文化財保護課に申請して許可を得る必要があります。伝統的民家(町家)は白壁、板塀、格子戸など往時の姿のままに外観の保存・復元・修景作業を終えて、今も人々が生活の場として暮らしながら、素朴で静かな佇まいを今に伝えています。
寺内町の主だった商家には由緒・由来を記した案内板が設けられ、石畳の街路には路面灯を兼ねた道標や案内標識なども整備されています。電信柱の配置や各戸の電気メーターなどもできる限り目立たないような工夫が施されています。
また、寺内町では伝統的な町並み景観に配慮して、新しく建築される建物も周囲の景観に調和した外観となっています。
富田林寺内町までの道順
寺内町へは近鉄長野線富田林駅又は富田林西口駅下車徒歩10分です。先ずはじないまち交流館へお立ち寄りください。
散策地図がもらえます
富田林駅前の観光案内所又はじないまち交流館で散策地図がもらえます。
立ち寄ってみたいお店
休憩所(トイレ)
じないまち交流館、寺内町センター、じないまち展望広場にあります。
車でお越しの方へ
寺内町は道幅が狭く、中には公共駐車場がありません。車でお越しの場合には、2014年2月に新しくオープンした富田林市営東駐車場(有料)をご利用ください。一般用の普通乗用車及び団体用のマイクロバス(1台分、市役所に要事前予約)を駐車できます。重要文化財・旧杉山家住宅まで徒歩5分、じないまち交流館まで徒歩15分。
尚、団体用の大型観光バスでお越しの場合は、富田林市役所にお問い合わせください。宜しくご協力をお願いします。
団体でお越しの場合には、地元のボランティア・ガイドによるご案内も可能です。(事前のお申込みが必要)
ガイドのお問い合わせや事前のお申込みは下記のじないまち交流館までお電話ください。
じないまち交流館
〒584-0033
大阪市富田林市富田林町9-29
TEL.0721-26-0110
FAX.0721-26-0110
(午前10時~午後5時、月曜休館、12月28日~1月4日休館)
寺内町の町割(都市計画) |
寺内町の建築様式 |
歴史的町並み保存の歩み |
歴史的町並み景観の整備・保全 |
明星派女流歌人・石上露子 |
寺内町せんべい |
Art Gallery |
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