大阪市内から近鉄電車で富田林駅まで30分。駅から徒歩10分。
ひっそりとした佇まいを残すお寺や町家を巡りながら、お手軽な歴史散歩に出かけてみませんか? 皆様のお越しをお待ちしています。
【Tourist guide to Jinaimachi town, Tondabayashi, a historic district and heritage site of Japan, landscape preservation and designing of the historic district】 | |
外観修景工事(興正寺別院・鼓楼) |
外観修景工事後(興正寺別院・鼓楼) |
屋根瓦葺き替え工事(奥谷家住宅,2016年11月) | 屋根瓦葺き替え工事後(奥谷家住宅,2017年2月) |
案内石標(富田林市役所近く) |
案内石標(本町筋・旧富田林街道) |
案内石標(念西口) |
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案内石標(城之門筋) |
案内石標(城之門筋) |
路面にある案内石標(背割り水路) |
案内石標(あてまげのみち) |
意匠マンホール(富田林市役所ロビーに展示) |
意匠マンホール ((旧)杉山家住宅) |
意匠タイル((旧)杉山家住宅)・本町公園 |
街路灯 |
意匠タイル (富田林駅前南口広場) |
案内標識 |
軒先の木箱に収納された電気メーター |
軒先の木箱に収納された電気メーター |
木箱に収納されて目立たない電気メーター |
木箱に収納された電気メーター |
壁穴を通して見えるガスメーター |
町並み景観に調和した八町茶屋 |
案内板(田守家住宅) |
案内板(南葛原家住宅) |
案内板(仲村家住宅) |
案内板((旧)杉山家住宅) |
観光案内板(本町公園) |
観光案内板(寺内町遊園) |
観光案内板(市場筋) |
木口家住宅 |
町並み景観に調和したじないまち交流館 |
整備された本町公園 |
町並み景観に調和した陶工房 飛鳥 |
町並み景観に調和した新築住宅 |
町並み景観に調和した寺内町センター |
町並み景観に調和したじないまち展望広場 |
支柱がこげ茶色の交通標識(杉田家住宅) |
支柱がこげ茶色の交通標識(小田家住宅) |
寺内町の成立と歴史 | 歴史逸話 |
寺内町の成立と歴史 宗教自治都市 寺内町の成立と歴史 在郷町としての発展 寺内町の成立と歴史 繁栄と衰退 寺内町の成立と歴史 繁栄と衰退(昭和40・50年代の頃) |
吉田松陰 仲村家に滞在 - 嘉永六年二月・三月 桜田門外の変と富田林の木綿問屋 大久保利通が杉山邸に来たこと 郡役所新築に対する葛原氏の意見書 明治十八年 富田林開発記念碑 興正寺別院 木沢与平氏の「年代記」 富田林駅前の「楠氏遺跡里程標」 浄谷寺の釣鐘 |
歴史的建造物(一覧)・建築様式 | |
歴史的建造物一覧(寺院・町家) 歴史的建造物一覧(寺院・町家)(続き) 歴史的建造物一覧表(寺院・町家) |
寺内町の建築様式 寺内町の建築様式(続き) |
寺内町の町割(都市計画)・交通 | 歴史的町並み景観の保存・地域コミュニティー活性化 |
寺内町の町割(都市計画) 東高野街道と石川の舟運 寺内町の入口(街道口) |
歴史的町並み景観の保存 歴史的町並み景観の保存(続き) 寺内町の景観(保存・美化・調和) 富田林寺内町をまもりそだてる会 地域活性化への取り組み |
「カラー 歴史の町並」(文・那谷敏郎 写真・橋本治朗、淡交社刊、1975年初版) | |
既に絶版になっている書籍ですが、富田林市中央図書館の蔵書の中から見つけた1冊です。全国各地の歴史的町並みを著者が訪ねて書かれた紀行文で、富田林にも足を運んでおられます。富田林寺内町の歴史について、エッセー風にわかりやすい文章で記されており、小生のお気に入りです。出版社である淡交社編集部の事前許諾を頂戴しましたので、抜粋・引用の上、紹介させて頂きました。 (2012年9月10日、管理人) |
重要伝統的建造物群保存地区
富田林市富田林町の一部にあたる寺内町は、1997年(平成9年)に国から重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。大阪府下では唯一の指定となっています。
寺内町にある約500棟の建物の内、江戸時代から昭和初期頃までに建てられた181棟の建造物が伝統的建造物に特定されています。保存地区内において通常道路から見える建物等の外観の現状を変更(増改築、改修、模様替え、色彩の変更、新築、除却など)する時には、予め市教育委員会・文化財保護課に申請して許可を得る必要があります。伝統的民家(町家)は白壁、板塀、格子戸など往時の姿のままに外観の保存・復元・修景作業を終えて、今も人々が生活の場として暮らしながら、素朴で静かな佇まいを今に伝えています。
寺内町の主だった商家には由緒・由来を記した案内板が設けられ、石畳の街路には路面灯を兼ねた道標や案内標識なども整備されています。電信柱の配置や各戸の電気メーターなどもできる限り目立たないような工夫が施されています。
また、寺内町では伝統的な町並み景観に配慮して、新しく建築される建物も周囲の景観に調和した外観となっています。
重要文化財・(旧)杉山家住宅
杉山家は富田林寺内町の創設にかかわった旧家の一つであり、江戸時代は造り酒屋として栄えました。現存する家屋は寺内町で最も古く、江戸時代中期の大規模商家の遺構です。明治時代の明星派女流歌人・石上露子(本名 杉山タカ)の生家でもあります。昭和58年(1983年)国の重要文化財に指定され、富田林市が維持・管理しています。
(南)葛原家住宅・三階蔵
酒造業で栄えた商家。三階蔵は日本に少ない貴重なもので、寺内町のランドマーク的存在。各層に庇を廻し本瓦葺き。妻を表に向けて白壁を際立たせている。年貢米を入れる蔵であった。1854年建築
富田林御坊を中心に門前四周に七筋八町の碁盤目状の町割を整備した。南北の通りを「筋」といい、東西の通りを「町」という。筋は東より西へ数えて、東筋、亀が坂筋、城之門筋、富筋、市場筋、西筋の六つを数え、今ひとつの筋は、他の筋よりやや狭く筋通りも規正のままに取り残され、筋の名も逸している。町は北から南へ数え、壱里山町、富山町、北会所町、南会所町、堺町、御坊町、西林町、東林町の八町名を数える。宝暦3年(1753年)から安永7年(1778年)の間に林町が東西二町になり、一町が加わり六筋八町となりました。 |
富田林寺内町への道順
寺内町へは近鉄長野線富田林駅又は富田林西口駅下車徒歩10分です。先ずはじないまち交流館へお立ち寄りください。
散策地図がもらえます
富田林駅前の観光案内所又はじないまち交流館で散策地図がもらえます。
立ち寄ってみたいお店
休憩所(トイレ)
じないまち交流館、寺内町センター、じないまち展望広場にあります。
車でお越しの方へ
寺内町は道幅が狭く、中には公共駐車場がありません。車でお越しの場合には、2014年2月に新しくオープンした富田林市営東駐車場(有料)をご利用ください。一般用の普通乗用車及び団体用のマイクロバス(1台分、市役所に要事前予約)を駐車できます。重要文化財・旧杉山家住宅まで徒歩5分、じないまち交流館まで徒歩15分。
尚、団体用の大型観光バスでお越しの場合は、富田林市役所にお問い合わせください。宜しくご協力をお願いします。
団体でお越しの場合には、地元のボランティア・ガイドによるご案内も可能です。(事前のお申込みが必要)
ガイドのお問い合わせや事前のお申込みは下記のじないまち交流館までお電話ください。
じないまち交流館
〒584-0033
大阪市富田林市富田林町9-29
TEL.0721-26-0110
FAX.0721-26-0110
(午前10時~午後5時、月曜休館)