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絵と音楽はもうやらないのかな…。

「面霊気」で中禅寺が榎さんのことを、人の噂を気にして商売替えするような殊勝な人間じゃないというようなこと(全然正確じゃないです)と言ってましたが
探偵を始めるきっかけは世間の噂だったんですよね。
人目を気にしない榎木津もこれには閉口してみたいなことが姑獲鳥に書いてありました。
姑獲鳥のころの榎さんはまだ少しまともだったから当時の榎さんは気にしたのか(笑)。

それとも、ヒロポンでもやっているのではないか、という噂が
お兄さんのお店に迷惑になるようなことでもあったのでしょうか。
などと妄想(笑)。

陰摩羅鬼の瑕で(2)

目を閉じていても視えるってどういうことだ?
シリーズ最初のほうで、人の記憶が網膜に再構成されるという表現がどこかにあったと思うのだが。

通常の見え方ではないのだから、網膜さえあればいい、というよりむしろ脳が受信してしまうのかもしれないが。

ちょっと京極堂さんに再説明をお願いしたし。

それとも失明状態時に限り?
いや、それでも理屈がわからないんだけどさ。

目を閉じたときぐらい視えないようにしてあげたい。

陰摩羅鬼の瑕で

本文に入れ忘れたので(たいしたことじゃない)ここで。
『陰摩羅鬼』読んだときからちょっと気になってたんだけど
最初から榎さんの失明が「一時的」と断定されていることに、というよりその表現にちょっとした不自然さを感じる。

先に『百器』を読んだファンであればそれが一時的であることを知ってるからいたずらに読者の不安感を煽る必要もないんだけど。
最初山形が伯爵に言ったんだったかなあ。普通ああいうふうに「一時的に」と言うかなあ。
榎さんが関口くんに、医者は一時的なものだと言っていたとか言うなら自然なんだけど。
医者がそう診断した理由もわからないけど、それは筋とは関係ないからいいんですが。

もしかしてそれ以前にも同じことがあって、榎さんは一時的であることを自分で知っていて、しかも経験済みだったのであれだけ落ち着いていたのかな、などと思ってしまった。


ただ、そうでなくても榎さんなら落ち着いていそうな気はする(笑)。

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