北極亭日乗


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平成十七年四月



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平成十七年四月三十日(土曜)曇

 曇天にて気温も上がらねど、地下鉄白石駅―北広島駅間往復二時間切るを目指し、午後よりサイクに出る。ロードに自転車行き交ひ、走る者、歩く者等数多。沿道傍に点在する公園にも人出多く、グラウンドにては少年野球の声援響き渡りて賑やかなり。往路、追ひ風にて走行苦無く快調にペダル漕ぎて一時間切りたり。駅前広場ベンチにて十五分休息。復路、向かひ風思ひの外強く難渋、時に息苦しゅうなりて漕ぐを止め呼吸整へる有様にて、所要時間一時間半弱。結局、二時間走破の目標達成ならずに終はりたり。悔し、次回を期さん。

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 水木しげる著『あの世の事典』を広げ眺む。『往生要集』に書かれし地獄を描ひた後の「阿弥陀の浄土」の頁に、水木氏は「地獄はバカに迫力があるが、極楽の方はそれほどでもない。すなわち、あまり楽しそうでないのはどうしたことだろう」と記しおるが、極楽浄土なんざぁ高が知れたものか。さすれば菊池寛『極楽』の宗兵衛の心持ち判らぬでもなひが、矢張り罰当たりか……。

 無量寿経に曰く、「法蔵菩薩は既に無量寿仏となりて現に西方におわす。其の仏国、此処より十万億の国々過ぎし所に在りて名を安楽と言ふ。其の仏国土は金・銀・瑠璃・珊瑚・琥珀・蝦蛄・瑪瑙等七宝にて出来おり、実に広々として限り無し。而して其れ等宝は互ひに入り交じりて眩く光り輝き、大変美しく、其の麗しく清らなる様は全ての世界に超へ優れおる。様々な宝の中で最も優れたものにて、丁度他化自在天の宝の様なり。又其の国には須弥山、鉄囲山等の山は無く、大小の海・谷・窪地等も無し。されど其れ等を見る事を欲すれば、仏の不思議な力に拠りて直ちに現れるなり。地獄、餓鬼、畜生等様々なる苦の世界も無く、春夏秋冬四季の別も無し。何時も寒からず暑からず、調和の取れし快き世界なり」と。

 阿弥陀経に曰く、「其処には宝石にて飾られし宮殿ありて、金・銀・瑠璃・水晶で出来おる七重の石垣と、七重のターラ樹並木にて美しく飾られおる。又、金・銀・瑠璃・水晶・赤真珠・瑪瑙・琥珀より成る蓮池在りて清浄なる水に満ち、金の砂子敷き詰められ、様々な色の美しき蓮が咲ひておる。池の畔には七宝にて出来し木々が生へ、大地は黄金色。常に天上の楽器奏でられ、白鳥・帝釈鴫・孔雀が美しき声にて啼ひておる。風吹く度に並木、鈴揺れて妙なる美しき音流れ出ず。此処にては身体の苦も心の苦も無し。在るは唯、無量の安楽生み出すものばかりなり」と。

 『往生要集』に書かれし八大地獄。第一は等活地獄、第二は黒縄地獄、第三は衆合地獄、第四は叫喚地獄、第五は大叫喚地獄、第六は焦熱地獄、第七は大焦熱地獄、第八が阿鼻地獄なり。水木氏描く地獄絵も中々の迫力にて、眺めおれば誰も行かふとは思はぬだらふが、はてさて無限に続く責苦の地獄がよきか、無限に続く退屈の極楽がよきか。些か決め兼ねる処なれど我は弱虫故、地獄の責苦には到底耐へられぬに由って極楽の退屈望みたし。死して仏に成るなれば仏の国へ行くが常道。唯、今は「南無阿弥陀仏」と念仏申し「嗚呼極楽、極楽」と謂ふて湯に浸かりて、寿命の来るを待つばかりなり。

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 二十八日。投薬奏効せしか歯茎の疼き痛み感ぜられぬも、来院指示に従ひて昼前、歯科受診。歯垢除去・歯周消毒為す。「歯のぐらつき改善の方向なれば抜かずに済むやも知れぬ」と聞きて、先ずは安堵す。念の為とて三日間の服薬継続指示ありたり。薬は余り飲みたふは無ひが、歯のぐらつき治るやも知れず、此処は医者の指示に素直に従ふの外無しと薬貰ひ来たり。次回二日。

 此の二日ばかし気温17―18度台、予想にては今日も18度、明日以降も低温には成らぬやふなれば今が潮時と、庭木の雪囲ひ取り外したり。グスベリ既に若葉色付きて、新緑目に眩しの感。雪に埋もれ居たに、よくぞ冬を生き延びくれた、徐々に温く成る故、今年も大きな実を付けて呉れろや。我の勝手な言ひ分、聞き入れ呉るるを信じ根元に肥料施しぬ。

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 二十五日。昼前、歯科受診。右犬歯隣奥の歯ぐらつき周囲に化膿の兆候在りとてレントゲン撮影、歯垢除去・歯周消毒為し、腫れ止め化膿止め薬貰ひて戻る。歯科医申すには「老齢故、歯床骨・歯茎下がりて歯周病にも罹患し易き状態。ぐらつき治らぬやふなれば抜歯するが良きやも知れぬ」。今度抜歯せば此の歯科医、我が歯何本抜きし事になるや。我も早晩総入れ歯免れずか。

 銭湯に赴けば、御歴々の話題専ら兵庫・尼崎のJR列車脱線事故の事。今日も語るべき事ども無く、聞き役に徹す。皆々、死者・負傷者増へるは必至と語りおりたれど、此れ以上死者・負傷者出で来ぬを祈るばかりなり。

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 三十日、徳島県鳴門総合運動公園陸上競技場。コンサドーレ対徳島ヴォルテス戦は、1−1でコンサ四試合連続の引き分け。通算成績1勝3敗5分け。勝ち点8とするも、順位は二つ下がり十一位。
 次節五月四日、対横浜FC戦(札幌ドーム)。

 前節、ロスタイム同点ゴールで引き分けに持ち込みしが、今節は逆の立場となりぬ。完全な勝ち試合、ボールを回して時間稼ぎせば勝ち点3我がものと出来たに……。如何にせば勝てるか、試合中も常に考へてプレーせねばならぬにコンサの面々何も考へおらぬやふなり。勝利を思ひ描くイマジネーションなくして勝利無し。サッカーは頭脳戦と知るべし。



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平成十七年四月二十四日(日曜)晴

 先週は月、火と晴れた後、曇り空続きて二十二日には又もや霙混じりの雨となり、昨二十三日は風強くシャーベット状、雨混じりの雪降りたり。四月下旬の積雪、札幌にては二十八年ぶりの事とて我も驚きぬ。女房の言ふに任せ、木々の雪囲い取り外し今暫し延期する事とせり。

 天候のせひでもあるまひが、二十二日昼過ぎより歯茎痛始まりて昨夜には腫れて歯磨きもままならぬ症状。取り敢へずは鎮痛剤にて対処しおるも自然治癒は不可能の状況なれば、明日には歯科受診已む無き処なり。歯周病は普段の手入れ悪き故にて、身から出た錆なれば「痛し、辛し」と女房に泣き言も言へず、唯耐へるのみにて粥啜りおる昨日今日なり。

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 歯茎痛みて疼けど久々の晴天なれば、午後よりサイクに出掛く。昨秋開通せし北広島迄の自転車道未だ走行しおらねばとて、初走破敢行す。地下鉄白石駅前発着点に往復三時間余、春景色眺めつ息切れせぬやふゆるりと走りたり。なだらかな起伏在りて中々に面白きロードにて、木々のざわめき野鳥の囀り耳に心地良く、ペダル漕ぎ風切り行けば歯茎痛も忘る程の爽快感味はひたり。

 地下鉄の階段上りおれば息切れなして胸苦しけれど、自転車に乗りて長距離走りても息苦しくならぬは不思議。風景楽しむは二の次にて走るに徹せば、往復二時間は切れるやも知れぬ。次回は体調整へ、挑戦せむ――等と銭湯の湯船に浸かり思ひおれば、女房言ふた通り亦候歯茎疼き来て「やれやれ」の態にて戻りたり。何処が痛かろふが、湯浴みの後は麦酒無くして何の人生ぞ。女房止めるも聞かず喉潤せば甘露甘露にて、歯痛なんぞ何処吹く風。お負けに酒二合ばかり呑みて心身大満足、後は寝るばかり。今日も良き一日にてありき。

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 二十三日、札幌ドーム。コンサドーレ対アビスパ福岡戦は、1−1でコンサ三試合連続の引き分け。通算成績1勝3敗4分け。勝ち点7、順位九位に上げる。
 次節三十日、対徳島ヴォルテス戦(徳島県鳴門総合運動公園陸上競技場)。

 五試合連続無得点で今節は負けと思ひ定めた途端、ロスタイムに同点ゴール。集中切らさぬ果敢な攻めの姿勢が引き寄せしゴールと言へる。勝てぬ時は辛抱して負けぬ事が肝心。引き分けたは立派なり。



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平成十七年四月十七日(日曜)曇時々

 昨日は晴れにて温かりしが今日は一転時々霙の天気。同じく霙降りし先週日曜に比して暖かけれど、矢張り春らしき陽光欲しし。十五日に札幌積雪無しの報出でたれども昨年比十一日、平年比五日遅れの由聞けば、春の陽射し降り注ぐには未だ暫し間が必要か。そろそろ庭木の雪囲ひ取り外さねばと思ひおりし矢先の先週の霙なれば、未だ未だ寒かろふとてほったらかしにして置きしが幸ひせしか、今日の霙にも当てずに済みたり。少なくも今週一杯は取り外さずに置きて、後は天候次第とす。

 我が老ひ先考ふれば無聊等無き筈なるに、狭き屋内猫どもと行ったり来たり為す事も無く猫どもの横にごろ寝して大欠伸。「何とも締まらぬ御老体」と奴らも呆れ顔にて爺を眺めおる故、「此れが正真正銘の老人の有り得べき姿なり」と猫どもに老人の何たるかを篤と説き聞かせねばなるまひと思ひおるなり。其れにしても、霙見て雪囲ひ取り外し中止と決めてより後、何一つせなんだと謂ふも些か……さふ、今日は眠る日。早寝と参らふぞ

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 十六日、鹿児島県立鴨池陸上競技場。コンサドーレ対京都パープルサンガ戦は、0−0でコンサ前節に続き引き分け。通算成績1勝3敗3分け、勝ち点6。順位暫定十位。
 次節二十三日、対アビスパ福岡戦(札幌ドーム)。

 首位京都相手に引き分けたは上出来とせずばなるまひ。京都の拙攻に助けられし無失点と言へば言へやふが、並みの防御力では守り切れぬ。集中を切らさぬコンサの守備力は本物。なれど、如何せん四試合連続無得点の決定力不足。勝てねば守り切って引き分けるの外無く、負けぬ限り勝ち点1は確かではあるが、勝てる試合に勝てぬは矢張り問題。前節湘南戦同様、パス、シュートに精度欠くは個人の技術力の問題なれば、練習以外に道無し。皆で策練るべし。



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平成十七年四月十日(日曜)曇時々霙雨

 此の一週間、雪割りばかりにて終わりたり。最近頓に息切れする事多く、十数分の作業をば日に数度繰り返すばかりなれば中々に進捗せず、隣近所の家々既に週半ばには雪消へおるに、我が家ばかりが後れ取りしなり。其れにても今は家の前に雪の姿無く、押し並べて春到来の佇まひ。霙雨なんぞ降らず、ひねもす春の陽気続き呉れれば申し分無きものを……。

 六日には気温13度と曇天なれど温く、桜の開花平年並みにて江差は五月二日の予定と聞きたれども、以降の天候悪しく予定通りの開花望み薄か。身内の不幸引き摺りて未だ心晴れず桜を愛でる気にも成れぬ我等老夫婦なれど、春来たりなば春らしく有るが良く、花の時季に花咲けるが天然の理なれば、桜待つ気持ちに変はり無し。万樹見事に咲き誇りて後、花びら静かに舞ひ散りてやがて土に還るを見るは、人の生き死に見るやふにてもありて心に掛かりてならぬものなり。「願はくは花の下にて春死なん その如月の望月のころ」と詠みし西行法師の心中、如何なものと解すべきや。

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 四時半過ぎ銭湯へ赴く。相変わらず閑散として顔馴染み三人の他計七人。脱衣場にて湯屋の主人と顔合わせ、暫し話し込む。客少なく赤字続きにて難渋しおる由なれど、老齢しかも長年の馴染み客多ければ廃業もならずと苦笑しおりたり。区内の一軒、先月末にて暖簾下ろし廃業せしと主人より聞く。近隣に出来しスーパー銭湯に客奪はれて経営立ち行かなく成りたが理由とぞ。

 「兎に角、若い連中と子どもさんが少なくてねェ。御父さん、御母さんが子ども連れで来てくれればいいんだが。昔は御爺ちゃん、御婆ちゃんが孫を連れて来たもんだが、今は核家族てやつで、一緒に住んで無いから駄目なのさ。銭湯は社会勉強の場だよ。小さい頃から銭湯に来てりゃ行儀作法だって自然に身に着くんだわ。子ども達だって昔は遊び仲間が連れ立って来たもんだが、今は無い。銭湯に来てりゃ、挨拶も出来無い、口の利き方も知ら無い、目上を敬う事も無い今時の若いもんは出来なかったと思うねェ。」

 話は在らぬ方へ迷ひ込みたれど、「銭湯は社会勉強の場」と謂ふにつきては我も賛同する処。我が身顧れば銭湯にて学びし事多かりき。爺婆は誰も皆智恵の塊にて、問はば惜しみなく説き教へ呉るるなり。核家族化にて爺婆と接する機会少なき子等は銭湯にて来たりて、爺婆の背を流し語り合ふがよし。他人も己も歳経れば同じく爺婆に成ると知らば、自ずと敬老の念湧き出で来るものなり。我経験せし事なれば言憚らず、「子等は皆、銭湯へ行くべし」と。

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 九日、札幌ドーム。コンサドーレ対湘南ベルマーレ戦は、0−0でコンサ今季初無失点で二つ目の引き分け。通算成績1勝3敗2分け、勝ち点5。順位暫定ながら九位に上げる。
 次節十六日、対京都パープルサンガ戦(鹿児島県立鴨池陸上競技場)。

 楽勝の試合運び乍、勝てず。あのパスが通っておれば、あのシュートが決まっておれば――が多過ぎる。プロなればプロの技術を身に着けよ。池内又もや一発退場。出場停止期間中に何を考へおったやら、反則は癖になるぞや。



 

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平成十七年四月三日(日曜)曇時々

 空模様定まらず、時折霙となりて肌寒し。

 此の一週間、妻と語るは身罷りし者の事、葬儀の事ばかりなり。我が家の不幸にてはあらねど、身内に齎されし不幸なれば到底他人事とは思はれず、心中滅々として晴れる事無し。死するは人の定めと思ひおりても尚、悲しく虚しゅうて胸塞がるを如何ともし難し。日々時々に寂寥の念不意に襲ひ来たりて索漠たる思ひの中、唯念仏申すのみなり。

 妻と語りおれば、還骨の御勤めの折に聴聞せし『白骨の御文章』時に耳に蘇りて、「死を忘る勿れ」と語りかくるなり。

 それ、人間の浮生なる相をつらつら観ずるに、おほよそはかなきものはこの世の始中終、まぼろしのごとくなる一期なり。さればいまだ万歳の人身を受けたりといふことをきかず、一生過ぎやすし。いまにいたりてたれか百年の形体をたもつべきや。われや先、人や先、今日ともしらず、明日ともしらず、おくれさきだつ人はもとのしづくすゑの露よりもしげしといへり。されば朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり。すでに無常の風きたりぬれば、すなはちふたつのまなこたちまちに閉ぢ、ひとつの息ながくたえぬれば、紅顔むなしく変じて桃李のよそほひを失ひぬるときは、六親眷属あつまりてなげきかなしめども、さらにその甲斐あるべからず。さてしもあるべきことならねばとて、野外におくりて夜半の煙となしはてぬれば、ただ白骨のみぞのこれり。あはれといふもなかなかおろかなり。されば人間のはかなきことは老少不定のさかひなれば、たれの人もはやく後生の一大事を心にかけて、阿弥陀仏をふかくたのみまゐらせて、念仏申すべきものなり。あなかしこ、あなかしこ。

 「つひにゆく道とはかねて聞きしかど きのふけふとは思はざりしを」。在原業平の詠みし歌呟きつ、われや先、人や先と思念するも愚かなれど、我より齢若き者が成仏せるは我が道理に合わず、身罷りし者が「きのふけふとは思はざりしを」と無常の風に吹き晒されて痛哭したるやも知れぬを考ふれば、尚生きて在る我等只々心苦しく申し訳無き事と思はれてならず。六親眷属集まりて嘆き悲しめど紅顔戻らぬは承知なれど、生者たる我等悲嘆に眩れるの外無きが人の世の此れも亦無常ならん。

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 三日、茨城県笠松運動公園陸上競技場。コンサドーレ対水戸ホーリーホック戦は、0−2でコンサ今季初の連敗。通算成績1勝3敗1分け、勝ち点4。順位十位に落つ。
 次節九日、対湘南ベルマーレ戦(札幌ドーム)。

 攻めるもならず守るもならずなれば、負けるの外無し。順位下の水戸と対して此の体たらく。「御愛嬌」と言ひたき処なれど、些か腹立たし。コンサの諸君よ、しっかりして下されや。



              
                  
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