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榎さんに見えているもの

サイトのTalkでもどこかで書いたと思いますが
榎さんはただ単に他人の視覚的過去が視えるだけの人じゃないんですよね。
その人の本質みたいなものをすぐに見抜いてしまうようなところがあって
そこがまた私にとっては大きな魅力なんだけれども。

姑獲鳥で、久遠寺医院にあった写真、
どちらが涼子でどちらが梗子か、榎さんだけが当てた。
しかも梗子には会う前だった。
といっても姑獲鳥本編にはその答は出てこないわけなんだけれども。
それでも普通に読めば、これは榎さんのほうが正しいんだろうなと読者はなぜか思うわけで。
写真では記憶が視えるわけではないから
涼子に会ったときに見抜いたものがあったのだろう。

変な言い方だけれども、私は榎さんに全幅の信頼を置いてるんだと思います。
そしてそれは姑獲鳥からすでにそうだったんだなと改めて気付いたりして。

だから、ちゃんと榎さんを信頼してる(と思うんだけど)美由紀ちゃんがよけいに好きなのかな、なんて。

穴?

穴と竈馬はクッキーより嫌い、

と、鉄鼠でのたまってたんですね。

穴ってどういうことだ。
じめっとしていて竈馬がいそうだからか。
それとも戦争中に何か?

海軍だからってずっと海の上とは限らなかったんだと思いましたが…。

拍手お礼文2について

「赤毛のアン」、私は大好きなんですよ。
邦訳版が初めて出たのが昭和27年と知って、ただそれだけで無理やりこじつけ(笑)。
なんかもう昭和27、28という年号が特別なものになってしまっています(笑)。


御前様は蟋蟀に夢中。
総一郎さんは亀を拾った。
榎さんは猫、山嵐、ヌートリア。哺乳動物が好きなんですね。


ところで、総一郎さんは拾った亀を自分で飼わず、
御前様が飼ってるのはなぜなんだろう。
吹雪の中の亀(よく生きてたな~)を保護するというより
御前様へのプレゼントだったんだろうか?
どうでもいいですね。はい。

なんでだろう

榎敦に萌えないのは、と、ふと考えてしまった(笑)。

原作で余りにも敦ちゃんが榎さんを異性として意識していないからかな。
でも美由紀だって確実にそんな意識はしてないわけで。

榎さんが敦ちゃんに対して馴れ馴れしすぎて、かえって「友人の妹」の域を出てないことが見て取れるからかな。

それはあるかも。
美由紀に対してのほうが、ちゃんと女の子扱いしてたと思う。

あれ、そういえば原作では美由紀には全然べたべたしてないんだ。
触ってもいないよね。多分。

あ、なんかちょっとまずいな。
全然反対のこと書いた(書こうとしてる)かもしれない~~~。


ま、エノミユに萌える理由の一つは「女学生君」「探偵さん」という呼び合い方がいいってのがあるかもしれない(笑)。

それと、美由紀が榎さんのことを「イカレた麗人」と(心の中で)言いながらも
榎さんの非常識ぶりを非難がましい目で見てないのも大きいかな。
「益山」で統一することにしたっていう辺りが最高に好き。
美由紀自身が非常識なわけではないけれど、
やはり社会に出て、本当は正しいのかどうかわからない世の中の常識というのに縛られてしまっている大人とは見方が違うのかな。
そんなピュアな感じを書けたらいいのになあ…いつか(笑)

さようならと云えるまで5について

前回書きましたが、中禅寺は本当のことをすべて秀美には言わないと思います。
というか、そうあってほしい。
警察も「雫」のことを隠さなければいけないので、小百合の犯罪を立証もできないのでなかったことにして、ご両親も知らないままで、
というのを希望。

せめて、死後にまで罪に問われることがなかったらいい…という私の願いです。
罪は罪じゃないのかとか、たとえ澤井でも殺していいってことにはならないだろうとか
いろいろご意見はあると思いますが。

ただ、私は性犯罪者は一度でも捕まったら去勢したらいいと思ってる人間ではあります…。

ま、そんなわけで、真実を全部知らなかったら宏美のことを思い出すこともあろうと思ったわけです。
身近にいた職業婦人ということで。
でも宏美はきっと二度と秀美の前に顔を出すことはないでしょう。

何も知らずに秀美があんなこと思ってたら可哀想じゃないかという見方もあるんですが…。
やはり私だったら、全部知ったところで少しも気持ちが軽くなることはないだろうと思うのです。