不定期日記 2009


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   6/30(火)  本屋で文庫やらコミックスの新刊コーナー眺めてて「天食」(泉昌之)を発 見。全作品単行本未収録とか書いてあったが、確かに雑多で少し古い作品が並 んでいた。とりあえずパラパラと見て、本郷さんが出てくるし食べ物ネタなの で購入。ここで買い逃すと後で苦労する。  泉昌之というか久住昌之の食べ物関係の話にはずれないな。  本のタイトルにもなってる「天食」なんか田舎の食堂で天ぷら定食食べて外 すだけの話なのに面白い。駅弁を食すだけの「夜行」からして素晴らしい傑作 だしな。今回ラストで「旅になんて出なければ良かった」でしめていてニヤリ。  本郷さんが侍になっただけにも見える「食い改め候」とか、細かいうざった さが巧い「ブギ・ウギ・オヤジ」とか、実に泉昌之で堪能。  カップ焼きそば食べて膝叩く時のちゃぶ台押したり戻したりって細かい描写 とか妙に面白かった。牛丼のくだりはダンドリくんを彷彿とさせた。  ダンドリくん、また描かないかなあ。そもそもなんで終わったのかよくわか らないんだが。雑誌廃刊した訳でもないようだし。  今描いたら雰囲気変わるだろうなあ。携帯電話とかPCの有無って大きい。
6/29(月)  久々に新刊出たの知って、本屋で「エロイカより愛をこめて」35巻(青池保 子)を購入。前から2年半ぶりなのか。  番外編がほとんどだが、ロレンス出てくるとやはり面白い。  ソ連崩壊までの頃と比べると雰囲気とかも変わった部分があるけれど、今で も劣化しないのは凄い事なんだろうな。鉄のクラウスはずっと鉄のクラウスだ し。スペックや人望などだけ見るとスーパーキャラなんだが、そういう扱いに なっていないのが巧いのか。微妙に不遇だし。  本編の方は序盤なのでまだどう膨らむか様子見。正面から子熊のミーシャと 争う展開も見たい気がする。   プラッシーのペットボトルをスーパーで見かけて購入。  こんな味だったか。前に飲んだのが思い出せない昔なのでどうにも判断がつ かない。果汁10%ねえ。決してまずくはないが凄くチープなテイストだ。  一般の店で売っていないのが売りだった気もするが、売り出しにかかってい るのか。生協関係のみ販売網にしているのか。
6/28(日)  積んであったDSの「風雲! 大籠城」を起動。  籠城して敵の侵攻に対して兵を配置して、一定数を守りきればクリアとシン プルなルールで分かりやすい。リアルタイムストラテジーに入るのだろうけど 味方が死なないのと、いったん配置したら撤退させるのは出来ても移動はさせ られないというのは珍しいような気がする。シミュレーションゲームというよ りテトリス要素のないランパートという印象があった。  説明モードだけでやり方は理解できるし、ストーリーモードでは最初は槍兵 と弓兵だけとか制限させつつ出来る事を増やしていったりと、分かりやすさを きちんとしているのには好感。基本タッチペン操作だけど、オンリーではなく て十字キーとボタンでの操作も対応しているのも何気に良い。  空からの攻撃がいかに地上で脅威か認識するな、これ。  午後になってサツキの鉢植えを並べていた棚の配置を直すとかで、いったん 鉢植えをどけて木の板やら土台の石やブロックを退ける作業。けっこうな生態 系の破壊になってしまい驚いた。蟻が散乱したり、大小の蜘蛛が走り回ったり、 ナメクジがやたらと張り付いていたり。団子虫とかゲジゲジも陰から這い出し てい。また放っておくと群がって来るのだろうけど。  しかし、ブロックにつまった土からやたらとミミズが出てくる率が高かった が、あれはどうしてなのなのだろう。石に囲まれた小さな空間でそれほど餌が あるとも思えないし。    注文してた無線LANの中継機到着。  作業を終え歩出掛けようとしていた所だったのでとりあえず玄関に置いてお いた。結局、そのまま開封せず。設定に手間取るものでもないし、週前半で何 とかしよう。
  6/27(土)  ようやく「立体ピクロス」クリア。  長かった。それでいて少し惜しい気も。  やろうと思えば配信の問題とかもあるのだろうけど。  まあ、しばらくいいや。  まだ他の本屋には出回っていないのにメロンブックスには山積みになってい るのだな、鬼月あるちゅの本。購入。  尋常でなく書き下ろしとか豊富で驚嘆した。  昨日は幾つかの店で完売だった「Wii Sports Resort」を見かけ、購入。  買おうかと思っていて「Wii Sports」はそのままになっていたが、Resortは 「ウェーブレース」とか「パイロットウイングス」とか彷彿とさせてくれたの で購買欲上昇だった。  早速やってみたが、これは任天堂だよなあと思うレベルの高さだった。  投げて犬に取ってこさせるフリスビーも、アーチェリーも、チャンバラも楽 しすぎる。ピンポンとかも何気に面白い。  遊覧飛行はちょっと操作法が意外だった。操作管としてではなく飛行機自体 と見立てて動かすというのは初期にハドソンがやっていたような記憶がある。  空を飛ぶの自体は楽しい。ドラクエ8で延々と空を舞って下界を眺めていた のを思い出した。リングを探して潜り抜けるという本来の目的に従事してもい いが、制限時間一杯ゆらゆらしつつ墜落するのもありだな。 
  6/26(金)  どうも二階の自室での通信環境、電波が弱くていらいらとさせられる事が多 かったが、改善を図ろうと決意。  前に二階までもカバーする強力設計という触れ込みに騙されて買い換えた無 線LANの親機が余っているから、モデムからLANケーブルを延ばして階段上辺り に設置したら良いのではないかと考えたが、廊下を横断するケーブルは邪魔だ ろうから断念。  何かないかと調べていて中継機を部屋と親機の間に置けば良いと判明。ヤマ ダ電器に行ってみたが、それらしいハードは見当たらず。店員と話をしたが、 置いていないし、パソコンショップでも取り寄せかもなどと言われ、ならば通 販でいいやと思い撤退。しかし、そんなに需要ないものなのか。  家に帰ってからAmazonで注文。けっこうするな。
  6/25(木)  立体ピクロス、ビッグチャレンジのひとつを開いたら10個近く分割のパズル が出てきて少し心が折れそうになった。  刃牙、鍛えられない皮膚へを対象とするのであれば、ケンイチでの擦るとい う回避不能な攻撃の方が頷きやすいなと思った。そもそも自分で女子供の技と か見下していたのを拾うなと言いたい。  もうすぐアメトークだなと思っているうちに眠ってしまった。
  6/24(水)  仕事ではない用事で東京行き。  天気予報が午後から雨だったのでどうかなと危ぶんでいたら朝から振り出し ていた。ただ、昼過ぎに自由行動になる頃には止んでいた。後で降るよりは良 いのだが、外れだな、予報。  先方から最寄り駅まで車で送って貰ったが、途中で見覚えのある所に出たの で、行き先を変更して貰った。浅草駅で降りた。  松屋の裏から焼きカツの店桃タローに向かった。最初から予定していたら店 は閉まっていただろうが、まったくの偶機、紛れによる時を得ての来店であれ ば、油断しているに違いない。果たして、ようやく三度目だか四度目にして入 店に成功した。上やきかつ定食を注文。  揚げたカツとは衣が違うので食感に変化がある。肉自体も柔らかくて美味し い。豚汁の玉葱のとろけ具合も素晴らしい。確かに良い店だ。  一時過ぎで空腹だったのでご飯大盛りにしたが、どうにも量が少ない茶碗で まあ、こんなものなのかと食べて会計を済ませたら、普通盛りの値段だった。  オーダー間違いか。何だこの嫌がらせは。でも機会があったらまた来よう。  東京の行き来の間は、立体ピクロスを進めると共に山田正紀の「阿弥陀を読 んでいた。  面白く読めたのだけど、絶賛するにはやや微妙な読後感だった。山田正紀の 作品という事でハードルが凄く高いのは確かなんだが、何かもう少し。  思うに、三人称で書かれたらだいぶ感じが変わったのではないか。  語り手が逃げた妻について何度か述懐していたけど、妙に上滑っている感じ であまり効果がなかった気がする。三人称文体で火那子なりとの会話で扱われ たら、もう少し印象深くなったかもしれない。  謎自体は確かに不思議なんだけど、それによって誰も被害を蒙っていないの であまりどうなってしまうんだろうという緊迫感が生まれなかったのも今ひと つ感に繋がったか。婚約者が序盤早々で端役に堕してしまうし。後で振り返れ ればそれも理由があるんだが。  山田正紀作品ってほぼ外れはないけど合格圏内での出来幅が恐ろしく広くて 今回はそう凄い傑作群には到らなかったという事なのかな。  他の作家が書いていたらそれほど気にならなかったかもしれない。  後で書かれた「風水火那子の冒険」の方を先に読んでいたのも悪かったか。  秋葉原も寄ったが、珍しく新作の同人誌一冊も買わず。谷間の時期だしな。  早々に北千住に向かった。  帰りの列車で食べようとさぼてんでかつむすびを購入。  天むす風にトンカツが具のおむすび3つとエビカツのが2つ入っていてなか なか美味しい。ピクロスしたり本読みつつ摘むのに調度良かった。今回運転が ないので缶チューハイも購入して、ゆるゆると午後の列車旅を楽しみつつ帰宅。 
  6/23(火)  イブニングの餓狼伝、反撃ターンまで行くかと思ったが、その予兆のみで終 わったか。素直にピザ手で払えばいいのに。  最近、さるお笑い芸人のおかけで、他の芸人、関心なかったりむしろ嫌いな 部類だったりした芸人に対してまで好感度なり評価が高まっている。敵の敵は 味方というのとは違うな、駄目な奴を見るとそこそこきちんとやっている人を 評価するようになるという心理効果か。  実力がないのになまじっか名だけあげちゃうのもある意味地獄なのだろうな あ。階段上って外されるというか、上がれば落ちるしかないというか。
  6/22(月)  車の点検の葉書が来たがいつにしたものか。  とりあえずワイパーのビビリを何とかしないと。  持ってけば洗車してくれるが、汚れたまま持って行くのもあれだが、雨の日 に行けばいいのか。
6/21(日)  自動車保険の実質更新作業。  話が長かった。心持ちコストダウン。  明細の説明の際に「たまたま無事故だったので云々」という表現を何度か使 われたが、違和感を感じた。文脈とかにもよるけどどちらかと言えば無礼な物 言いじゃないかと思う、顧客に対してのものとしては。  
6/20(土)  普段は行かない方面に遠征。  本屋とか中古屋とかを堪能。ただ、馴染みの所の方が品揃えとか良いな。帰 りの時間が国道使うとかなり短縮されるし。  会社から昼休みに行くにはちょっと遠い程度の場所にある喫茶店で昼食。そ このピラフとかの盛りが尋常でないのとけっこう美味いというので気になって いたが、休みの日に会社に向かう道など使いたくも無いし、縁が無かった。  確かに多い。普通盛りなのだが普通の店の二倍くらいある。これで大盛りに したりするとどうなるのだろう。サラダとかもついてるし。  味はなかなか。炒飯とはまた違った味わいがある。  やたらと入っている小さな海老が、本当は海老でなく代用品の虫の幼虫とか だったどうだろうなどと想像したりしながら黙々とスプーンを口に運び完食。  店の雰囲気も良かったし、ドリアも気になった。いつになるか知らないがま た来よう。
6/19(金)  「どら焼きの丸かじり」(東海林さだお)購入。  普段通りと言えば普段通り。そうか北京オリンピックの頃のが収録かなどと 中途半端な昔を思い出しつつ通読。しかしあの鳥の巣をあんかけ揚げ焼きそば で例えた人って他にいないだろうなあ。  いつもながら、視点の面白さと表現の軽妙さ、失笑モノのネタすら味わいと する筆力に感心する。レモンと蜜柑の偉さを比べるくだりで、唐突に山下清の 名前を出して「蜜柑の方が偉い」という筈だとか勝手に断言しておいて、自分 もそれに賛同するなどともっていく流れとかさらりとしているが凄まじい。詭 弁なんだが、自然でおかしみがあって、見事だ。ミカンの缶詰を語る時に座禅 を持ち出せる発想って何なのだろう。  表紙の帯を外した時の変な色以外は不満なし。あのデザインだけはまったく 理解できない。何故に同じ色にしないのだろう。  
6/18(木)  先週に買って積んでいた「あずまんが大王1年生」(あずまきよひこ) を読んだ。  何度も読んでいるのに、改めて読み直すと面白い。こういう間とか空気とか を形成している四コマ漫画が好きなのだと再認識させられる。  言葉にしようとしても難しくて野暮な説明になり、現物で味わうしかない何 物か。「よつばと」ともまた違うのだよな。当時と今という差だけではない。 新作部分を読んでも別物とはっきりわかるし。四コマ漫画と普通の漫画の違い もあるけれど、ある意味真逆とすら感じる事がある。言語化して説明はできな いが。  それにしてもけっこう描き直しとかあって得した気分になった。間違い探し みたいなのも楽しいし、差し替えになったのとかもあった。メディアワークス 版はそのまま販売続けるようだし、妙な戦略だな。巻末で電撃大王の広告載せ てたのにも驚いた。  
6/17(水)  発売まで1ヶ月切ったのに今ひとつ存在感が薄いなあと思っていたが、そろ そろまた「ドラクエIX」はCM攻勢もかけていくのか。ニュースの中での動いて いる映像とか見るとけっこう良い感じがする。雑誌とかスクリーンショットだ と少々辛いから、なおさら良く見えるのか。  少し評価見てから買えば良いかなとは思うものの、Amazonではいくらだと見 て定価以上の価格になっていたので少しうんざりした。一時的に品薄になって いるらしい「無限航路」も高騰している。  やはりしばし様子見しておこう。  それより立体ピクロス、あと2,3時間あれば失敗含めて終わる筈だが、これ で終わるのだろうな。コストパフォーマンスが良くて素晴らしいのだが、他に 移れない。上級だけ延々と続くのが分かったら心が折れると思う。
6/16(火)  「とある魔術の禁書目録」三巻読了。  本来だとというか、書く人が書くともっとグロくて悲惨で黒くなるのだろう と思う。良い意味でも悪い意味でもライトノベルなのだな。  敵の能力と強さ、あるいは弱さでいろいろと疑問符が残った。この手の戦い だとブギーポップシリーズを彷彿とさせるな。やはり主人公はボロボロになっ てなお立ち上がってなんぼだよな。引き続き四巻に行こう。しかし本当に巻ご とに落としていく感じなのか。最新刊だとどれだけの軍団になっているのだ。  昨日録音した「深夜の馬鹿力」テープを聴いた。  前のCDラジカセより明らかに音が良い。買い換えてよかった。あえてCD機能 を外したのも勝因か。  映画話の中で「T4」にシュワルツネッガーが登場すると笑いが起きるという 話がまったく理解できなかった。アメリカでは今でもヒーローだが云々と言っ ていたが、少なくとも映画では日本でもそういうイメージ根強いと思うけど。  ツインズとか幼稚園にしても、そういう前提があっての逆ベクトルのキャラ という捉え方だったけど。富山の若者がどう認識しているかは知らないけど、 伊集院の年代でそういう物言いというのは違和感強かった。   6/15(月)  更新の間が空いた。  これはもう立体ピクロスを何とかするしかないな。  もう少しで終わるのだが。
   6/14(日)  もう少し勿体無がって読まずに置いておこうかと思ったが、少しだけと思っ て手をつけたら結局、「偽物語」下巻(西尾維新)を一気に読了。  アニメ絡みとかのメタネタとか後で読んだらどうなのだろうと思わなくもな いが。黒歴史扱いされるような出来なら、むしろ別の意味で味わい深くなるだ ろうけど。なんかキャラデザみて不安になったのだが、どうにるだろう。それ に「刀語」アニメ化ねえ。こっちはむしろ映像作品として見た方が面白いよう にも思えるが。  あまりに「化物語」が良すぎて、「傷物語」にしても「偽物語」にしても少 し格下に思えるのだけど、贔屓もあるのだろうな。充分面白かった。  変なキャラをきちんと立てて描くのやはり非凡だよなあ。  あと前半の歯磨きプレイに衝撃を受けた。これをエロに結びつけるのは別段 西尾維新が初でないし、田中ユタカなども描いていたけれど、あくまで構図と か身を委ねるという部分についてが結びつくのだと思っていた。きっちりと描 くとこうも凄い事になるとは。目から鱗だ。本当に凄い。これだけでも読んだ 甲斐があった。  一方で、少なくとも一人称視点での異能力バトル的なものの描写力は弱いな とも感じた。阿良々木暦のキャラクターのせいかもしれない。圧倒的な不利な 戦いに臨む場合でも悲壮感とか絶望感とかがほとんど感じられないのが不味い のだと思う。戯言関係も含めて戦闘前の会話とか、終わっての嵐の後みたいな 情景描写は巧みだと感じるのだがなあ。  これで「化物語」読めるのも最後かと思ったが、後書きでまだ続くと予告さ れたので安堵感を覚えた。楽しみに待とう。でも前日譚だと戦場ヶ原ひたぎは 出てこないし、時間軸が後だとしても、もはやあの戦場ヶ原ひたぎが颯爽と毒 を吐く事はないのだな。  ひたぎの話では愕然とさせられた。何て酷い。  とんでもない事をしやがったな西尾維新め。憤慨も起きるというものだ。  変わり果てた姿もそれはそれで良いのかもしれないし、また反転する可能性 だってあるかもしれないけど。  前日に病院に運ばれというニュースを見かけて、あえて怖くて結果を入れな いようにしていたが、今日の新聞やテレビのニュースで三沢光晴の訃報を目に してしまった。四天王時代からずっと体を酷使して、受身の達人だからこそむ しろダメージを深く蓄積してきたのだろうと思う。  心からご冥福をお祈りする。  存在感のある素晴らしいプロレスラーだった。川田戦、もう一回見たかった。  
6/13(土)  KTさんが面白いとか言っていたので、試しに「とある魔術の禁書目録」に手 を出してみた。  わかり易いし、もっと中二病を患った主人公かと思っていたが、昔の少年漫 画の主人公っぽい主人公でとっつき易かった。とりあえず二巻まで読んだが、 続けて読もうという気になった。  一巻最後の設定はずっと引きずって行くのだろうか。あまり意味がないよう に思えるが。最初からシリーズ展開ならまた違った使われ方した気はする。  単語とか設定で、他作品との類似で気に掛かる部分は確かにあるが、この手 のもので何が最初という話しても泥沼だし。何でも最初は模倣だろうし。  もとはるの掲示板書き込みでデイヴィッド・エディングスの死を知った。  何度繰り返して読んだろう、「ベルガリアード物語」。  思わず「予言の守護者」を手にとって読み耽ってしまった。  続編「マロリオン物語」や「タムール記」とかも面白かったが、「ベルガリ アード」はその中でも群を抜いた出来だと思う。これからも何度も読むだろう なあ。ご冥福をお祈りする。  もとはると言えば、「アフタヌーン四季賞PORTABLE」で太田モアレの作品が 載ったのを送ってくれた。失望を重ねる中でこういうところで善行を積むので 侮れない。何かのついででよかったのだが、ありがたく読んだ。なるほどアフ タヌーンっぽい作品だ。ここから連載ではあーなるのか。面白い。  
6/12(金)  用事があり休み。  午前で済ませて、少し遠出して昼飯を食べに行った。  途中ヤマダ電器に寄り、「無限航路」とラジカセの小さいのとどっちを買う か迷って深夜の馬鹿力を取った。多分待てば安くなるだろう、多分。けっこう 面白そうで食指が伸びているのだが。宇宙の海だよな、漆黒の空間で艦隊戦だ よな。  寄り道していたので少々遅くなったがランチタイムに間に合った。blogの紹 介などで前から名前は知っていたが、来たのは初めて。ちょっと小道に入るう えに看板とかもなくて場所が分かり辛かった。  ハンバーグが名高い店だそうだが、今回はそれプラス肉類が載った写真から して壮観なセットを頼もうと思ったがメニューになし。訊いてみたら夜のみと かで、わざわざ来たのにと少し呆然と。しばしメニューを眺めてハンバーグを 注文。二種類のソースが掛かったやつにした。  しばし待つと、鉄板に乗せられて登場。  何だか楕円の鉄板部分をほとんど肉で占められている。そこらの店のジャン ボハンバーグとな名づけられているのより遥かに大きい。  ライスもそこらの店の大盛りより量がある。多分半ライスで普通なのだろう。  サラダは別についてきたものの、肉だけで添え物もないのだなと驚きつつ食 べ始めた。柔らかく美味い。トマト系のソースもチーズソースも合っている。  食べているとヤングコーンが現れたのでよくよく見ると、ハンバーグの下に 野菜が隠れていた。コーンだのブロッコリーだのと。全然見えなかった。  なんだかんだで完食。味が二種類なので飽きがこずによかった。  こちらに来た時には憶えておこう。昼時にはあまり縁がなさそうだが。
   6/11(木)  ちょっと欲しい本があったが普通の本屋だとないのでブックオフ回り。  けっきょく見つけられなかったが、何故か荷物は増えた。  
   6/10(水)  もう二度とFSSの続きは読めないのかなあとちらりと確認。  
   6/9(火)  久々に山田うどんへ行った。  やはり掻き揚げ丼セットが鉄板だと再認識したが、ややしょっぱかった。  多少煮詰まっていたように思える。それと干し海老はいつから入れているの だろう。うどんとかだと汁に浸されるので良いかもしれないが、ご飯で食べて いるとやや硬さが邪魔に感じた。  メニュー裏の通販広告でラーメンがあるのが不思議だったが、調べてみたら ラーメンのチェーン店もやっているのだな、知らなかった。  家で何となくさんま御殿見ていて、オードリー、ナイツと来たらもう一組足 りないような気がしないでもないが、09年前半に話題になった人とかのくくり だとあったので、一応納得。  餓狼伝、唐突に土下座始めた二人組みに油断して激高しているところを、い つの間にか現れた三人目に後ろから殴られるって、どこが武道家なのだろう。  まさかとは思うが、1対1じゃないと戦えないとかじゃないよな。  痛めつけるでなく、壊すなり殺すなりが主旨ならもう詰んでいる。ここから 逆転したとしても覚悟という部分で失ったものが大きすぎる。  やはりアライの時みたいに落とす為に丹波を持ち上げていたのか。でもあっ ちは主人公たる刃牙の噛ませ犬にする為だったけど、さんざん丹波の好感度下 げた挙句にこれで、いったい何をしているのかわからない。
  6/8(月)  昨日眠くなって早々に睡眠取ったわりに昼間ずっと眠かった。  久々に少年ジャンプの漫画を新刊で購入した。「黒子のバスケ」1巻。  最初の方は読んでいなかったが、食堂で暇つぶしに古いジャンプ読んでいる うちに目に止まり、今ではジャンプで読んでいる数少ない1本になった。  派手さには乏しいが、むしろそこが良い。華が無い訳でもないんだが。  万能型のヒーローではなくて、一芸特化タイプの地味な主人公なのが良い。  経験は浅く、それ故に競技スキルには欠けるものの、別ジャンルでの経験を 活かしてとか、もともとのポテンシャルはあり徐々に開花させていくというパ ターンでも面白いものは多いが、目立たないのがウリというのは凄いな。  二巻の初め辺りでだいたい既読部分に追いつくと思う。しばらくは進捗を見 守ろう。ジャンプだからなあというのがいろんな意味で不安だけど。終わった り、方向性変えられたり、無理に引き伸ばされたり。
  6/7(日)  朝起きて、とりあえず風呂につかった。  自然光で入るのもなかなか良い。  それから少しして朝食。  バイキング方式で好きに食べろという方式とも違って旅館風の内容で、味わ いはあった。生卵でなく温泉卵なのに、なるほどと思った。  洗面所で手を洗っていて、胸ポケットにあった携帯電話が落下。  ざあざあと水に打たれるのを慌てて取り上げたがずぶ濡れに。  狼狽しつつタオルで拭いたり、振って水切りしたりして、壊れていませんよ うにと祈る。  しかし恐る恐る確認してみると、液晶画面は沈黙を守ったまま。  もう宿を出る時間だったが、浴室まで行ってドライヤーで温風を浴びせた。  それでも駄目で死んだまま。  とりあえず宿を出た。  車で携帯を借りて調べてみたが、こうなると買い替えっぽい。番号そのまま で交換だとけっこう高いらしい。むしろ電話番号変えて新規契約にする方が安 いらしいが、そうなると今の契約の分は違約とかで発生するのか。  何たる無駄な出費。とりあえず電池を外したりして徹底的に乾かせば何とか なる事もあるとの事例にすがり、バラしてみた。個別に拭いたり、風に当てた り、日に当てたりした。  それから数時間。電池を元に戻して恐る恐る電源を入れてみたら、何とか立 ち上がってはくれた。  これほどほっとした気分を味わったのは久々だった。  一方、車は志賀高原方面へ。長野市内の親戚宅へ行くのが本日の予定だが、 せっかくなので入り口あたりまでは回る事にした。  その途中にある志賀高原ロマン美術館に立ち寄ったが、これが予想以上に面 白かった。  まず一階に吉本由美子作「ガラスの天使」が12体かな、置いてあったが、 美しくも格好良い造形に魅了された。女神転生でこう変換させるかと驚かされ るフォルムの悪魔が登場するが、それに似ているかもしれない。  暗くした部屋にガラスケースに収めて光を当てているのも効果的だし、本当 に素晴らしかった。この手のものに造詣が無いだけで、何を今更という方なの かもしれないが。  写真集とかあったら欲しいくらいだが、立体を見てこそか。  また見たいなあ。それと関東近辺でもどこかに作品置いてないか。  常設のもの以外に「書×デザイン 挑戦の系譜」展をやっていて、文字の機 能的な部分、文字自体の美しさとは別に、文字を取り入れたデザイン、文字自 体のデザイン化といったものを様々に展示していた。教科書とかにも出ていた 明治期の本とか、日本酒のラベル、落款印、書家の作品、等など。どんな形に なろうと文字自体の意味はある訳で、なんだかとっつき易く、見てて面白い。  そんなに広く、多数の展示物がある訳ではないが、非常に良かった。  ホトトギスとか、「我輩は猫である」とか現物を始めて見た。  ついで志賀高原は一沼と琵琶池まで。ほんの入り口だが、新緑が良い感じだ った。一沼では久々に野生のおたまじゃくしを見た。山の方だと今の時期なの だな。まだ足も生えていない。何か餌でもあったのか一所に群がっていたのは ちょっと不気味な感もあった。そもそも何を食べるんだったか。  琵琶池は湖といっても良さそうな広さだった。緑と水はいいなと思いしばし 眺めて戻った。山の方が靄っていたが、晴れているとさらに爽快だたろう。  その後は親戚の家に寄り、墓参りなどして、帰路へ。  途中SAで、おぎのやに尋常でないほど行列が出来ていた。それでも釜飯は一 種類だからぽんぽんさばけていたが、上と並とかあったら凄まじく遅延するの だろうな。しかし今や900円か。駅弁と比較するとそう高くはないけれど。  事故でもあったらしく、渋滞列が続いたりもしたが無事到着。
  6/6(土)  信州の湯田中温泉に出掛けた。  途中、不味くはないが美味いとは言えず、それでいて高めという蕎麦を食べ た。温かいからダメなのかと思ったが、冷たいのも同じらしい。信州なのに。  三時頃チェックイン。それほど大きくない鄙びた感じの宿。海ならともかく 山の温泉ではこういう方が正しい。  とりあえず休んでから、中野市のブックオフへ。幾つか買い物して戻って風 呂に入った。露天風呂とかサウナとかはないシンプルな作りだが、浴室全体と 浴槽まで檜作りで、なかなか風情もあり良かった。  夕飯はもう少しタンパク質が欲しいなと感じたが、なかなか美味かった。  筍の先を皮ごと焼いて剥きながら食べるのは、初めてだった。  テレビ見たり、立体ピクロスを進めたりして、就寝。  このところちょびちょびと進めていた「レキオス」(池上永一)を読了。  しばらく前に「テンペスト」に興味を持ったが、ハードカバー2冊組みなの で少し足踏みしている時に「テンペスト」の前により荒削りではあるものの原 点である「シャングリ・ラ」を読むべしといった書評に触れてそっちを先にし ようと思ったら、「シャングリ・ラ」を生み出した根幹は「レキオス」にあり 云々といった評もあって、じゃあそちらからにしようと改めた。  池上永一という名前に聞き覚えあったなあと思って調べたら日本ファンタジ ーノベル大賞を受賞していたのか。「風車祭」も名前だけは知っている。なん で今までまったく触れてこなかったのだろう。  そんなに多作でないから目に付きにくかったのかもしれない。  もしかすると沖縄を題材だの舞台だのというあたりに、何か思想的なものを 感じて遠ざけていただろうか。  改めていろいろ調べたらけっこう好みに合いそうだと感じた。  で、本屋で「レキオス」買ってきたが、これは面白い。何だこの無茶苦茶な 猥雑感と同時にすっとまとめていく手腕の心地よさ。  いろいろあった伏線の消化とか、単なる点景と思ったものが連なっていく話 の組み立てとか、久々に凄いものを読んでいると思いつつ読んだ。  キャラクターの立ちっぷりも尋常でない。  最初から読み返したら、きっといろいろと唸らせる所が出てくるに違いない。  ただ、同時に面白さにも関わらず読み終わって気になる部分もあった。何を やりたいのかはよく分かったが、何故という部分が今ひとつわからず。終盤の 取り違えとかも、知った上で連れて行ったと思っていたからむしろ驚いた。  それとヒロインであろうデニス、重要な役どころなんだけど、別段物語り上 でいなくても良いような気がする。あれだけキャラは立ってて、役どころも重 要なのに、何だか脇役っぽいんだよなあ。読者の目として機能するには、出番 が限定しているように思えるし。無理やり最後主人公として目覚めて大活躍と かよりもいすのかもしれないが。  劉なんかもインパクトあったし、最後に何か絡むと思っていたんだけどな。  サマンサ・オルレンショー博士が圧倒的過ぎるのが悪いのか。彼女を描いた だけでもこの本を愛したと思う。池上永一凄いな。素直に感服した。  終盤の改変とかももっと衝撃的でしかるべきなんだろうけど、それほどイン パクトがなかったな。日本でなく沖縄だからか。描かれている沖縄があまりに 混沌とした異世界として感じられていたからか。  世に出るに当たり、何百枚も編集サイドから削られたらしいけど、それが含 まれていたら、読んでちょっとはしょられているなあと思った部分は補完され たのだろうな、惜しい。少しぐたぐたになりそうなのを削り抜いたからこそあ の疾走感が生まれたのかもしれないけど。  つまらなくて文句言うのでなくて、面白かったが故に文句つけるというのも 珍しいな。とりあえず当たりだった。  残りの作品も全部読もう。とりあえず方向性はまるで違う「風車祭」が読み たくなっている。 
  6/5(金)  盛りがえらく良い焼肉丼を食した。  肉とご飯、スープだけなので単調なのだが、特に嫌になる事も無く完食。  なかなか美味かった。途中でラー油でもかけて味に変化をとも思っていたが 甘辛の味付けだけで通した。  スープが少し風変わりだったな。ラーメンスープでもなく、もっとあっさり した魚介類でダシとった感じで。  感じは良い店だったし、今度はチャーハンを試してみよう。普通盛りで。
6/4(木)  このところ立体ピクロスと朧村正の魔窟挑戦しかしてないなあと思いつつ、 ピクロスを進めた。面白いのだが、いい加減ケリをつけたくなっている。  上級編終わったら最上級編とか出現せんよな。
  6/3(水)  どうでもいいが、「クイズ雑学王」はあんなに回答者いらないだろう。  何だか被っているキャラが出ていて片方空気みたいな事もあるし。  トークとかほとんど無しでガチで争うなら別だが。
  6/2(火)  コンビニに立ち寄って雑誌コーナーをざっと眺めたら、「孤独のグルメ」新 作とあったので手に取りレジへ。  いつから不定期連載になったのだろう。入院話から今回までに何作か掲載さ れていたのだろうか。普段手に取らないから見逃してるかもしれない。  静岡のおでんに行きそうでズラすのが面白いと言えば面白い。何だか美味そ うだった。網焼きコロッケというのもあまり目にしないんだが。  入院話の時にも感じたが、旧作と比べてやや顔つきが弱い、または線が揺ら いでいるような絵が混じっている。入院しての衰弱を表現しているのかと思っ たが違うようだし。版の大きい雑誌だからで、コミックスサイズだとまた印象 は違うのだろうか。  それにしてもドラマCDか。何か違う気がしないでもない。  買ってしまいそうだけど。  
  6/1(月)  今号の「キン肉マンII世」、逆さまになれば死の砂時計が逆転するというの をやり始めた時に、ゆでたまごの真骨頂を見た思いがしたが、さすがに瞬時に 否定されたか。でもジャンプ時代のキン肉マンなら、これで問題をクリアした 気がする。  試合中で偶然とかならともかく、最初から考えていたなら、素直に逆立ちし てみれば良かったじゃないか。わからん。  しかしキン肉マンの動向にクローズアップされ過ぎて、ケビンマスクの存在 感が薄くなっているような。気のせいか。
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