北極亭日乗 |
平成十六年一月 |
平成十六年一月三十一日(土曜)曇一時雪 今朝はぱらりとちらつき、午後もぱらりのみ。竹箒にて掃き散らして済みたり。二十八日朝は二十センチ程も積もり、日中も時々降りたれば玄関脇に掻き集めし量思いの外多く、翌二十九日の裏への雪運び午前九時開始より三時間強、正午過ぎにようよう終わりたり。此れが今月最後の除雪とはなりぬ。 日乗を繰れば雪掻き除雪の記述ばかり多見され、又併せて愚痴ばかり。将に此のひと月、雪に翻弄されたるの感強けれど、冬終わりたる訳で無く明日も亦幾尺降るや知れず。如月に入りても尚雪に弄ばれ足腰軋み痛みて愚痴に明け暮れる日々とはなるらん。 ◇ ◇ 一月最後の除雪となりたる二十九日、雪運びつつ唐突に幼き日の雪遊びをば思ひ出し暫し追憶に浸りぬ。洟垂れ小僧の当時、田舎にては雪の量今に比し二、三倍ありて、小人なれば胸の辺り迄埋もれるが常。時が時なれば防寒衣も粗末、履物も内張りなど施しおらぬ正真正銘のゴム長靴。なれど寒さものともせず、洟啜りつ転び回りて遊びしを思ふ。家に帰り着けば全身雪まみれ、叱られつつ母に身包み脱がされ、ルンペンストーブの周り衣類の干し場と成りて満艦飾の体。雪入りてびしょ濡れの長靴も並べ干す。考へ見れば斯く在りても風邪など患ふことも無く、吹雪以外は連日雪まみれ。何が楽しゅうて遊び居ったやら。 小学四、五年生ともなれば些か大人びて冬山登山ごっこなど為せり。学校の裏手に十メートル程の崖連なり在るをエベレストに見立て、麻縄肩に雪に埋まりつ登り行く遊び。登山日は少々吹雪きおる日が選ばれたやに記憶す。最大斜度六、七十度在りて崖上部には大きな雪庇が出来て登頂はなかなかに苦労せり。春先の登山時には雪崩等発生の場合もありて危険伴いたれば、今なれば即禁止となろふ様な遊びなりしが、其れ故面白さは一番にて忘れ難き事なり。そう申さば裏手の崖は格好のソリ滑りの場所にて、皆々競いて自前のソリを手作りせしを思い出す……どれも遠き日の……と、ぼんやり思ひつ雪を運びおりたり。 ☆ ☆ 学歴詐称疑惑を晴らさんと自ら渡米、調査しおりし古賀潤一郎議員。現地での調査結果、悉く黒。何を考へたか二十七日朝、福岡市にて街頭演説を為し、辞職はせず民主党離党の上、議員報酬を受け取らず議員活動を継続し、加えて卒業に必要な不足十九単位を国会閉会中に渡米して修得する旨、涙ながらに訴へたり。其れも効無く二十九日、党常任幹事会は「離党届」を受理せず、除籍処分と為すを全会一致にて決定せり。 何をやりても漫画的に見へるは気の毒なれど、疑惑初報から十日も経ちおるに結論が此れでは苦笑せざるを得ず。そんなにも国会議員で居たいとは、哀れよのう…。思考力無きに考えへに考へし答へが此れなれば考へぬが楽だったろふに。熟慮の上の結論と思ふも此れでは済むまい。自民党始め他党は議員辞職勧告決議案か。 先ず以って民主党の対応遅し。疑惑発覚した時点にて結論は「白」か「黒」のいずれか、と決まりおる。「白」なれば問題無く一件落着。さて万一「黒」なれば、如何に対応するか此の時点で決定すべきにて、本人の調査結果を待ちて考へるなど悠長に過ぎた。選挙違反議員に悩まされ、続きての学歴詐称疑惑。「参院選を控へて対応に苦慮」等報じられおるも、頭の痛い事ではある。さりながら苦慮せねばならぬ問題何も無し。違反に対しては党倫理規則に照らし、其の程度により「措置」「処分」を決して申し渡すのみ。今回の場合、初報後即座に「事実なれば、除籍」と処分を明確にし置けば、古賀氏も党も醜態を晒さずに済みしに。 ★ ★ ◆31日=「自衛隊派遣」衆院承認、野党欠席で採択。 ◆30日=青色発光ダイオード判決。発明の報酬200億円、元社員・中村教授の請求認定。本来の対価は600億円。 ◆29日=エルサレムで路線バス自爆テロ、首相公邸近く10人死亡。 ◆28日=BBC会長引責辞任。疑惑報道問題、理事長が公式謝罪。 ◆27日=イラク支援政府方針。復興基金5億ドル、直接供与8億ドル。 ◆26日=陸自本隊に派遣命令、来月3日にも第一陣。イラクで4月上旬にも支援活動開始。海自にも命令。 ⇒坂本直子アテネ確実、大阪女子マラソンV。 ⇒個人の自己破産最悪、昨年22万件超す。最高裁まとめ。 ⇒中3長男に食事与えず、体重24キロ餓死寸前。殺人未遂容疑で父と内妻逮捕。(大阪・岸和田市) ⇒5階から3歳長女落とす、植え込みで助かる。母「睡眠薬で覚えてない」。 ⇒道、入場料など数百項目で最大5割値上げ。近代美術館、かでる、開拓の村など9億増見込む。2月提案。 ⇒“窮屈な”網走刑務所、定員倍増。800人分増築、法相が表明。 (以上、読売新聞から) |
平成十六年一月二十四日(土曜)晴 二十一日朝、昨夜来の雪除けんと作業開始せるも俄に降雪激しくなり来たるにより即中断す。午後になりて収まりたれば再開するも直に霙と雨。放置せば掻き集めたる雪凍りて始末悪しければ、侭よとばかり敢然勇躍空元気、一時間半を要し除雪完遂せり。 翌二十二日気温2.3度にて融雪、車水飛沫を上ぐ。明けて二十三日氷点下1.5度、今日は氷点下2.1度にて凍結、路面氷盤の如くにして行き交ふ車各所で渋滞せり。路面斯くの如きなれば我が玄関前も同様、雪水結氷して滑ること甚だしく危険なれば、午後より鶴嘴持ち出し氷割りす。この時季、鶴嘴振るうは絶えて無く珍しき事なれば、使い慣れぬ筋肉動きし故か終わりて後、徐々に両脇痛み始む。 十七日、オホーツク海沿岸の枝幸町沖三百メートルに流氷接近、接岸間近の報。先の暴風雪の影響にて急速に南下せる由。 ◇ ◇ 通いおる銭湯二十日より三日間、浴槽修復改装とて休業と相成り已む無く我が家にて湯を使いしも発汗少なく麦酒不味ければ、二十二日意を決して徒歩二十分、別なる湯屋に出掛くる。湯屋もそれぞれに経営方針有るものか、客へのサービス我が銭湯に比して悪し。 脱衣場狭く清掃行き届きおらぬ事、サウナ室やや大なるも照明暗く清潔感に乏しき事、水風呂小さく蛇口無く循環速度遅き故に常に汚れいて不潔なる事、シャワーの湯量少なく勢い無ければ洗髪に難儀せる事、洗い場の腰掛け小さく不安定にてあずましく無き事等々、悪しき所のみ目に付き良き所探せどとんと見当たらぬは悲しき限りなり。 此の湯屋も昨春出来し大函銭湯の影響を受けしか。客数減りての経費削減がサービス低下へ繋がりて、尚更に客の入り減らすの悪循環を招きおるの典型。小さきが故の利点を生かすの考へ無くば存続自ずから危うし。守るも手なれど質の低下伴いては如何ともし難し。 翌日三日ぶり新装成りし銭湯へ出掛くれば、年寄り多く入る薬湯浴槽広げ手摺りを増設、浴槽出入りの踏み台幅広くして安全を確保、タイルの張り替え補修、カランも交換補修し在り。大函の影響にて客減りても、常連客・町内連の社交場としての機能を果たすが使命と、より良きサービスの提供に努める経営方針変へぬ姿勢こそが小さき湯屋に必要なるをつくずく思ひたり。「人込みで湯浴みする大函銭湯に和み無く、のんびりゆったりの気分無ければ離れし客も早晩、横丁の銭湯に回帰し来るを信じよ」と、心中にて声援送りて戻りたり。 ☆ ☆ 復々、思考停止せるまま地位・権力欲しの亡者現われ出でり。見苦し。 十七日付夕刊、昨年十一月衆院選にて自民党前副総裁・山崎拓氏を破りて初当選せし古賀潤一郎氏(45)(民主党、福岡二区)に学歴詐称の疑い在りと報道。古賀議員「週明けに大学に問い合わせるが、卒業を確認できなければ議員を辞職する」と表明。十九日、卒業したとせる米ペパーダイン大(カリフォルニア州マリブ)の広報責任者が「古賀氏は在学していたが、卒業はしていない」と言明。同日夕、党幹部に古賀氏より電話連絡ありて「自ら渡米し、事実を確認したい。自分の卒業証書を過去に見た覚へがある」と説明せりと謂ふ。渡米後の二十二日、同大にて学位等に関する記録を照会するも卒業の事実無しの回答。同大広報担当責任者「間違い無し」と明言。 奇妙奇天烈、珍妙なり。己が単位修得し学位を得て卒業したるかどうか分からず、卒業証書受領も弁護士任せ、証書の在り処も定かならずと謂ふ。国内にて卒業したとて親に証書を見せ卒業報告を為し感謝の意を表すであろふに、まして留学での卒業、証書無く親に何と報告せしものか。親も卒業証書見ずして、どう納得せしものか。我には到底理解し得ず。此の御仁少々記憶力に難が在るか、嘗て在籍したると謂ふ大学名も不明確にて、UCLA(カリフォルニア大ロサンゼルス校)とCSULA(カリフォルニア州立大ロサンゼルス校)の区別もつかず、確認の結果「両校に在籍記録無し」と判明とのこと故、当時の事は卒業も含め覚へ居らぬのかも知れぬ。当人は「ありゃら」で気の毒なるも傍目には漫画。 「要は中身、学歴など役に立たぬ」と思ひ居るは我のみか。何故にこうも学歴にしがみ付く。遠き昔、我が恩師説きて曰く「学歴で生きて行こうと思ふな。道を拓き真理を究めるに学歴など役に立たぬ。自ら学び考へる力の在る無しが重要だ。中身の無い奴ほど学歴にしがみ付き、学歴をありがたがる。諸君らはそう成るな」と。疑惑発生から此れ迄の古賀氏の行動、発言を鑑みるに自ら学び考へる力無きと認む。斯くも粗雑に思考せる人物には国政を任し得ず。十七日の表明通り速やかに辞職するが最善の策なり。 ☆ ☆ 総務省、長野県に対し住民基本台帳ネットワークシステムへの合同侵入実験を要請せむとせる札幌市の方針表明に、総務省・香山充弘次官「共同でするつもりはない」と述べ、麻生総務相も亦「そんな経費の無駄なことをやるつもりはない」と発言せり。 住基ネットにつきては個人情報漏洩の危険性を指摘して参加を保留せる自治体も在りて、全自治体全国民諸手を挙げて賛成の状況とは謂ひ難きは周知。「システムに不安が在る故、実験で確認を」の要請あらば即座に対応するが当然と考ふるに何故、総務省は其れを為さぬのか。既にして「システムに脆弱性在るを知り、其が発覚するを恐れて実験に応じぬ」と大方は考へ居るが……。 両人の謂ひぶり「お上のやることに間違い無し。黙って従へ」の時代錯誤。斯様な御仁が国を動かしおるを考へると情け無し。「経費の無駄なこと」ばかりやりおる当人が何を謂ふか、片腹痛いわさ。政治とは程遠き次元にてばたつきおる“政治家”の一言が我等の身を危ふくしかねぬ。実験要請に応へぬは我等の不安不審を払拭せんとする意思無しと考へ、札幌市は断固不参加を唱へるべし。 ☆ ☆ コンサドーレ札幌は二十二日、札幌ドームにて初練習。新人八人加わりて総勢二十六人、J1昇格を目指し始動せり。平均年齢二十二・一歳と昨年に比して二・五歳の若返り。若さは強力な武器なるも、又弱点にてもあり。監督、コーチ陣の適切最良最善強力なる指導に期待したし。技術、フィジカル面の指導鍛錬は勿論、プロ精神の何たるかを徹底的に叩き込むことを第一義にせよ。さすれば選手自ら動き考へて、勝ちをば引き寄せ来るなり。三十一日にはキャンプ地・グアムへ出発の由、物見遊山ならずを自覚し、開幕へ万全を期するの準備怠り無く為し、帰るべし。
★ ★ ◆24日=サマワ安定「宿営地建設できる」。政府が与党に報告、26日に派遣命令。 ◆23日=空自本隊がクウェート着。/陸自先遣隊報告、サマワ「治安は安定」。 ◆22日=イラク支援、空自本隊が出発。 ◆21日=イラン、副大統領ら辞表提出。改革派出馬を禁止、護憲評議会に圧力。 ◆20日=陸自先遣隊、サマワで活動開始。宿営予定の砂漠視察。 ◆19日=陸自先遣隊イラク入り、オランダ軍が同行。/午後9時(日本時間20日午前3時)サマワ到着。治安状況、調査開始へ。 ⇒アフガン。米ヘリが民家を爆撃、住民11人死亡。 ⇒通常国会召集。イラク支援の意義強調、首相施政演説「構造改革継続」。 ⇒年初からの円介入6兆、1か月間での最高額を突破。 ⇒女子バスケ、日本に五輪出場権。 ⇒臓器ネット、腎移植の順番ミス。プログラム誤設定、患者6人選ばれず。 ⇒絞殺体を「病死」と検視、火葬。埼玉県警、「父殺した」二男が自首。 ⇒名古屋で住宅全焼、母子3人死亡。 ⇒早大、入試上位91人の授業料タダに。長引く不況、国立に対抗。 (以上、読売新聞から) |
平成十六年一月十七日(土曜)曇 今朝幾分かの冷え込み感じたれども終日晴れ渡りて爽快、雪掻きも無し。満身創痍、疲労蓄積せる我が体躯に久々の休日なりせば、何時に無く長湯など使いて筋肉痛治療に専念す。 十四日、昨夜来強風続きおるは寝床にて聞きおりぬ。うつらうつらとせし後、寝室少々寒きを感じたれど午前五時四十分、気合一発寝床を出でたり。即座に窓外を見るに、吹き荒ぶ雪嵐向かいの家並み掻き消し天空と云わず地と云わず全てを覆いて「馬鹿者ども」と呵呵大笑せるが如くなり。今日が一日、我は寝て暮らすが賢明と即座に決したれど、世間はそうもゆかぬと見え午前七時頃には強風ものともせぬ人々前屈みに黙々と歩き行くを見たり。斯くも凄まじき暴風雪の中、皆々働きて時動きゆくが歴史なるものなれば何とも切なき限りなり、と思ひ居たり。 十五日早朝五時に目覚め窓外を見るに尚暴風雪続きおりたれば、今日も一日寝て暮らすが得策と早々に寝床に戻り風の音聞きしうち温くなりて微睡むこと暫し。八時ようよう床抜け出し洗面など為す。未だ吹雪やむまず視界悪し。所在無きまま家中うろつき回り、ごろ寝一服ごろ寝一服繰り返し居れば九時頃より雪止みて空幾分明るく成りたり。風尚強く吹きおりたれども取り敢へず玄関前の雪処理せんと表へ出ず。雪深し。裏に回りて見れば我が背丈程の吹き溜まり在りて通路塞ぎおりたり。此処は風収まるを待って除雪せねば再び吹き溜まるとて、先ずは玄関先のみにてもと雪掻き集む。作業三十分にて玄関両脇に雪山出現せり。裏の吹き溜まり処理せねば運搬ならず、全ては明日と決めて早々に家に入りたり。 十六日、二日間荒れ狂いたる暴風雪の後始末。朝八時半より作業開始、一時間の昼食を挟みて終了午後三時。除雪作業時間五時間三十分、老体には厳しき重労働なりき。女房に「ご苦労さん」と労われて、返事も出で来たらぬ状態とは成りぬ。銭湯へ赴けば湯船の出入りにも難儀せる全身の痛みにて体洗ふも面倒、サウナにて汗流すも億劫、ただただ湯に浸かりて戻りたり。麦酒を呑みつつ考ふれば、年明けより此れ迄、除雪回数九回にして総作業時間優に十八時間三十分。応える筈なり。昨夏はサイクの回数少なく他に此れと云ふて運動もせなんだ故、体力・筋力・心肺機能等悉く衰へおるに相違なし。此れも自業自得の報いならんと苦笑し、痛む足腰摩るの他無き一夜と相成りぬ。 ☆ ☆ 十五日、高橋はるみ知事、初期胃がん手術の為緊急入院する旨、記者会見にて明らかにせり。症状深刻なるものに非ず、担当医は「手術で完治できる」の判断らし。就任一年経ずしての入院、考へ見れば激務によるストレス・疲労に起因するところ大なるは否定し得ず。道庁改革、財政立て直し、相次ぎし災害への対応等々、一年生知事にはちと厳し過ぎたやも知れぬ。 先ず以って病完治、早期の公務復帰を祈りたし。 ☆ ☆ 我、新成人に願ふは、此れを機に幾分なりとも考へて行動する事、己の行いに責任を持つ事の二点のみ。四十、五十に成りても尚無分別、無責任、思考停止せる大人の今の世に多きが故に斯く成るべからずの願ひ込めたし。と、思い居りたれども、早速に思考停止せる輩の無責任行動頻発せり。 成人式。沖縄・浦添市にては泡盛を呑みて口論、暴行に及びて現行犯逮捕。宮城・古川市にては式典後に酒に酔いたる新成人の男十数人が暴れ、怪我人搬送の救急車等を破損させり。静岡・伊東市、高知市にては式典中にクラッカーを鳴らし騒ぐ…等々。今年も方々で荒れ模様になりたる由、十二日付新聞報道にて知りたり。又か…、何故に…の思ひ胸中に交錯せば、時置かずして怒り湧き来るを感ず。馬鹿たれどもめが! 輩の為せる諸々の所業、故在ってのことなるや。此の世の中悉く面白う無くて騒ぐのか。斯くの如き末世をば招来せしめし権威、権力、将又不甲斐無くも傲慢頑迷なる我等“大人”に対する挑戦か。旧習を打破せんとする熱情の表れか。否、輩に掲げ謳う大義無し。なれば、何が面白うて騒ぐのか。輩は騒がんが為に出掛け来たやふに思われてならず。唯騒ぎ暴れるが目的ならん。完全なる思考停止、イマジンの欠如。斯様な輩には、成人に付与さるる権利の一時凍結、精神修養のためのボランティア活動への強制参加等々、厳罰を以って処するの他無し。馬鹿たれには其れに相応しき対応為すの他無し。 親の庇護を離れて独立独歩生き行かねばならぬ身であることを自覚し、此の国を支える一員と成りたるを宣言するが成人式。と謂ふて、二十歳に成ったからとて即座に思慮深き人間に変わる訳でも無く、賢く成る訳でも無きは万人承知。なれど式典にて傍若無人に振る舞うが許さるる筈無きも亦、万人承知。されば温情無用、式典主催者は刑事告訴も辞さぬ毅然たる態度で臨むべし。「荒れる」を嫌ひて成人式廃止を検討せる自治体多しと聞き及ぶは残念。無法が罷り通るを認めるが如き式典廃止には断固反対す。 ☆ ☆ 十三日、西川きよし参院議員が大阪府庁にて記者会見、今夏の参院選への不出馬・政界引退の意向を表明せり。「初当選の時から三期で卒業させてもらおうと決めていた」「四期は長い。多選は避けたい」と言ふが理由らし。 一九八六年初当選以来、三期十八年。大阪選挙区連続トップ当選は単にタレントとしての人気に拠るものに非ず、庶民の視線を忘れぬ政治家としての実績が在ったればこそだらふ。国会内にては会派に属するも、選挙戦は八六年初陣以来常に無所属を通した律儀さも亦、有権者を惹きつける要因となったやも知れぬ。三期と決めておったとあらば、自分の為すべき仕事を成し終へたと謂ふ事か。議員生活につき「悔いは全く無い。無所属なので不安、寂しさは多少在った」と語るを聞きて納得せり。 年齢を思へばもう一仕事出来ようが、確かに参院議員の四期二十四年は長過ぎ、多選の弊につきては何を為し居るか皆目分からぬ老議員を見ればよう分かる。参院刷新は先ず以って議員の刷新から始むるが近道、との考へをば率先垂範せしか。西川の引退、議員バッチに恋々とせる先生方多き中、初当選時に決めたる三期を以って「悔い無く」辞するは天晴れ。 ☆ ☆ 「現代教養文庫来月復活、一冊でもOKオンデマンド方式」。新聞見出しを見、「やったか!」と喝采せり。読みたしと思い居りし幾冊か、運良く入手できるやもの期待膨らみたり。復刊第一期作品百点中に目指す書幾冊? 四六判にて価格は二、三千円になるらし。詳細速やかに入手のこと。 ☆ ☆ 道都大・鎌田入団。コンサドーレ札幌は十六日、道都大・MF鎌田安啓(23)と契約せり。今季新人八人中五人が道内学生選手にて、コンサ発足以来最多の地元採用となれり。静岡県浜松市出身、浜松湖東高―東海社会人リーグ・ヤマハ発動機―道都大。「城福敬強化部長は『練習試合でプロの連中を置き去りにしたスピードと切れに注目した』と獲得した理由を挙げる」と報道に在り。コンサを支える若手としての期待大なり。 ◇ ◇ 十六日、コンサ十代目監督・柳下正明氏(44)の初会見。チームの印象を「攻撃時はスピード感があり、思い切ったプレーをするが、その特徴が出ている時と動きが全く悪い時で差がある」と語るも、我に言わしむれば当たり前の事をば云ふでないの一言。J1、J2を問わず、どのチームにも言へる事なれば敢えてコンサの印象とせるは眼力不足か、先々懸念す。 今季の目標は「自分たちで常に主導権を握る、アクションサッカーで上位を目指す」と謂ふ。常に主導権を握りたれば負けること無し。どのチームも其れが出来ずに苦しんでおる。だから如何にせんとするか。其の為に柳下監督が選手に求める五箇条とて、勝つ為には当然の心得にて今更申す迄も無き事なり。プロならずともサッカー選手たる者、常に考へおることならん。 昨季コンサの試合から云へるは、プロ意識の欠如。先ず以ってプロの何たるかを叩き込むが先決、と思へてならず。己の人生をサッカーに賭けるの熱情、信念微塵も感ぜられぬ試合幾度見しことか。昨今、スポーツ界に精神論忌避の傾向顕著なるを我嘆く。忍耐と努力こそ己の人生を切り拓く力。若き戦士に休息の時無し。眠りてもサッカーを考へ、起きて果敢に戦ふがプロ魂。「此れが俺の生き様だ!!」と、我が胸に突き刺さる熱きシュートを見たし。新監督は大いに精神論を語るべし。 ★ ★ ◆17日=阪神大震災から9年、祈り深く。 ◆16日=陸自先遣隊が出発。イラク南部調査、下旬に結果報告。輸送機も新千歳離陸。 ◆15日=イラク。バスラで数万人デモ、暫定議会の直接選挙求める。 ◆14日=月面有人探査を再開、大統領発表。米、2015年にも新宇宙船で。 ◆13日=バグダッド。国連、軍事顧問ら派遣へ。本格的な活動再開の動き。 ⇒日英、イラク支援協力。防衛首脳が一致。 ⇒イスラエル、アサド大統領を招請。「和平交渉を」シリア側は否定的。 ⇒米訪朝団、寧辺視察6時間。韓国側に説明。 ⇒米・メキシコが関係修復。両大統領、不法移民合法化案を評価。 ⇒ドイツ車もイタリア製の靴もメイド・イン・EUに? 欧州委が統一表示を検討。英紙が報道。 ⇒新型肺炎疑い例、今冬3人目確認。中国。 ⇒パート社員にも育児休業。厚労省が法改正案、2005年度の実施目指す。 ⇒大陸棚調査へ新会社。3月中に政府契約、日本経団連中心に。 ⇒信託3業務(財産管理、代理店、受益権販売)登録制に。法改正案全容、事業会社参入促す。 ⇒山口の養鶏場、鳥インフルエンザ確認。6000羽急死、残り処分へ。 ⇒高校サッカー。国見6度目V、平山が連続得点王。 ⇒荒れて対策、でも荒れて…。ハタチの式典イタチごっこ。 ⇒岩内で心中か。中3死亡、父親は重体。 ⇒東農大、網走・生物産業学部に“知床学科”。2006年度から、野生動物を幅広く研究。 (以上、読売新聞から) |
平成十六年一月十一日(日曜)曇後雪 遂に来たる。此の冬は雪少なく年寄りには大助かりなどと近所と話しおりたれども、雪の量毎年変わり無く帳尻合わすらし。此の一週間、雪掻きに追われ疲労困憊思考停止状態なれば書も読まず、新聞すら拾い読むばかり。残りしもの裏庭の雪山と筋肉痛のみ。今宵も亦、降り続きおれば明朝幾センチの雪を見るか。床に入りても回復の見込み無き我が老骨の軋み、如何に癒さん。 先ず七日夜よりの雪、八日朝には二十センチ積もりて八時頃より始めたる除雪、休憩すること無く正午過ぎ迄四時間強を要す。急ぐこと無し一日仕事と思い定めて緩りと為せど、流石に疲れたり。足腰腕とは謂はず全身軋みて湯に浸かりても変わり無く、床に入りても寝返る度に痛みて閉口せるも情け無く、哀れなり。 九日付朝刊によれば、降り始めより午後五時迄の降雪量、阿寒町中徹別六十二センチ、阿寒湖畔五十二センチ、厚岸町太田四十八センチと今冬一番を記録せりと。都市部にても釧路三十センチ、北見二十五センチの量。斯くして空の便、フェリーの運休相次ぎしとぞ。 八日夜より九日にかけ札幌市を中心に大雪。午前十時現在の札幌の積雪量六十七センチと報じらる。さらさら雪にてあれば雪掻き二時間にて終了せるも、前日の筋肉痛残る身には甚だ辛し。 十日、早朝より断続的な雪にてふぶきたり。雪時折やむ間に玄関口をば除雪為し家の前に掻き集む。然したる量とは思わなんだに翌十一日朝、窓外に在るは降雪量二十六センチの湿り雪。又々の除雪運搬に三時間弱を要す。我が老骨の軋み激しく五体悲鳴上げて止まず。朝刊、新千歳百十五便欠航を報じおりぬ。 ☆ ☆ 六日、真駒内駐屯地で行われし陸自第十一師団の「さっぽろ雪まつり協力団編成完結式」における竹田治朗師団長の挨拶、些か面白く無し。 「自衛隊のイラク派遣に対する反対運動に触れ『度が過ぎたデモや街宣活動があって協力する環境にならない場合は撤収も含めて検討する』と述べた」「約九百人の隊員を前に『時節柄、筋違いのデモや街宣活動が起こるかもしれないが、毅然とした対応をしてほしい』とも述べた」(6日付・北海道新聞夕刊) あんた等の出方次第によっちゃー、雪像なんて作らないよ、と謂ふ事か。発言の真意那辺に在るやは判らねど、隊員を鼓舞せんが為の一言とも思へず、誤解を招くが如き物言ひなるは確か。既にまつり実行委に協力を約しおるを考へれば、発すべき言葉ではなかろふ。思い上がりもいい加減にせい、と我等より叱咤されて何と答へるや。「其は真意にあらず」と言ふたとて弁解にしかならぬ。誤解が誤解を生み易き斯様な時節なればこそ、上に立つ者は物言ひに細心の注意を払ひ、厳に言動を慎むが肝要なり。 戦地に赴かんとする兵が街宣・デモ如きに気を尖らせて何とするか。例へデモ隊が雪像を破壊したとて、幾度でも唯黙々と作り直す度量と忍耐無くばイラク復興支援など到底出来ぬ。師団長は理解しおるかや。 ☆ ☆ 北海道フットボールクラブは七日、コンサドーレ札幌初の地方組織「コンサドーレ旭川ユース・U−15」を設立する旨、発表せり。入団一次セレクションは今月二十四日の予定。 今春入団が決まりおる筑陽学園高(福岡)のMF桑原剛選手、七日の全国高校サッカー選手権準決勝・対鹿児島実戦にて決勝FKを決めたり。四試合で三ゴール。チームを良く牽引、初陣にして決勝戦進出を果たす原動力となりおるは見事。今季、コンサでの活躍期待するところ大。楽しみな新戦力なり。 ★ ★ ◆11日=イラク。米軍、石油泥棒7人射殺。首都では米兵3人死傷。 改革派封じに反発広がる。全知事、抗議の連判状。 ◆10日=イラク警察が群集に発砲、6人死亡? ◆9日=イラク支援、陸自先遣隊に派遣命令。30人、来週出発。空自本隊230人にも。 ◆8日=陸自先遣隊、10日イラク派遣命令。公明が了承。 ◆7日=迫撃砲で米兵35人負傷、バグダッド西郊の基地攻撃。 ⇒自衛隊のイラク派遣を支持。イラン大統領、川口外相と会談。 ⇒アフガン。爆発、子供ら16人死亡。 ⇒イラン・エジプト国交回復、両国合意。 ⇒印パ、本格交渉開始へ。来月から「カシミール」など議題に。 ⇒米陸軍、イラクなどの残留志願兵士にボーナス。 ⇒米・BSE感染牛、DNA鑑定で「カナダ産」と断定。米農務省。 ⇒「喪失を想う記念館」。グラウンド・ゼロ・メモリアルの設計案決定。 ⇒英司法当局、ダイアナ元妃事故死の調査開始。 ⇒戦没者の追悼施設、福田官房長官「当面着手せず」。 ⇒65歳まで就労可能に、「継続雇用制」など義務化。厚労省方針。 ⇒「90−100円水準が適当」。GM会長、円高望む発言。 ⇒米使用の抗がん剤、日本で3割未承認。京大探索医療センター調べ。 ⇒ドル売り加速で東京円高、一時106円9銭。3年4か月ぶり。 ⇒ソニー会長「最低経営者」、米経済誌選ぶ。 ⇒商品先物大手・東京ゼネラルが貸借対照表“粉飾”。業界団体、2000万制裁。 ⇒貴乃花部屋、初場所後にも誕生。 ⇒名古屋空港墜落事故訴訟、原告側控訴へ。中華航空側「控訴見送り」確約なしで。 ⇒ドン・キホーテ本社脅す、青酸カリ送り「5000万出せ」。120人分致死量「混入する」と脅迫の男を逮捕。 ⇒1年半前の宝塚殺人。犯人自殺、遺書で“自白”。名指しの共犯2人を逮捕。 ⇒乳児に誤注射、7分間心停止。神奈川の県立病院、ミス認め謝罪。 ⇒中国漢方薬を服用後死亡。上海で購入の男性、山口県「死因の可能性」。 ⇒医師名義借り、税務調査。道内2病院1300万追徴、国税「給与」偽装と判断。医局・教授らも調査へ。 (以上、読売新聞から) |
平成十六年一月五日(月曜)晴時々雪 年明けて早五日、御用始めの日とはなりぬ。暮れより穏やなる天気にて雪も時折ぱらつく程にてあれば、雪掻きに外へ出ることもなく終日閑居せる日々続きたり。酒を呑む時間多くなりたるを除けば、正月とて我には何時もと変わらぬ暮らしぶりなれど「今年こそは云々…」の気少しく起こり来るは、やはり新年を迎へし故か。其れにても確固たる決意持ちて蹶然と起つの気更々無く、出来ることなれば然ありたしと漠然と思ふのみ。身に染み付きし貧乏性にてあれば、旧年と変わらず又齷齪日々暮らし行くが精一杯、果たせぬ目標など立てぬが賢明と云ふべきなり。 世間様は屠蘇気分抜け、大いなる躍進期する新年始動の日。テレビニュースにて観る諸々の光景、期待あり不安あり先を読むは中々に難し。我は未だ正月気分にて、テレビ眺めつつ残りおる御節の始末するが如きに酒酌み居たり。齷齪は明日よりか。 ◇ ◇ 大晦日、銭湯より帰り来て年越しの宴。馳走など左程無けれど皆々一年を無事過ごし得たるが一番の馳走なれば、笑い多くして盃重ぬるも速し。何やかや語らい呑みおれば一刻も経ぬ間に酔い廻り来たりて横臥せり。暫し微睡みたるか、女房に揺すられ我に返へれば年越し蕎麦出来上がりおりてあれば、皆共に長寿を願いて食せり。 初詣に出掛くる積もりでおりしに、蕎麦食したる後には億劫先に立ち女房共々其の気消え失せたれば、テレビ中継されおる除夜の鐘一つ二つ聴きて床に就けり。横になりて、過ぎ去りし一年顧みんとて思い巡らせど、未だ酩酊せるか此の二日三日の事も覚束無き有様にて、兎にも角にも生きて年を越せたは上々の万々歳と独り納得したる迄は記憶しおれど、後は知らずの白河夜船。斯くして我が二〇〇三年、平成十五年は終わりたり。 ◇ ◇ 元旦。前夜申し合わせし通り皆々遅起き。女房何時もよりは遅けれど七時前には起床せる気配なれど、我床の温もり離れ難く八時頃ようようにして抜け出せり。先ず窓外を見れば雪降りおらず天気もまずまず穏やなる元旦なり。人通り無く走り行く車も無くて静かなるも亦元旦に相応しき光景なり。洗顔の後、旧年を背負い来るが如き分厚き新聞開き昨朝に増して緩りと眺む。 新年の膳を囲む前に神社に詣でんと謂ふ女房に急かされ出掛くる。到着し見れば既に参拝客列を成し、我ら待つこと三十数分にして漸う神殿前に着けり。賽銭投げ入れ柏手打ち、家内安全無病息災祈願致し帰る。一息入れ、女房用意せし形ばかりの祝い膳囲みて屠蘇回し飲み新年交礼。一年ぶりの雑煮を味わひ節料理肴に酒宴と成る。届きし賀状眺めつ呑むも亦楽しからず哉。 友よりの賀状に在りし一筆。「『…煩悩具足の凡夫、火宅無常の世界は、よろづのこと、みなもて、そらごと、たわごと、まことあることなきに、たゞ』酒飲み眠ることのみぞまことにて…。などと思いて今日も過ぎゆく。帰命尽十方無碍光如来、ナマンダブ」。正月早々「歎異抄」出で来てナマンダブ。いやいや有り難し有り難し、酒飲み眠ることまことなれば友の生かされて在るは疑い無し。弥陀の慈悲に生かされ抱かれ居る友へ南無阿弥陀仏。 ◇ ◇ 三日。午前八時より朝風呂なれば半過ぎに出掛けたり。番台の若奥方と新年の挨拶交わし浴室に入れば、既に十数人の客在りて常連の顔も見えたれば挨拶為す。サウナ少しく込みたれども小一時間汗流し元日からの酒気抜きて戻りぬ。さて其れより正月とて朝なれど麦酒にて喉潤せば、後はお決まりのコースとなりて昼餉夕餉と呑み続く。「随分と呑みますね」と女房笑いおるも正月なればこそか。 ☆ ☆ 三日付読売朝刊見出し「K−1紅白に打撃」。引退から二年、廃業により角界を捨てた?元横綱・曙太郎と人気格闘家ボブ・サップの対戦「K−1プレミアム2003 ダイナマイト」視聴率が19.5%を記録、「紅白」視聴率低下に繋がったと謂ふ。 近頃は格闘技番組、取り分け「K−1」の人気急上昇なれど此の視聴率、格闘技ファンのみによるものに非ず、元横綱・曙の転身に興味を寄する諸々の人間が観たるが故の数字ならん。三分もせでサップの一撃を食らひ、前のめりに無様に崩れ落つる金髪染めの元横綱。視聴せし者、此のシーンを如何な感慨持ちて眺めおりしや。 後援会も無く金も無く、部屋を持てる当ても無いとあらば角界に留まる術無けれど、苟も横綱の地位に在りし者が事もあろうに「K−1」に参戦するなど許し難き事、国技・相撲を愚弄する行為にして忘恩の徒の謗り免れず。と、我も考へぬではなけれど、其は他人の要らぬ御節介と謂ふものにて、我ら口出し無用。曙の人生は彼自身のものなれば、傍から何だかだ云ふに及ばず。 金の為と言ふてしまえば其れ迄。妻子を養わねばならぬ身、金の為に働くは当然。過去の栄光のみにては金など入り来たらず、我が身を賭して稼ぐ以外生きる道無しとせば、多少なりとも実入り良き格闘技界に転職したは正解やも知れぬ。ただ、相撲を捨てての転身なれば元横綱を標榜すは未練、「YOKOZUNA」トランクスいと見苦し。一介の大柄男としてリングに上がるが好し。 要らぬ御託は無用、我ら曙太郎君の格闘家としての船出を祝しやるが好し。初戦は無様なKO負けなりしも、其れとて練習不足故の事と許すが好し。今後練習を積みて、あの体躯と相撲技を生かす術を体得せば、天下無敵のK−1戦士に成るやも知れぬ。其の日の来たらんことを願って、我声援を送らん。 ★ ★ ◆5日=タイでテロ、2人死亡。戒厳令拡大へ。 ◆4日=陸自先遣隊16日にも出発。イラク支援、政府が最終調整。 ◆3日=サマワ。市民ら職求め暴徒化、6人死傷。 ◆2日=米専門家、6日から北の核施設視察へ。米紙が報道、米政府も承認。 ◆1日=バグダッド中心部で爆弾テロ、8人死亡。(現地時間31日夜) |